ブログ

米軍と防衛省は、岩国市に2020年9月の空中給油訓練事故の内容を説明すべき

 今朝のしんぶん赤旗日刊紙は、米海兵隊岩国基地所属のF35Bステルス戦闘機が2020年9月29日(日本時間30日)、米本土の陸地上空で空中給油中に墜落した事故をめぐり、米情報公開法(FOIA)に基づいて事故調査報告書の一部を入手し次のように報じました。
 「事故は、2機のF35BがKC130空中給油機に接近して給油中、1機がホースの接続に手間取っている間、もう1機がKC130の翼に衝突し、同機のエンジン2基と外付けの燃料タンクが地上に落下したもの。F35Bの乗組員は脱出し、機体は大破・炎上しました。岩国基地所属のF35BとKC130は、『日本の陸上上空では実施しない』という日米両政府の合意を平然と踏みにじり、山梨県の甲府市街地を含む甲府盆地上空で空中給油訓練を状態化させています。本土での事故現場は砂漠地帯で人的被害はありませんでしたが、多くの住民が生活する日本の上空で同様の事故が発生すれば大惨事は避けられません。報告書は今年3月31日付で米海軍安全センターが作成。開示されたのは概要のみで、添付文書や事故原因、今後の対策などは非開示とされました。報告書によると、KC130は20年9月29日午後、米カリフォルニア州のミラマー基地を離陸し、同州の軍事訓練空域に設けられた旋回コースで飛行を開始。一方、ユマ基地を離陸した2機のF35Bも合流し、午後3時52分、先導機がKC130の左翼から伸びたホースを接続しました。午後4時1分、給油を完了した先導機はKC130の右側に移動。続いてF35Bの後続機が給油を開始しましたが、接続がうまくいかず、手間取っていたところ、午後4時3分先導機がKC130の右翼に激突しました。KC130の乗組員は地上との交信で『エンジン2基を失い、燃料が漏れている。火災が発生しそうだ』と緊迫した状況を伝達。機体は急降下しながら、午後4時17分、前方に見えている畑に胴体着陸しました。事故報告書は、焼け焦げて地上に転がっている巨大なエンジンや燃料タンクの写真を添付。墜落したF35Bは燃え尽きて原形をとどめず、その破片は1カイリ(約1・85㌔)の範囲に飛び散ったとしています。(中略)この問題を最初に追及したのが、3月31日の参院外交防衛委員会での日本共産党の井上哲士議員の質問です。井上氏が事実関係をただしたのに対して、岸信夫防衛相は『米側に事実関係を確認しているが、現時点で回答を得られていない』と答弁。ところが、4カ月近くたった今なお、防衛省は『米側から回答が得られていない』と逃げ続けています。しかし、米軍や自衛隊が日本の上空で訓練を行う際、国土交通省は空域調整を行っており、知らないはずがありません。加えて、福田さん(甲府市在住、空中給油訓練の目撃者・藤本加筆)が空中給油中のKC130とF35Bを撮影した6月28日、米軍はキャンプ富士(=東富士演習場、静岡県御殿場市)で『近接航空支援』を行い、地上を空爆するF35Bの写真や動画を公開しましたが、その際、防衛省の町田一仁大臣官房審議官(現・人事教育局長)が現場で、訓練の一部始終を視察している写真も公開しています。米軍と防衛省は、山口県岩国市に対する説明責任も踏みにじっています。岩国基地所属のF35Bが米本土での空中給油中に墜落した事故は地元でも衝撃をもって受け止められ、同市は米軍と防衛省に情報提供を要請。同省と岩国基地とは『公表できる情報が得られ次第、提供する』と回答しましたが、20年6月、『事故原因は引き続き調査中」と回答したのを最後に、一切の連絡がありません。米軍が本紙の情報公開請求に対して事故調査報告書の一部を開示した以上、日本政府は公式ルートで全容を開示させるべきです。」
 中略した部分の記事にも、山梨県での訓練の状況やアメリカ本土での事故の様子が詳しく報じられています。
 詳しくは、赤旗日刊紙をご購読いただき、お読みいただきたいと思います。
 さて、記事の最後にあるように、米軍と防衛省は、岩国市に対する説明責任を踏みにじったままです。
 米軍は、詳細な事故報告書を作成しているわけですからその内容を岩国市に説明すべきです。
 防衛省は、公式ルートで事故報告書の詳細な説明を米側へ求め、その内容を岩国市に説明すべきです。
 1カイリの範囲に破片が飛び散るような甚大な事故が起きた以上、日本の陸地上空での空中給油訓練は今後一切行わないよう日本政府は、米側に改めて求めるべきです。
 事故を起こした戦闘機が、米海兵隊岩国基地所属機であることを、山口県は重く受け止め、日本の陸地上空での訓練の中止と、岩国市へ事故内容の説明を米軍と防衛省に強く求めるべきです。
 しんぶん赤旗の情報公開請求で、2020年9月の空中給油訓練の事故調査報告書の一部が明らかになりました。この問題に対する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

トラックバック

コメントはまだありません

No comments yet.

コメント

コメント公開は承認制になっています。公開までに時間がかかることがあります。
内容によっては公開されないこともあります。

メールアドレスなどの個人情報は、お問い合せへの返信や、臨時のお知らせ・ご案内などにのみ使用いたします。また、ご意見・ご相談の内容は、HPや宣伝物において匿名でご紹介することがあります。あらかじめご了承ください。