藤本かずのりサポーターズ はじめました

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マハトマ・ガンディー

 大月書店から児童書としてシリーズ「非暴力の人物伝」が刊行されました。

 日本ペンクラブ会長の吉岡忍さんが、「刊行によせて」でこう書いています。

 「人間の歴史をふり返ってみると、大きな武力や権力、あるいはお金の力を持った国や集団が領土や資源をもとめて戦争をはじめたり、他国の他の集団から利益をしぼり取ったり、文化や宗教や性別のちがいを理由に差別したり、ということが少なくありませんでした。もしきみたちが、そんな時代に生きていたら、と考えてみてください。戦争で攻め込まれたり、持っているものをうばわれたり、差別されたりする側にいたとすれば、その力こぶや腕力でたちむかえますか。でも、そういう時代を生き抜いてきた人たちがいます。この人たちは、自分のなかにある力を、腕力や暴力ではなく、知識や知恵としてたくわえ、信念や信条として語り、やさしさや友情や愛や、ときにはユーモアとして広めていきました。この行動は時代をこえ、国境をこえて広がっていきました。こうした非暴力の活動こそが、理不尽な支配を終わらせ、人びとの心にしみついた、にくしみや偏見をときほぐし、ことばによっておたがいを説得し、理解しあう民主主義への道を一歩一歩ふみかためてきたのでした。非暴力-それは世界を大きく変えた力でした。いったいそれはどんな力なのか、どういう人たちが切り開いてきたのでしょうか。」

 このシリーズでは、マハトマ・ガンディー、阿波根昌鴻、チャップリン、ハブロ・ピカソ、田中正造、ワンガリ・マータイ、キング牧師、ネルソン・マンデラ、平塚らいてう、萱野茂が取り上げられています。

 刊行は来春まで続きますが、今から楽しみです。

 ガンディーは、イギリスからインドの独立を「非暴力と不服従」で実現した人物です。

 アムリットサルイギリス兵によるインド人への大虐殺が行われた時、ガンディーは「仲間や身内を殺されて、開いてをやつざきにしてやりたいという気持ちはわかります。しかし、敵をゆるすことは、敵を罰するより、ずっと気高い行為だということを、どうか忘れないでおしい」

 ガンディーは「力は、腕力からではなく、不屈の意思から生まれます」と述べています。

 ガンディーは、第二次世界大戦がはじまり、1942年、「すべての日本人に」と題する文書をインドの新聞に寄稿しました。

 「わたしは、あなたがた日本人が中国に加えている攻撃を極度にきらっていることを、はっきり申し上げておかなければなりません。」

 1945年8月6日のアメリカによる広島への原爆投下のニュースに対し、ガンディーは次のように言いました。

 「原子爆弾という恐怖の存在によって、世界に非暴力を実現させることはできません」

 核兵器禁止条約は、核で他国を威嚇する行為も禁止しています。

 そして、朝鮮半島で始まっている非核化の流れを世界に広げるべきです。

 ガンディー1948年1月30日に暗殺されましたが、ガンディーが生きていたら、核兵器禁止条約を評価し、朝鮮半島の非核化の流れを評価したでしょう。

 そして、ガンディーが今、「すべての日本人への手紙」を書いたならば、「唯一の被爆国政府として核兵器禁止条約にサインする」よう書いたでしょう。また、「朝鮮半島の非核化の流れを加速するために役割を発揮する」よう書いたでしょう。

 更に、北朝鮮の脅威に対抗するとして、新たにミサイル基地を日本に二か所設置することについては、「やめるよう」書いたでしょう。

 「非暴力」とは素晴らしい概念だと思います。

 これからも、この言葉を大切にしながら、本シリーズに登場する人々から学んでいきたいと思います。

 そして、ガンディーからも学んでいきたいと思います。

 

Jimmy

 明石家さんまさん原作の「Jimmy」を読んでいます。

 後にジミー大西となる大西秀明さんは、小学校低学年まで一言も言葉を話しませんでした。

 子どもの頃からいじめられてばかりの大西少年でした。

 高校卒業後、吉本興業に入った大西青年でしたが、ミスばかりの日々が続きます。

 ある日、吉本の重役が、明石家さんまさんに、大西青年を吉本新喜劇に出演させたいと伝えます。

 さんまさんは、「やめといた方がええ」とアドバイスしますが、大西青年の新喜劇出演が決まります。

 やっぱり、大西青年は、舞台の上で大失敗。

 吉本の重役は、大西青年に「お前はクビだ」と怒鳴ります。

 さんまさんは、「そもそもあいつ出せと言うたん誰や?」と重役に切り返し「俺も吉本辞めたる」と言い返します。

 その騒動をきっかえにして、大西青年は、ジミー大西として明石家さんまさんの付き人になります。

 大西青年が吉本新喜劇で重大なミスを冒した時、明石家さんまさんは、大西青年にこのような声をかけます。

 「今までの自分、笑い飛ばしてみ。そうしたらな、お前いじめてきた奴とか、からかってきた奴とか、全部見返えせんで!」

 「笑えんことなんてな、この世にいくらでもあんねん!けどな、それ全部おもr

最後の夜汽車

 先日、NHKラジオでMisiaの番組を放映していました。

 ゲストは明石家さんまさんと甲斐よしひろさん。

 現在、明石家さんま企画・プロデュースでドラマ「Jimmy~アホみたいなホンマな話~」がネット配信されています。

 その主題歌が甲斐バンドの「最後の夜汽車」。「最後の夜汽車」をMisiaさんが歌っているそうです。

 番組内では、甲斐よしひろさんとMisiaさんが二人で歌いました。

 Misiaさんの伸びる声と懐かしい甲斐さんの声が混じりあって、まさに鳥肌がたつほどの歌声でした。

 そして、今、甲斐バンドの1979年に行われた武道館ライブのアルバムをレンタルしてきて聴いています。

 私は、高校時代、文化祭に向けてバンドを組んでいて、ボーカルを担当していました。

 2年生と3年生の時に、文化祭で歌いましたが、甲斐バンドの「翼あるもの」を3年生の時に歌いました。

 その他、「安奈」「ポップコーンをほおばって」「HERO」そして「最後の夜汽車」どれも、私を10代後半の自分に連れていってくれる曲ばかりです。

 甲斐よしひろさんもバリバリ活動されているようで、これからも応援していきたいと思います。

 Misiaさんは素晴らしいボーカルであることは知っていましたが、真剣に楽曲を聴いたのは今回が初めてです。

 感動しました。これからも注目していきたいと思います。

 「最後の夜汽車」は、シングルカットされていないアルバムの中の1曲だったのですが、明石家さんまさんが、「この曲はいい」と広めて、あちこちでかかったそうです。

 「白い月あかりの そお裏側で 僕はゆがんだ 顔を洗った 白い月あかりの その裏側で 涙のかけらを 洗い落とした」

 明石家さんまさんの人生は、ジェットコースターのようなものだったと推察します。

 さんまさんのそのような人生の中で、「ゆがんだ顔を洗った」「涙のかけらを洗い落した」夜があったなんて想像できませんが、私は、さんまさんはこの部分の歌詞に共感したのではないかと推察しています。

 歌詞は、甲斐よしひろさん、甲斐バンドのヒット曲の歌詞は、ほとんどが甲斐よしひろさんの歌詞だったことを知りました。

 作詞家としての甲斐さんは、素晴らしいと感じました。

 さて、今、原作・明石家さんま「Jimmy」を読んでいます。

 ジミー大西と明石家さんまとの関係が見事に描かれた作品です。

 同時に、1980年代の時代が見事に描かれた作品でもあります。

 80年代は、私の高校生から大学生の辺りの時代です。

 まさに、私の青春時代がこの作品で描かれています。

 「Jimmy」についての話は次回以降のブログで書いていきます。

 甲斐バンド、そして、「最後の夜汽車」に関する皆さんの思い出をお聞かせ下さい。

防衛省PAC3撤収

 昨日のしんぶん赤旗日刊紙は「防衛省は、7月30日、北朝鮮による弾道ミサイル発射の可能性が低下したとして、北海道と広島、島根、愛媛、高知各県に展開している航空自衛隊の地上配備型迎撃ミサイルパトリオット(PAC3)を撤収し、東京・市谷の防衛省にあるPAC3も所属施設に移動しました。南北、米朝首脳会談の相次ぐ実現など北朝鮮情勢の激変を受けての判断です。一方、防衛省は本体導入経費だけで1基1340億円もする陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」(陸上イージス)を2基配備する方針。陸上イージスの配備方針は、北朝鮮情勢の変化に対応したイージス艦の展開解除やPAC3の撤収とも大きく矛盾する巨額の無駄使いでありその是非が厳しく問われます。PAC3は、北朝鮮が昨年8月に米領グアム島周辺へのミサイル発射計画を公表した際、上空通過の可能性がある4件の駐屯地に展開され、同8、9両月には北海道の上空を北朝鮮ミサイルが通過したとして、函館市にも配備されていました。同省は情勢に変化があればPAC3を再配備するとしており、2016年8月以降発動中の破壊措置命令も維持しています。日本のミサイル防衛は、海上自衛隊のイージス艦搭載のミサイルで迎撃し、失敗した場合はPAC3で撃ち落とすというもの。しかしイージス艦の日本海での常時展開は6月末に解除されていり、日本上空を大気圏外で痛快する弾道ミサイルには届かないPAC3の配備は事実上意味のないものとなってしまいました。」と報じました。

 防衛省は、先月、萩市・阿武町で行った第二回の説明会で、イージス艦4隻を8隻に、パトリオットミサイルを17個から28個に増やす。その上で「我が国全土を24時間365日、切れ目なく防護するため」に陸上イージスの導入が必要。陸上イージスの導入で「弾道ミサイル攻撃を断念させる抑止力が大きく向上」すると説明しました。

 しかし、防衛省は、今年6月末、イージス艦の常時展開を解除し、この程、パトリオットミサイルの撤収を行ったのです。

 これでは、現在計画されている、イージス艦やパトリオットミサイルを増やすことも大いに議論が求められる状況です。

 その上、陸上イージスを配備する必要性が本当にあるのか再検討すべきであることは当然です。

 朝鮮半島で北朝鮮に「弾道ミサイル攻撃を断念させる」平和的交渉が開始されています。

 日本政府は、陸上イージスよりも、朝鮮半島で始まった平和のプロセスを前に進めるために役割を発揮すべき時です。

 防衛省は、イージス艦の常時展開を解除した上、この程、パトリオットミサイルの撤収を始めました。

 皆さんは本当に陸上イージスが必要だとお考えですか。ご意見をお聞かせ下さい。

宇部井筒屋12月末閉店

 今朝の毎日新聞朝刊は、山口版で宇部井筒屋が12月末で閉店するとの方針が発表されたことに対し「北九州市の地場大手百貨店の井筒屋が、宇部市の「宇部井筒屋」を含む九州・山口の主要3店舗の閉店を発表した31日、地元商店関係者や市民からは驚きの声が上がった。宇部井筒屋と隣接する新天町名店街協同組合の熊谷満之理事長(61)は『(2021年ごろの)市役所新庁舎建設を機に街づくりをやる矢先だったのに』と今年12月末と決まった閉店を残念がった。毎日の買い物を井筒屋でしている近くの主婦、松永栄子さん(75)は『信じられない。市民に親しまれていたので街のあかりが消えてしまうようだ』と惜しんだ。市役所で記者会見をた同店を運営する山口井筒屋の入江壮行社長によると、宇部店は1969年に撤退した『ちまきや』を引き継ぐ形で閉店し、77年に地上4階、地下1階の現在の店舗に改築した。その後も増床するなどしたが、人口減や大型店舗との競争で昨年度売上高は28億円とピークの約4割まで減少し、数年前から毎年経常赤字が続いていた。建物の老朽化により、耐震化や空調設備など設備投資が約4億円かかることなども閉店の理由に挙げた。ずうぎょういん177人の今後について入江社長は『雇用はできるだけ維持したい』と話し、来年4月からは市内にサテライトショップを開店するとした。商工会議所の安倍研一会頭は『長年中心市街地の顔として営業してこられただけに残念でならない。市や関係機関と連携し、閉店の影響が最小限となるよう取り組む』とコメントした。」と報じました。

 宇部市ではルネサス山口工場の閉鎖方針とともに残念な出来事です。

 177人の従業員の雇用の確保を強く要望したいと思います。

 井筒屋宇部店が12月末で閉店するとの報道に対して皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

 

陸上イージス本体1基だけで1340億円

 今朝のしんぶん赤旗日刊紙は陸上配備型ミサイル迎撃システム「イージス・アショア」について「小野寺五典防衛相は30日、陸上自衛隊新屋演習場(秋田市)、むつみ演習場(山口県萩市)への配備を狙っている陸上配備型ミサイル迎撃システム『イージス・アショア』について、本体の導入経費が1基あたり約1340億円になると発表しました。米ロッキード・マーチン社製の最新鋭レーダー『LMSSR』を搭載します。防衛省は従来、本体に施設整備費などをあわせれば約1000億円と説明していましたが、これを大きく上回ります。2基の導入経費(約2680億円)は秋田市の今年度当初予算(約2300億円)を上回る金額。導入が強行されれば、安倍政権の下で続く大軍拡がさらに加速することになります。防衛省によれば、その他の経費として、教育訓練費約31億円、維持・運用経費(30年間)約1954億円としており、現時点で想定される導入経費は約4664億円に達します。ただ、迎撃ミサイルを発射する垂直発射装置(VLS)や施設整備費、電力・燃料費は含まれません。1発あたり数十億円と言われる迎撃ミサイル・SM3ブロック2Aの配備経費も含まれていません。これらの総計で約6000億円に達するとの報道もあります。また、納期について米側は、FMS(有償軍事援助)に基づく契約後、約6年を要すると提案しており、防衛省が目標とする2023年度の配備に間に合わないことは確実です。」と報じました。

 防衛省は、「丁寧な説明を行う」と繰り返します。しかし、陸上イージスの購入業者も決めて、配備を着々と進めようとしています。これでは、配備ありきの姿勢が明確です。

 また、本体経費と関係経費を含めると2基の総計は一部マスコミの報道通り、60000億円に達する見込みです。

 先日の地元説明会で元銀行に勤めていたという方が「国に大変な借金がある中で、膨大な費用を伴う陸上イージスは無駄使いだ」と批判されていましたが、やはり、6000億円程度の費用がかかることを目の当たりにして、それでも導入が必要かどうか疑問を抱かざるを得ません。

 安倍政権は、弾道ミサイル迎撃能力を向上させるため、イージス艦も増やす、ペトリオットミサイルも増やす計画です。その上、陸上イージスが本当に必要なのか、再検討を行う時だと思います。

 地元説明会に私は2度参加しましたが、住民の怒りの高まりを実感しています。

 住民の声を無視して、陸上イージスを強行することだけは絶対に避けるべきだと思います。

 陸上イージスの導入経費を防衛省が一部公表しました。

 皆さんは、陸上イージスについてどう思いますか。