土曜日のブログで書いた、国道190号線中村方面から沼方面に横断する歩行者信号の押しボタンが障がい者の方が押しにくい問題の続報です。
昨日、要望を出されたOさんの所を時田市議と一緒にお伺いして、現場を歩きました。
特に、沼方面から中村方面に渡る側の押しボタンは介助者ぬきでは押せないことが分かりました。
また、車いすが車道に出てしまいそうになることも分かりました。
原因は、歩道に傾斜があることと、押しボタンの向きに問題があるようでした。
Oさんが押しボタンに挑戦しますが無理でした。
その足で、宇部県土木建築事務所に状況を報告し、本日、宇部署の警察官の方も含めて、対応を協議しました。
本日は、障がい者の福祉をすすめる会の米原会長も同席して協議しました。
その結果、歩道の傾斜の改善と押しボタンの向きの改善が図られることになりました。
詳細については、障がい者の方と協議しながら作業をすすめることになりました。
迅速な関係者の方々の対応に感謝します。
米原会長が立ち会い、改善の方向を協議しました
障がい者の方々にとってバリアは街の中にまだまだ残されていると思います。
一つ一つ改善していきたいと思いますので、皆さんのご要望をお聞かせください。
本日、党県常任委員会で、前衛5月号に掲載された和田武元立命館大学教授の論文「再生可能エネルギー重視政策への転換は可能―脱原子力での地球温暖化危機回避をめざして」を学習しました。
和田氏は「原子力発電もCO²を排出しないが、放射能汚染リスクから逃れられず、日本では巨大地震による苛酷事故の可能性さえ否定できない。資源的にもウランは枯渇性であり、原子力は持続可能なエネルギーではない。プルトニウムを燃料とする高速増殖炉は軽水炉以上に危険性が高く、安全に稼働できる保証はまったくない。」と断言します。
この上で、和田氏は、「再生可能エネルギーは、相対的に安全で持続可能なエネルギー源である。」と結論づけ、日本において、再生可能エネルギー重視のエネルギー政策への転換を訴えています。
和田氏は、デンマークを例に挙げています。デンマークでは、1996年に2030年までにCO²を1990年比で50%削減する目標とエネルギーシナリオを発表しました。
エネルギー庁のニーセン広報担当官の発言を引用しています。
「この削減目標やシナリオは『できるかどうか』ではなく、『必ずやり遂げなければならない』ものと捉えるべき」とニーセン氏は発言しました。
和田氏は、日本では目標だけではなく「目指すべき将来のエネルギーのあり方を国民と共有し、それを実現するための具体的政策を考える基礎となるエネルギーシナリオを描くことが重要」と指摘しています。
次に和田氏は、日本は「太陽光・熱・風力・バイオマス・水力などに加えて地熱や海洋エネルギーなど、あらゆる種類の再生可能エネルギー資源が存在し、シナリオを実現できる資源量がある」ことを明らかにしています。
和田氏は独自に、再生可能エネルギー毎の理論的資源量、技術的利用可能量、2020年導入目標、2050年導入目標を試算しています。
私は世界の流れから、日本でも本気になって再生可能エネルギーのエネルギーシナリオを明確にすべきであると感じました。
同時に山口県としても、持続可能エネルギー導入のビジョンを再構築すべきです。
山口県では、H12年に「山口県新エネルギー導入ビジョン」を策定しています。
H14には「やまぐち森林バイオマスエネルギー・プラン」を策定しています。
これら計画が現在、どのように県政に位置付けられているのでしょうか。
再生可能エネルギーという観点から、再構築し、新しいビジョンを策定し、施策を推進すべきではないかと思います。
早速、この辺りの状況について担当者に説明を求めたいと思います。
皆さん、再生可能エネルギーについてどのようにお考えでしょうか。ご意見をお聞かせください。
長男が昨日で、13歳になりました。
身長は私を抜いて、我が家で一番高くなりました。
私からは、本をプレゼント。彼が好きな本を書店で選びました。
その本は、「視野が広がる233の『驚き』頭にやさしい雑学読本」です。
彼は、我が家一番の物知りです。なんでも良く知っています。
彼の雑学力がアップすることでしょう。
妻からのプレゼントは電子工作キットです。
ロボットプログラミング入門用センサーロボという長い名前のキットを注文しました。
今日、我が家で誕生会をするのですが、料理は彼のリクエストの「とんかつ」です。
みんなで作り、食べました。
恒例の誕生ケーキも手作りです。
13本のローソクが並びました。
一番の友人から昨日「おめでとう」の電話が掛っていました。
友だちを大切にして、しっかり学び、大きく成長してほしいと思います。
入部したばかりの剣道も、その道を極めてほしいと思います。
中学に入学したばかりの彼ですが、早速、中間テストがはじまります。
最初の試練かも知れません。これからも様々な壁に挑戦することになる彼ですが、名前の一字「風」のようにしなやかに越えていってほしいと思います。
風太、13回目の誕生日おめでとう。これからもいまのままに、やさしい人でいて下さい。
本日、障害者(児)の福祉をすすめる会の総会に参加しました。
今回で28回目の総会です。私は大学を卒業してすぐにこの会に入りましたにで、かれこれ20年以上になります。
この会にいくと障がい者の方々の様々な要望を聞くことができます。
一つの要望は、電動車いすの女性からのものです。彼女は、宇部市中村町に住んでおられます。
国道490号線を中村側から沼側に横断する時に、歩行者信号の押しボタンが押しにくいとのことでした。
現地に行ってみると、押しボタンは、高齢者用と歩行者用がありましたが、どちらも地面が傾斜しているところにあるので、車いすが安定しないことが推察出来ます。
障がい者の方ともう一度現地をみて、改善を関係機関に要望したいと思います。
車いすに乗ったままボタンが押しにくいとの要望
もう一つは、障がい者用駐車場に障がい者の方が駐車できないという問題です。
私も最近、スーパーなどに立ち寄った際によく見かける光景です。
最近、障害者マークを付けた車が急増しています。
100円ショップなどで障害者マークが売られ、そのマークを付ける人が多いとのことです。
この問題は、昨年9月県議会で指摘され、県として「パーキングパーミット制度」について「今後、課題を整理の上、その導入に向けて検討を始めたい」と答えています。
県が音頭を取り、障がい者用駐車場に障がい者の方々が利用できるような環境が一日も早く訪れるように、私も県に早期導入を要望したいと思います。
さて、午後は、実家に帰り、田の草刈りをしました。
田に水を入れる前には畔の草はしっかり刈らなくてはなりません。
田植え前の重要な作業です。約2時間がんばりました。
一番大きな田の畔は奇麗になりました。
草刈り前の畔です。
草を刈って奇麗になりました。
日本共産党中国ブロックジムショ主催「農業シンポジウムIN岡山」開催
水準低い戸別所得補償制度
日本共産党から紙参院議員が発言
四月二十九日、日本共産党中国ブロック事務所主催の「農業シンポジウムIN岡山」が行われ、中国地方各地から約三〇〇人の住民が参加しました。
四人のパネラーが発言しました。まず、農業団体の立場から山本JA岡山中央会農業振興部長が発言。山本さんは、民主党が新年度から実施しようとしている戸別所得補償制度について「中山間地域を多く抱える中国地方の農業では水準が低すぎる」と語りました。 次に、生産者の立場から認定農業法人を運営している岡崎さんが発言。岡崎さんは、障がい者の就労の場を確保し、一緒に農業を行っていることを語りました。次に、消費者の立場から生協ひろしま専務理事の横山さんが発言。横山さんは、生協として農業法人を立ち上げるために準備を進めている様子を話しました。最後は、日本共産党参議院議員・党農漁民局長の紙さんが発言。紙さんは、「低すぎる所得補償では展望が開けない」という党の政策を話しました。
右端が紙智子党農漁民局長・参院議員
3月議会報告シリーズ④
上関原発津波対策は大丈夫か
藤本県議は、党の吉井衆議院議員が、〇六年国会で、原発の津波対策について「五メートルの津波の引き潮により、日本の原発の約八割に当たる四十三基で冷却水が取水できなくなる」と質問したことを取り上げました。
中電が提出した上関原発の原子炉設置許可申請書では、津波による水位変動の最高をT.P.+4.6mとし、最低を-2.4mとし、「津波により水位が低下した場合でも、原子炉補機冷却系に必要な取水が確保できる設計」としています。
藤本県議は、「中電が示した津波の水位変動が妥当なのか、冷却水の取水に影響はないのかを県が設置した原子力安全顧問の意見を聞き、必要な対応を行うべきだ」と質しました。
佐本商工労働部長は「今後、原子力安全顧問の専門的・技術的なご助言をいただきながら、国の対応状況をしっかりと検証してまいりたい」と答えました。
映画「嗚呼満蒙開拓団」に190人
八日、映画「嗚呼満蒙開拓団」の上映会が宇部市シルバーふれあいセンターで行われ一九〇人が視聴しました。
「国の政治のやり方一つで多くの国民は無駄な死を迎えたのだと思いと非常に残念です。」との感想が寄せられました。政府は、棄民の事実を認め、関係者へ謝罪すべきです。
映画上映を待つ参加者(2時からの上映前)
一気
連休に家族で西日本最高峰の愛媛県・石鎚山に登りました▼朝八時半、土小屋を出発しました。 成就社方面からの合流地点までは割合平坦でしたが、そこから一気に急斜面です。 鎖場が三ヶ所あります。鎖場を通らないコースもありますが、五歳の娘も挑戦するといいますので、私も挑戦するしかありません。一・二番目の鎖場は難なくクリアーしましたが、三番目では少し足が滑り、ひやっとしました▼一〇時半に家族6人全員が石鎚神社のある山頂に到着しました。私と長男・次男はスケッチを、妻と三男・長女は、更なる高場の天狗岳(標高一九八二メートル)に向いました。末の娘は、笑顔で帰ってきましが、経験された方はご存知でしょうが、中々の難所です。みんな元気で下山出来たことに感謝しています▼ 石鎚山に貰ったパワーで六月議会に参議院選挙にダッシュです。
本日、総務政策委員会の県内視察が行われ、国体施設の建設現場を訪ねました。
まず、山口きらら博記念公園の水泳プールに行きました。
ここでは、国体の競泳・水泳・シンクロが行われます。
飛込は、広島市で開催されます。ですから、飛込関係の施設は、このプールには建設されませんでした。
そうは言っても総事業費が70億円という巨費が投じられる立派な施設です。現在70%の進捗でした。
1212席の固定席に国体のために788席の仮設席が設置されるとの説明でした。
70億円の中に、仮設席は入っておらず、今後、山口市が積算し、県も補助して設置されるとのことでした。
仮設席の設置コストがいくらか今日の時点では分かりませんでしたが、国体だけのために仮設席が必要なのでしょうか。
過去の国体のプールの観客席の設置個数はどれ程だったのか、県担当者に調査を依頼しました。
2階から水泳プールを見た様子です。
次に、維新百年記念公園陸上競技場を視察しました。
国体はこの施設で、開閉会式と陸上競技が行われます。
総事業費は、91億円です。内訳は、補助競技場が11億円、主競技場が80億円です。
これまでに補助競技場は完成し、主競技場が70%の進捗でした。
私も簡素な施設にと議会で指摘してきましたが、現場に立ってみて巨大な施設であることを痛感しました。
J1の試合が開催出来る施設だということも巨大になった要因のようです。
固定席は、15050、芝生席は4950、合計2万名の集客が可能な施設です。
開会式には、選手、監督、式典演者、ボランティア、観覧者等約3万2千人がこの施設に集うということです。
交通はどうすうのかと質問したら、県担当者は、「シャトルバスでの移動を考えている」との説明でした。
この施設の駐車場は固定155台、臨時111台しかないようです。周辺の駐車場入れても1000台程度しかスペースはありません。
この観覧席を埋めるような観客が来るような企画を行うときには、十分な交通対策を講じる必要があることを現場で感じました。
同時に、これほどの観客席が山口県に必要なのだろかとの疑問も持ちました。
グランド内からメインスタンドを見た様子です。
この二つの施設だけで、総事業費が、161億円です。
山口市に県立体育施設が集中しすぎているのではないか。
巨大な施設であり、県民の利用料が高くなるのではないか。
今後、これほどの観客席が必要な行事が誘致できるのか。
などなどの疑問を本日の視察で感じました。
簡素で効率的な山口国体にしていくための更なる努力の必要を痛感しました。
皆さんは、水泳プールや陸上競技場の新設についてどのようにお考えでしょうか。
ご意見をお聞かせください。