20日付、本ブログで、中国新聞が「県が、地球温暖化対策実行計画を見直す方針を明らかにした」と報じた内容を報告しました。
記事の中にある18日に開催された「令和3年度山口県環境政策推進会議」の資料が、県ホームページに公開されましたので、地球温暖化対策実行計画の変更部分を紹介したいと思います。
この会議の中で、環境生活部が作成した「地域脱炭素化に向けた取組について」という資料の中に、「山口県地球温暖化対策実行計画の改定」という項目があります。
県は、県地球温暖化対策実行計画について「国の動きや社会情勢の変化を踏まえ、計画改定に着手」するとしています。
県は、計画の必要性について以下の二点をあげています。
①10月22日に国地球温暖化対策計画の閣議決定により、新たな削減目標(2030年度に2013年度比46%削減)が成立したことから県の現行計画では整合性がとれなくなること
②削減目標の見直し等に当たっては、事業者や市町等へのヒアリングや意見集約等に相当な時間を要すること
県は、国計画に即した対応が、全国的に加速化すると予想されることから、こうした動きに遅れることなく、計画改定に着手するとしています。
県は、主な改正内容について以下の3点をあげています。
①2030年度における温室効果ガス排出量の削減目標の再設定
②新たな目標達成に向けた関連施策の見直し等
③県議会「脱炭素社会における産業発展方策調査特別委員会」の政策提言を踏まえ検討
県は、今後の予定(案)として、R5年3月末の策定を目途に検討を開始するとしています。
先のブログで紹介しましたが、私は、一般質問と環境福祉委員会で、山口県地球温暖化対策実行委計画の早期改定を求めてきました。
国の削減目標を上回るような積極的な削減目標を持つ県計画にするために、今後とも必要な発言を続けていきたいと思います。
山口県地球温暖化対策実行計画改定に向けて皆さんのご意見をお聞かせください。
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