私は、6月27日、一般質問で登壇しました。
今日は、高校再編問題について報告します。
今年3月、一部報道機関が県教委は、県立高校再編整備計画後期実施計画について、10校減らす想定で検討を進めていることが分かったと報じましたが、23日の本会議で県教委は「今年度中には同実施計画を策定できるよう検討を進めており、できる限り早期に素案を取りまとめたい」と答弁しました。
私は、「同実施計画について、9月県議会に素案を提案する見通しなのか」と質しました。
根ケ山副教育長は「現在、検討を進めており、その内容がお示しできるようになった時点で素案を公表したい」と答えました。
私は、「自治体からの意見聴取は行っているのか」と質しました。
根ケ山副教育長は「現在、県教委では、計画の策定に向けて検討を進めているところであり、その進捗については、意見聴取の有無を含めて、お示しすることはできない」と答えました。
県教委は、高校再編にあたり、望ましい学校規模を4~8学級として、3学級以下の学校の統廃合を進めてきました。
私は、「3学級以下は統廃合するという基準が強行されたら、再編統合された中山間地域の学校が無くなってしまうことになる。この基準そのものを見直すべきだ」と質しました。
根ケ山副教育長は「県教委では、将来を担う子どもたちに、活力ある教育活動の展開や生徒が他者と協働しながら切磋琢磨できる環境づくりなど、より質の高い高校教育を提供するためには、一定の学校規模の確保をめざした学校・学科の再編整備を進める必要があると考えている。こうした基本的な考え方のもと、地域における高校の実情や地域バランス、分散型都市構造にある本県の特性なども踏まえ、全県的な視点に立って再編整備に取り組んでいるところであり、後期実施計画の策定に当たっても、同様の方針で、検討していくこととしている」と答えました。
9月県議会に素案が提出される可能性を否定しない答弁でした。
3学級以下の学校を再編整備する方針に変更がないのなら、再編統合された中山間地域の学校が無くなってしまう可能性も否定しない答弁でした。
3学級以下の県立高校の関係者の皆さん方の声をお聞かせください。
No comments yet.
コメント公開は承認制になっています。公開までに時間がかかることがあります。
内容によっては公開されないこともあります。
メールアドレスなどの個人情報は、お問い合せへの返信や、臨時のお知らせ・ご案内などにのみ使用いたします。また、ご意見・ご相談の内容は、HPや宣伝物において匿名でご紹介することがあります。あらかじめご了承ください。