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第93回山口県党会議で県内情勢などについて発言しました。

 昨日、第93回山口県党会議が行われ、私は、引き続き、県常任委員に選任されました。

 私が、発言した、情勢部分の趣旨は以下の通りです。

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 県党会議にご参加の皆さん、県議団幹事長の藤本かずのりです。
 本会議に提案されている「総合計画」の「県内の情勢と県民のたたかい、党の役割」に関して発言します。
 第一は、「戦争する国づくり」を許さないーに関してです。ここでは、県内の自衛隊が宇宙分野で、敵基地攻撃能力を高めている点について報告します。国の新年度予算案に、宇宙での敵基地攻撃能力に必要な目標の探知・追尾能力の獲得のため、「衛星コンステレーションの構築」に2832億円が計上されています。この構想を進める宇宙作戦部隊の中枢は航空自衛隊府中基地にありますが、その出先が、航空自衛隊防府北基地にある第二宇宙作戦隊であり、これら基地の眼となるのが、山陽小野田市の宇宙状況監視レーダーです。県は、議会で、レーダーは、宇宙ゴミの探知が目的だと答えてきましたが、役割は、敵基地攻撃能力に必要な敵の情報をつかむことにあることは明白です。山口県には、東アジア最大の米軍岩国基地を抱えると同時に、宇宙分野で敵基地攻撃能力を発揮するための施設が強化されようとしています。「戦争する国づくり」をストップさせる山口県での闘いはいよいよ重大です。
 次に、「原発ゼロ」に関する問題です。
 中国新聞は、国の新年度予算案に、上関原発・中間貯蔵施設に13億5千万円計上していると報じました。中間貯蔵施設に関し、今年度、上関町に計画受け入れの交付金1億4千万円が交付されています。今後、知事が計画に同意すれば、9億8千万円が交付されることになります。中国新聞は、13億5千万円に、知事同意後の9億8千万円が含まれていると報じました。中電の調査が終わり、「適地」かどうか公表していない段階で、新年度予算に、知事同意後の交付金を予算化する、石破政権の「原発回帰」の前のめりぶりは顕著です。
 田布施町議選で中間貯蔵施設反対派6人の得票は3225票、推進派8人の得票は、3173票でした。原発ゼロを実現しましょう。

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 明日は、2月県議会に向けての議会運営委員会に参加します。

 いよいよ、予算議会=2月議会が始まります。今日から、議会モードに切り替えて準備を進めていきます。

 皆さんのご意見・ご要望を藤本にお寄せください。

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