先日、NHKラジオを移動中の車で聴いていました。
それは、自己尊重プラクティス協会の手塚千砂子代表理事のインタビュー番組です。
内容は、「自分をほめましょう」「それを日記にしましょう」というものです。
手塚先生は、それを「ほめ日記」と呼んで普及されています。
その後、手塚先生の本を購入して読んでみました。
「脳が『ほめ言葉』を刺激として受けとると、脳内ホルモンの量が増えてきて、気持ちが安定し心が元気になり、逆にネガティブな思考は出にくくなるそうです」とあります。
「実際に『ほめ日記』を実践した多くの方から『失敗しても、すぐ立ち直れるようになった」「毎日が楽しくなった」「子どもをしかることが減った」など効果報告があることから『ほめ言葉』が脳に与えるパワーのすごさをあらためて実感しています」ともあります。
私は、年を取るにつれ、自分自身が落ち込むことは少なくなりました。
しかし、忙しくてイライラすることはあるし、子どもをしかることもあります。
心穏やかに日々を送りたいと思い、ここ数日、「ほめ日記」を実践しています。
私は、月日が書いていない、一日一枚の小さな手帳を持ち歩いています。
数年前から、この手帳に、その日実際に行動したことなどを記入するようにしています。
この手帳の片隅に、「ほめ日記」を一行書くようにしています。
ある日は、「休むこともあるけど、ジョギングを約半年続けたことはえらい」と書きました。
まだ、ほんの数日ですが、少し、心に余裕が出来、イライラや子どもをしかることが少なくなったような気がします。
もう少し続けていこうと思います。
競争社会が激化して、子どもたちに自己肯定感が欠如していると数年前から言われています。子どもたちにとっても「ほめ日記」はいいのではないでしょうか。
大人もストレスの多い時代です。それを乗り切るために、大人にとっても「ほめ日記」はいいのではないでしょうか。
みんなが「ほめ日記」をすれば、社会は、少し穏やかになれるような気がします。
とにかく、穏やかな毎日を送るために、「ほめ日記」を続けてみたいと思います。
「ほめ日記」の先輩のみなさん、経験をお教え下さい。
今日は、高校の卒業式が行われ、私は、議長代理で、宇部中央高校の卒業式に参加しました。
卒業式の次第は、どこも同じですが、やはり、送辞、答辞には落涙します。
閉会の辞で卒業式が終わってから、各校の特徴が出てきます。
宇部中央高校では、先生方のコーラスが恒例になっているそうです。
そして、本当の最後に卒業生が歌を歌いました。
それを指揮する生徒が、「先生方、保護者の方ありがとうございました」を言おうと声を詰まらせます。
とても感動的な卒業式でした。
県議になって13年。最初に高校の卒業式に出席したのは、34才。子どもも小さく、自分の高校時代と卒業する生徒の姿を重ねていたかも知れません。
時を経て、最近は、卒業する子どもたちは、まさに、自分の子どもたちの世代となり、只々、親のような気持ちで卒業式に参列しています。
宇部中央高校を卒業した205名の子どもたち、そして、今日、山口県内で卒業式を迎えた子どもたちの将来に幸多きことを願うばかりです。
涙涙の卒業式でした。
知人が犬の里親を探しています。
雑種の犬、6才のメスのミルちゃんです。
避妊手術はすんでいて正格は人懐っこいそうです。
里親になっていただける方は、ブログのトップページの問い合わせのコーナーよりご連絡下さい。
6才のミルちゃんです。里親を探しています。
今日から2月県議会がはじまりました。
二井知事は、議案説明の冒頭、在沖縄海兵隊の岩国基地への移転問題が浮上した事に対し、外務大臣と防衛大臣に、「岩国移転について断固反対であるとの意見と愛宕山開発用地の国への売却の『留保』を伝えた」と報告しました。
その上で、二井知事は、「今後の日米協議の動向や政府の対応等を見極めながら、岩国市とも協議した上で、愛宕山開発用地の処分も含め、適切に対処していきたい」と述べました。
また、二井知事は、「未来へつなぐ山口県の基盤がしっかりと築かれつつあることにより、私に課せられた使命と次代への責任を果たすことができたのではないかと考え、今期をもって知事の職を辞することを決意した」と述べました。
二井知事には、残る任期、取り分け、在沖縄海兵隊の岩国移駐への対応については、慎重には慎重を期し、拙速な対応がないよう望みます。
さあ、予算議会が始まりました。今朝から一般質問の原稿書きを始めました。
原稿を書いていると自分の中で問題がクリアになってきます。今週中に少しでも多く書き進めて、第一稿を完成させたいと思います。
県政に対する皆さんの様々なご意見を引き続きお寄せ下さい。
今日、中国新聞が和木のヘリポート整備計画について「住民『騒音や安全不安』」と報道しました。
県は、和木町の県住宅供給公社が造成した蜂ヶ峰団地に、災害時のヘリのフォワードベース(前進基地)を整備しようとしています。
総事業費は約10億円。今年度2月補正予算で用地取得し、来年度、測量設計、敷地造成、倉庫建築を行う計画で、新年度の「当初予算案の概要」にも明記されています。
中国新聞には、「県は年が明けた1月29日、2月19日の2回、団地住民を対象に説明会を開いた。だが、住民の多くは納得していない。」と報道しています。
私は、あまりにも性急なこの計画について、先の11月県議会において次のように指摘しました。
「知事は、建設理由を11月1日に大規模災害対策検討委員会から提言をいただいたからだとしています。わずか2週間後の17日に、国へ防災ヘリポートの建設へ補助してほしいと要望し、さらに、来年2月県議会では用地買取りの補正予算を出すことも明らかにされています。私は、このことこそ、基地の負担強化を公社赤字解消の材料にした典型だと考えています。このような施設は全国に例があるのですか。地元町や住民にはいつ説明をしたのですか。議会にも明確な資料を示さないまま、この計画を進めることは認められません。」
私の質問に平尾総務部長が次のように答えました。一部掲載します。
「(大規模災害対策検討委員会の)提言を受け、早急に整備を進めるため、『防衛施設周辺民生安定施設整備事業』における補助採択を想定して、政府要望を行ったところです。政府要望に当たりましては、県議会議員の皆様には11月14日の記者会見にあわせて情報提供するとともに、地元和木町にも伝えたところであり、それを受けて和木町から地元周辺自治会へ速やかに説明が行われたものと聞いております。」
改めて、平尾部長の答弁を読んでみて、計画を立案する段階で、地域住民に十分な説明がされていなかったことが分かりました。
結局、県が住民に説明したのは、1月末が最初だったのです。
この計画は、あまりにも性急であり、「基地の負担強化を公社赤字解消の材料にした典型」の疑問が解消しません。
県立施設は、県民の福祉向上のためのものです。
県民が納得できない施設を県がごり押しすべきではありません。
この問題について県民の皆さんのご意見をお聞かせ下さい。
新聞の広告の「『ダ・ヴィンチ・コード』を超える面白さ。人類の罪と罰を抉る超弩級ミステリ」のうたい文句に魅かれ、久坂部羊著「第五番」を読んでいます。
554ページの本で、残り100ページです。色々な伏線が最終的にどうなるか。これからです。
エボラ出血熱(1967年ドイツ)、エイズ(1981年アメリカ)、狂牛病(1993年イギリス)、SARS(2002年中国)に次ぐ、つくられた第五番『悪魔の疫病』=「新型アポジカ肉腫」が日本を襲います。
WHOの関連組織「メディカーサ」が、その第五の疫病を日本に持ち込みます。
小説の中で、「第六」は、「豚インフルエンザ」だったとあります。
WHOがパンデミック宣言を出したために、ワクチン製造会社が大儲けをした。それは、WHOの専門家が製薬会社から資金提供を受けていたからだとあります。
「豚インフルエンザ」の時、私は、県議会厚生委員会委員でした。「タミフル」などをどれだけ備蓄するのか、緊張感を持って議論していたことを思い出します。
作者は、医師。医師ならでは、筆致は見事です。
医学的用語は難解ですが、全体のストーリーは、サクサクと読め、とても平易です。
この作品の映像化を望みます。久坂部羊作品に注目していきたいと思います。
久坂部羊ファンの皆さん、お薦めの作品を紹介して下さい。