沖縄・普天間基地の空中給油機は、7月8日から岩国移駐が開始される予定でしたが、台風8号の接近により延期され、15日から開始されました。
昨日、大谷総務部理事から「海兵第152空中給油輸送中隊の航空機移転の完了」についてとする報告が私の所に届きました。
岩国基地報道部から以下の内容が発表されたというものです。
「岩国基地発表(2014年8月1日)-海兵第152空中給油輸送中隊(VMGR-152)に所属するKC-130Jスーパーハーキュリーズ、航空機の輸送が8月1日までに完了した。部隊は装備や人員の移転作業を続けており、予定通り残りの駐在作業完了を目指している。」
山口県は、「普天間基地の移設の見通しが立たない前に空中給油機部隊の岩国基地受け入れはしない」としてきた県民への公約を投げ捨て、先行移駐を認めました。
沖縄県は知事選挙が目前に迫ってきています。
2013年1月「オール沖縄」で「建白書」を安倍首相に提出しました。
この建白書には、「オスプレイ配備撤回、普天間基地閉鎖・撤去、県内移設断念」とあります。
「建白書」を元に、「沖縄『建白書』を実現し未来を拓く島ぐるみ会議」がこの程発足しました。
KC-130岩国移駐は辺野古新基地建設への道を加速させるものです。
山口県は、今、「普天間基地閉鎖・撤去、県内移設断念」のオール沖縄の願いを共有し、空飛ぶガソリンスタンド=空中給油機部隊は、アメリカ本土に帰れの声を強める時だと思います。
その事が、山口県民と沖縄県民の平和を築く上で大切なことだと思います。
空中給油機部隊が岩国基地に移設を完了させ、米軍岩国基地は、極東最大の基地に着々となろうとしています。
政府は、岩国などの負担に対して新たな交付金を創設することを検討しているようです。
お金で全てを解決しようとしている政府の姿勢は問題があると思います。
日本と県民の平和にとって、岩国基地が拡大強化されることをどう考えるのか。
今、県民が真剣に考えなければならない時に来ていると思います。
私は、空中給油機15機岩国移駐完了に抗議します。
皆さんのご意見をお聞かせ下さい。
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