本日、日本共産党山口県委員会主催の政府交渉が行われました。
木佐木・河合県議、松田県議候補と私が参加しました。
大平よしのぶ前衆議院議員も交渉に同席しました。
防衛省の担当者とやり取りする私(右から二人目)
防衛省と、内閣府、国土交通省、農水省、経産省、厚労省の交渉に私は参加しました。
今日は、防衛省との交渉内容を報告したいと思います。
防衛省との交渉では、第一に、米軍岩国基地問題です。
まず、空母艦載機部隊によるFCLP訓練を岩国基地で行わないよう要請しました。
防衛省の担当者は、「FCLP訓練は基本的に岩国基地では行なわれないと認識している」と答えました。
しかし、硫黄島での訓練が行われない場合の予備基地として岩国基地が指定され続けています。
私は、「岩国基地を予備基地指定しないように米側に要請すべき」と質問しました。
防衛省の担当者は、米側に要請するとは答えませんでした。
7月7日にオスプレイが岩国基地に陸揚げされた際に、地元自治体への通告が行われなかったことについて、防衛省の担当者は、「情報を整理し、7月11日に中国四国防衛局から、岩国市に情報提供した」と答えました。
防衛省は、7月7日の前に、米側からオスプレイの岩国基地陸揚げを情報提供があったのかどうかについては、答えませんでした。また、防衛省からの情報提供が事後になったことについても、問題があったとは考えていないとの認識でした。
第二にイージス・アショアの萩市への配備問題について要請を行いました。
ここ数日のマスコミ各紙が、陸上イージスの導入費用について、2基で6000億円などと報道されていることについて、防衛省の担当者は「現時点では、導入費用を示すことは困難」との認識を示しました。
適地調査の開札を8月2日に行うことに対して、地元自治体の首長が延期するよう求めていることについて、防衛省の担当者は、「地元住民には丁寧に説明する。調査の着手前には丁寧に説明する。」などと答えましたが、開札を延期することについては言及しませんでした。
防衛省は、県民の声をどこまで聞こうとしているのか甚だ疑問が残る答弁でした。
その他の省庁との質疑内容は、明日以降報告していきます。
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