映画「風が強く吹いている」を観て以来、ジョギングを始めて1ヶ月半が過ぎました。
ここ数日は、持久走大会を控えた小学生3人も一緒に走っています。
カルガモの親子よろしく私を先頭に子ども3人、計4人が連なって走っています。
さて、最近は、大会に出場したい気持ちも高まってきまして、家族で相談した結果、来年3月14日に開催される第6回くすのきカントリーマラソンに出場することにしました。
私は、初のフルマラソンに挑戦したいと思います。妻が20キロに。小学生3人が2キロに挑戦することにしました。
末の娘は私の母に見守ってもらって家族全員で参加する予定です。
私も初のフルで、制限時間の5時間をクリアーして完走するのが目標です。初のフルにこの大会を選んだのは何といっても故郷の大会だと言うことです。
また、来春以降は、自分の選挙で何かと忙しくなると思われますので、この時期に挑戦することにしました。
大会まで、約110日前です。この冬、じっくり走り込んで大会を迎えたいと思います。
妻も、久し振りの20キロに、意欲を燃やしています。
ジョギングを始めたときは、2キロを走りきるのが精いっぱいでしたが、最近は少し走る感覚を得ることが出来きます。この調子でフルをがんばりたいと思います。
本日、憲法と暮らしを守る宇部地域共同センター主催で「サヘル・ローズ講演会」を開催しました。参加者は、約100名でした。
彼女は、イラン出身。彼女が4才の時に、空爆が街を襲います。村中で生き残ったのは彼女だけという状況でした。その後彼女は、孤児院に預けられ生活を送ります。
彼女を救出した女性が養母となりました。彼女が8才の時に日本にやってきます。彼女は、養母の彼から虐待を受け、ホームレス生活を送ります。
その後、通っていた小学校の給食調理員の方の努力で、家を見つけ普通の生活に戻ります。
彼女が中学生の時に、強烈ないじめに合います。ある日、彼女が辛い想いで家に帰ると母も暗い部屋の中で泣いていたそうです。
「二人で死のうか」と考えましたが、彼女は、「母のために行きよう」と決心したそうです。
現在は女優になった彼女ですが、将来の夢は、母国に孤児院を作ることです。
憎しみの連鎖を断ち切るためにも自分自身が孤児の癒しになりたいと彼女は語りました。
彼女は講演の中で二度涙を流しました。最初は、養母が迎えに来て孤児院を離れる所です。
当時は、嬉しいばかりだったけれど、孤児院を離れられない子どもたちの気持ちを考えると辛いと涙を流しました。
二回目は、中学校時代のいじめと母が泣いている姿を見た場面でした。自分がいるばかりに母を苦しめのだと思ったと涙を流しました。
彼女は最後に、「人と人とのつながりは、血ではなく、心と心だ」と語りました。
講演の後はサイン会も開かれて、彼女の本が27冊売れました。彼女は1冊1冊丁寧にサインをしていました。
帰りの飛行機までの時間、実行委員の皆で彼女を囲む会を開きました。
その場でも彼女の強さとやさしさを感じました。
彼女は、今、「東京島」という映画を撮っているそうです。来年上映予定のようですが、皆で応援しようと話しました。
彼女の講演会の企画は、私が言いだしっぺで、今日まで不安と期待が交錯していました。
参加者の感想文を読むととても好評のようだったのでひと安心です。
彼女の話は、これからも一人でも多くの方に聞いてほしいと思います。本当にいい講演でした。サヘル・ローズさんに感謝します。
講演をするサヘル・ローズさん
100名の参加者が会場を埋めました
自分の本にサインをするサヘルさん
喫茶店で行った囲む会でのサヘルさん
11月県議会に向けて本日、議会運営委員会が行われました。
今議会の一つの焦点は、給与関係条例の「改正」でしょう。
今日、示された提案では、職員給与を期末・勤勉手当で、人事委員会勧告通り4.5月を4.15月に0.35月引き下げるものです。
これら給与議案は、今月中に結論を出すために、27日の開会日に委員会付託まで行い、30日に採択を行う予定です。
都道府県の人事委員会の勧告の状況を調べてみると、全ての都道府県が、「ボーナス改定」は引き下げですが、全国最低の下げ幅は、鳥取県の0.16月の引き下げです。
山口県の0.35月の引き下げは、長野県の0.70月引き下げに次ぐ高さです。
また、「ボーナス改訂」を引き下げる最大の理由を月給の公民格差を上げています。全国で公民格差が一番大きいのは北海道です。北海道では、公務員の方が民間のより5488円高い状況です。
一方、全国で民間の方が公務員より月給が高い県が、三重県と岡山県と山口県です。山口県は、民間の方が公務員より月給で183円高いという結果です。
月給が民間の方が高いのならなぜ、ボーナスをマイナス改定する必要があるのでしょうか。景気後退の中で公務員のボーナスを下げることが得策でしょうか。
当然、公務員は民間よりも賃金水準などはいい傾向ですが、公務員の給与が下がれば、それが民間の給与を引き下げる要因にもなります。
結局、労働者全体の給与の低さを公務員給与の低さが下支えしているというマイナススパイラルの状況があるのではないでしょうか。
そうなると益々景気後退が続く結果となるのではないでしょうか。
私は、総務政策委員として直接、この給与問題の質疑を行います。多くの県民の皆さんのご意見をお聞かせください。
先日、映画「ゼロの焦点」を観に行った時、映画の予告で、「ゴールデンスランバー」をやっていました。
原作は伊坂幸太郎さん。私は、映画「死神の精度」を観て、彼の原作を読みました。そして、発売されたばかりの「ゴールデンスランバー」を買ったのいいが、そのままでした。
「ゼロの焦点」から帰って、本棚に直行して、今、伊坂幸太郎作「ゴールデンスランバー」を読んでいます。
首相がパレード中殺されるというセンセイショナルなテーマですが、グイグイ読者を引っ張る力はさすがです。
この小説には、国家による個人情報の管理の問題など、現在社会が抱える闇の問題など考えさせるテーマが根底にあることも私の心を掴みました。
モデルは、ケネディ大統領暗殺事件でしょうが、松川事件やども連想させる深さを持った小説です。
映画では、主役を堺雅人が演じます。来年1月30日からロードショー。宇部でも上映があるようなので今からとても楽しみです。
伊坂作品は、「陽気なギャングが地球を回す」「アヒルと鴨のコインロッカー」「死神の制度」「フィッシュストーリー」「重力ピエロ」「フラッシュライフ」そして「ゴールデンスランバー」と続々と映画化されています。
これまでに、「死神の精度」しか観ていませんので、この冬かけて、原作&映画を楽しみたいと思います。
全国の伊坂ファンの皆さん、ご教示をお願いいたします。
本日は、12月議会に向けての日本共産党山口県委員会主催の地方議員会議が行われました。
新年度予算編成に向けての国や県の動きの議論など様々な問題が議論されました。
その一つが、県庁出先機関の再編についてです。
県は、今月になって、出先機関の再編の考え方を明らかにしました。
山口県は、「県庁機構改革の指針」に基づき、出先機関については。平成18年4月に、広域生活圏に1事務所を基本に、町村部の再編が行われました。
市部については、平成22年4月からの統合ということで、この間、経過措置が取られていました。
県の案では、まず、県税事務所は、山口と防府を山口県税事務所に統合するというものです。その上で、納税証明や申請受付窓口のある防府分室を設置する提案です。
健康福祉センターは、山口と防府を山口健康福祉センターに統合するというものです。その上で、地域保健や食品衛生部門のある防府支部を設置する提案です。
土木建築事務所では、山口と防府を防府土木建築事務所に統合するというものです。その上で、維持管理部門のある山口支所を設置する提案です。
また、宇部と美祢を宇部土木建築事務所に統合し、維持管理部門のある美祢支所を設置する提案もあります。
以上の提案を県は、12月議会に上程しようとしています。なぜ、 2月県議会ではなく12月県議会なのか疑問が残ります。
早速、山口市から土木建築事務所統合の問題で意見書が県に提出されたようです。山口市側での業者や県民への行政サービス低下が懸念されます。
県税事務所と健康福祉センターの統合では、防府市側への行政サービスの低下が懸念されます。
それぞれ、事務所がなくなる地域へ分室や支所を残す計画ですが、これで、行政サービスが低下しないとは言えないと思います。
この課題は、風雲急を告げています。来る議会で決まろうとしています。関係地域をはじめ県民の皆さんの意見をお聞かせください。
私は、総務政策委員として来る12月議会でこの問題を大いに議論したいと思っています。
次男の熱はなんとか37度台に下がりました。妻が午前中、私が午後の看病の当番です。
午前中は、私が、映画「ゼロの焦点」を。午後は、妻が、映画「マイケルジャクソン」を観に行きました。
つい先日、映画「笑う警官」を観たばかりなのに、映画館に行くと次の映画が見たくなるものです。
次は、来年上映の山田洋次監督の「おとうと」を観たいと思います。
映画「ゼロの焦点」は、原作が松本清張というのに魅かれて観てしまいました。
映画では、日本初の女性市長候補が登場するなど、原作とは若干違う脚色はありましたが、太いストーリーは原作に忠実です。
鵜原憲一も室田佐知子も過去を消そうともがく人々です。その消したい過去に「戦争」が濃厚に影を落としています。
この辺りを描いているところが松本清張が社会派と呼ばれる所以でしょう。
この映画には、広末涼子、中谷美紀、木村多江という3人の女優が登場します。
私は、中谷美紀の演技に度肝を抜かれました。室田佐知子役そのそもが度肝を抜く存在だといえますが、やはり彼女の演技は、役の大きさに負けない力強いものでした。
彼女は、今後も活躍していく女優だと感じました。
忙中閑有り、映画は本当にいいものですね。この映画は、今年の見納めになると思います。とかなんとか言って、また観に行ってしまったら本ブログで報告します。
日本映画も力作続きです。