党県委員会大震災第二次救援隊が岩手県宮古市で活動
「自分の家が欲しい」と被災者
藤本・木佐木県議らが参加
日本共産党山口県委員会「東日本大震災第二次被災者救援隊」として、藤本県議・木佐木県議・吉田県議団事務局長が岩手県宮古市で十一日、十二日、ボランティア活動を行いました。
十一日は、避難所から仮設住宅に引っ越した被災者を訪ね、行政への要望や困り事を聞き、必要なものがあれば届ける仕事でした。藤本県議らは、宮古市役所に近い愛宕小学校に建てられた仮設住宅四十五戸の全戸を訪ねて回りました。「日本共産党のボランティアです。要望や困り事はありませんか。必要な物資があれば、お届けもします」と一軒一軒、声をかけて回りました。 四人の方から、食器やナベなどの要望が寄せられました。それ以外でも、「ないものと言えば、全部が足りない。家が欲しい。早く仮設を出て、自分が住める家が欲しい。」、「経営していたラーメン屋が全部、流されてしまった。義援金をもらったが、生活に不可欠な中古車と古いタイヤを交換したら、全部、なくなった。」、というお話しを伺うことができました。
愛宕小学校仮設住宅へ聞きとりに入る救援隊
県腎友会総会で藤本県議が挨拶
五日、山口県腎友会第十二回定期大会が山口市で行われ、藤本県議が来賓として参加し挨拶を行いました。藤本県議は、「腎友会の皆さんが、取り組んでいる『福祉医療費助成制度を無料にする』運動に心から賛同しています」と挨拶しました。
山口県腎友会第12回定期大会の様子
中川改修促進協議会に藤本県議参加
城野団地の水路は今年度改修見込み
五月三十日、「平成二十三年度中川広域基幹河川改修事業促進協議会総会」に藤本県議は、顧問として参加しました。
中川は、宇部市の厚南地域を流れる延長約五キロの基幹河川です。厚南地域は、江戸時代から干拓によって開けた土地で、浸水被害が相次いでいました。 浸水解消のために、昭和五十四年から中川の拡幅と浚渫工事が行われてきました。現在、三、九キロのⅠ期区間の工事が行われ、これまでに、約一九五億円の事業費が費やされ、今年度でほぼ工事が完了します。
今年度は、二億五千万円の予算で、藤本県議も改修を要望していた城野団地への水路改修が行われます。また、県道宇部船木線の中川橋の架け替えのため、仮橋の設置工事が行われます。来年度以降は、約一キロのⅡ期工事が行われます。また、河口付近に三台目のポンプ場も設置される見込みです。来年度以降の事業費は七三億の見込みです。
一気
岩手県での災害ボランティアは、私の人生に大きなインパクトを与えました▼宮古市鍬ケ崎地区は、丈夫そうな郵便局や銀行、店舗なども大きく破壊されています。大きな水産加工場や冷凍冷蔵施設も骨組みを残すのみです。宮古市田老地区は、「万里の長城」のような堤防で、守られていたはずの地域です。大津波は、易々と堤防を越え、何もかもを押し流していました▼宮古市から国道四十五号線を、山田町、大槌町、釜石市へと南下しました。海岸の低地部はことごとく破壊されていました。印象的だったのは、町長が亡くなられたという大槌町です。町役場の建物には、多くの花がたむけられていました。町役場周辺は、見渡す限りの瓦礫で埋め尽くされていました▼震災から丁度三ヶ月目に訪ねた岩手県。まさに復興はこれからでした。震災が国難であることを実感しました。
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