議員日誌

最後の忠臣蔵

 毎議会、一般質問が出来上がった頃になると、議会が終わってから観る映画をあれこれ頭に浮かべます。

 自分への褒美の意味もあるのでしょうか。

 11月議会が終わったら観ようと思う映画は、「最後の忠臣蔵」に決めました。

 原作は、池宮彰一郎さんです。NHKで2004年にドラマ化され、その時、食入るように毎回観ていました。

 原作もとても面白く当時読んだことを思い出します。

 忠臣蔵が47士であることは有名ですが、討ち入り後、吉良邸から引き揚げる際、大石内蔵助に、生き延びて戦の生き証人になるように命じられた寺坂吉衛門。

 つまり、47士の内、切腹したのは46人であったのです。

 討ち入り前夜に逐電したと思われていた瀬尾孫左衛門も、実は内蔵助から重大な密命を託されていたのでした。

 他の浪士のように死なず、生きることが、浅野家と内蔵助への忠義だった二人の人生を切々と描いた作品です。

 04年のドラマでは、吉右衛門を上川隆也が演じ、孫左衛門を香川照之が演じました。これもすばらしいキャストでした。

 今回の映画では、吉右衛門を佐藤浩市が、孫左衛門を役所広司が演じます。日本映画を代表する二人の男優の重厚な演技に期待が高まります。

 監督は杉田成道さん。杉田さんは、北の国からシリーズでテレビで活躍した方です。監督作品の中には、問題作「誰も守ってくれない」があります。

 映画「最後の忠臣蔵」を楽しみに、金曜日の一般質問、来週からの委員会審議を乗り切ろうと思います。

 池宮さんの原作を今読み返しています。池宮さんの「四十七人の刺客」「その日の吉良上野介」「忠臣蔵夜咄」など、「忠臣蔵」に関連する本も読みすすめたいと思います。

 池宮ファン、忠臣蔵ファンの皆さん、感想をお聞かせください。

 

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