西加奈子さん原作で、廣木隆一さんが監督した映画「きいろいゾウ」をレンタルDVDで観ました。
最近は、アクションが多いか、舞台展開が多い映画が多いのですが、「きいろいゾウ」はゆったりした流れの中で物語が展開していきました。
主人公のムコを向井理さんが、ツマを宮崎あおいさんが好演していました。
地方に住むムコさんとツマさんでしたが、ムコさんが突然、東京に。
それでも地方で豊な暮らしを送る人々を暖かく描く視線に好意を抱く作品でした。
スピード社会の中で、心の機微を丁寧に描く映画に好感を持ちました。
西加奈子さん原作の映画では「円卓」があります。
劇場では見逃しましたが、DVDレンタルでチェックしたいと思います。
解散総選挙が間近との報道が強まってきました。
このような中、今日、山口市の井筒屋前で、日本共産党衆議院比例中国ブロック候補・大平よしのぶさんが街頭宣伝を行いました。
私も応援演説を行いました。
マイクを持つ私。その奥が大平中国比例候補
大平よしのぶさんの街頭宣伝には、県議候補4名が勢ぞろいしました。
大平よしのぶさんは、党広島県常任委員の36歳。
広島市生まれ広島市育ちで、小学校5年生の男の子のお父さんでもあります。
広島大学教育学部を卒業したのち、民青同盟中央委員会に勤務し中央常任委員を務めました。
新進気鋭の大平さんを11年ぶりに中国ブロックから国会に送るために私も力を尽くしたいと思います。
国会解散目前の状況です。皆さんのご意見をお聞かせ下さい。
都道府県議長会の学習会に出席のために上京した際に、西加奈子さんの最新著「サラバ!」を購入しました。帰りの新幹線で、上巻の半分くらいまでを読み、今、上巻をほぼ読み終わるところです。
西加奈子さんは、気になる作家さんの一人でしたが、これまで読む機会がありませんでした。
今回、初めて西さんのナチュラルでいて、しっかりしたメッセージのある文章に触れて、一気に虜になりました。
「サラバ!」は主人公の歩が1977年、イランで生まれるところから始まります。上巻の最後で高校生にまで成長します。
家族を取り巻く激動の環境変化の中で、歩がどう成長していくのかがじっく描かれています。
大学時代によく読んでいた灰谷健次郎さんの作風に通じるような人間の見方が西さんにあることを感じました。
下巻を通じて歩はどのような大人になるのか、何より歩の姉はどのような変化をとげるのか大いに楽しみです。
この本は、自分の人生を振り返ることができると同時に、自分の家族への思いも深まる作品です。
この本は、JR有楽町駅周辺の三省堂書店で購入しましたが、西さんのサインが入っているものです。山口県ではこのような機会はあまりありません。この辺りも西さんとの運命的な出会いを感じます。
西さんの作品では、「きいろいゾウ」や「円卓」が映画化されています。これら作品にも触れていこうと思います。
この本は、西さんの作家生活10周年記念作品と位置づけられています。
これから年末年始にかけて、これまでに刊行されている西さんの作品に一つでも多く触れていきたいと思います。
西さんのファンの方も多いと思います。新参者の私に、おすすめの本をお教え下さい。
読書は人生を豊かにしてくれますね。西さんいい作品をありがとうございます。
東京出張の行き帰りの新幹線の中で、湊かなえ著「Nのために」を読了しました。
湊さん原作の映画「白ゆき姫殺人事件」を観て、湊さん原作のドラマ「Nのために」の第4話を観ました。
その直後の出張だったので、原作を読んだ次第です。
湊さんの作品では映画になった「告白」を読みました。
更に映画になった「冬のカナリアたち」も読みました。
ドラマになった「夜行観覧車」も読みました。
そう言えば、湊さんの作品は結構読んでいます。
湊さんは今や、作品が映像化される屈指の作家となりました。
高層マンションの一室で野口夫婦の変死体が発見されます。
なぜ夫婦は死んだのか。
キーワードが「Nのために」です。
現場に居合わせた20代の4人の青年の過去と現在が物語を彩ります。
4人の青年と野口夫妻との接点の描写が物語に惹きつけられます。
ドラマでは、三浦友和さん演じる元刑事高野が事件の真相を探る設定となっています。
5話以降はしっかりチェックしていきたいと思います。
湊さんの作品をこれからもしっかりチェックしたいと思います。
湊ファンの皆さん、お勧めの作品をお教え下さい。
本日、日本共産党山口県地方議員会議を山口県委員会事務所で開きました。
私が、自治体部長となって初めての会議となりました。
医療・介護総合確保推進法の問題点について学習しました。
医療の問題については、医療生協健文会宇部協立病院深谷事務長から報告を受けました。
現在、130万の病床がありますが、2025年には163万床にまで増えると厚生労働省が予測しています。
厚生労働省は、一般病床への再編と在宅医療・介護へのシフトで、2025年131万床にしようとしています。
つまり、将来増える32万床を削減する計画です。
今年度から病床機能報告制度がスタートしました。山口県でも地域医療ビジョンが策定され、病床の調整が必要な場合は、医療機関同士の協議会が開かれることになります。
最終的には、県が医療機関に調整を要請することも可能です。
深谷事務長は「退院先も整わないまま、機械的に病床を削減することになりかねない」と厚生労働省の示す方向性を批判しました。
その上で、「住み慣れた地域で、公的な責任による医療・介護・福祉が切れ目なく提供される制度づくり」の必要性を強調しました。
介護問題は、医療生協健文会虹の訪問看護ステーションの佐々木所長から報告を受けました。
佐々木所長は、医療・介護総合確保推進法の下で、3つの介護難民が発生すると報告しました。
第一の介護難民は、介護職員の不足です。厚生労働省は、介護福祉士養成校の定員に対する入学者の割合を2013年は54%だと発表しています。
全産業平均より月9万円低い介護職員の給与を引き上げないと、2025年に今より100万人の介護職員を増やすことなど不可能だと佐々木所長は指摘しました。
第二の介護難民は、要支援者から訪問介護、通所介護を介護保険から外す問題です。
医療生協健文会のヘルパーステーション利用者の約4割が要支援者です。この方々を介護サービスから外すことは事業者の経営を圧迫することに直結すると佐々木所長は指摘しました。
第三は、特別養護老人ホームの入所を原則要介護3以上に限定することです。
佐々木所長は、「特別養護老人ホームに要介護3でも入所できない状況が今でも広がっている。有料老人ホームは平均入居料15.4万円、サービス付き高齢者住宅は、平均入居料が12.7万円。低所得者でも安心して利用できる『終の棲家』がなくなりつつある」と話ました。
佐々木所長は、「利用料を上げたり、利用できる人を限定するとまた悲惨な在宅介護が増えてくるのではないか。誰でもお金の心配することなく、安心して安全に住み続けられる地域にしていかなければならない」と語りました。
医療・介護の現場で深刻な状況が広がっていることが分かりました。
今日学んだことを県議会に反映したいと思います。
医療・介護に関する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。
本日、全国都道府県議長会主催で、都道府県議会議員研修交流大会が東京都内で行われます。
東京大学名誉教授の神野直彦さんによる「地方自治体の将来展望と都道府県議会の役割」と題する基調講演を聞き、「行政チェック機能の強化」と題する第三分科会に参加します。
日帰り出張ですが、内容は後日報告したいと思います。
それでは新幹線経由で今から出発します。