議員日誌

一般質問が終わりました。

 一般質問が終わりました。

 今議会は、村岡新知事への最初の質問となりましたが、多くの提案が出来たことに満足しています。

 まず、財政の中期見通しを示すことです。

 二井知事時代は、「新・県政集中改革プラン」の中で、「財政改革」の方向が示され、県債残高の抑制方針や大規模プロジェクトの適切な進行管理の指針などが示されていました。

 更に、二井知事時代、「平成20年度当初予算(案)の概要」に向う4年間を展望した「中期財政見通し」と「試算期間中における県営建設事業等一覧表」が示されていました。

 村岡県政の元で財政見通しを示すべきとの質問に、池内総務部長は「中期ビジョンを作成する作業の中で、財政見通しを示すべきかどうかも検討したい」と答えました。

 次に平瀬ダムの入札に関して、私は、今回、共同企業体の代表者とそれに準じたもの以外の総合評価値を900点以上にしたことと、4者が参加したJVにした理由を質す質問として、直近の県内で建設された3つのダムの共同企業体の構成数と共同企業体の代表者以外の総合評価値は何点以上にしたのか尋ねしまた。

 藤部副知事は、「過去県内で建設されたダムの共同企業体の構成数は2であり、代表者以外の総合評価値は1000点以下だった」と答えました。

 その上で、平瀬ダムの入札参加JVを4社とし総合評価値を900点以上にした理由について「ふるさと産業振興条例に基づいて、地元企業に参加する機会を増やしたいとの考えからだ」と答えました。

 児童相談所の問題では、山口中央児相相談所に併設されている一時保護所を拡充する方針であることが渡辺健康福祉部長から語られました。

 30人学級化に関して、私は、今年度小学校1年生を30人学級に全てした場合、何人の教員の増員が必要だったか質しました。

 田辺教育長は、54人だと答えました。

 私は、一人の人件費を年間800万円とした場合、4億3200万円の予算でできることを示し、田辺教育長に小学校1年生の30人学級を本格実施すべきだと訴えました。

 伝統的工芸品の振興の問題についても取り上げました。

 特に後継者が一桁となっている「大内塗」と「赤間硯」の後継者対策を強化するよう求めました。

 最後に、私は、県警本部長に、長門署管内で発生した「誤認逮捕」の再発防止に向けた取り組みをただしました。

 冒頭県警本部長は「誤認逮捕」の事案は「決してあってはならないこと」だとの認識を示しました。

 そのために、再発防止を徹底する文書を本部から各所轄に発出すると同時に、必要な会議などを開き徹底する意向を明らかにしました。

 その他、私学助成の拡充や乳幼児医療費助成制度の拡充、中央児相宇部駐在を児童相談所へ格上げする問題などの質問を行いました。

 今回質問した問題が6月議会の肉付け予算に反映されることを強く望んでいます。

 来週から総務・企画委員会の審議に参加します。しっかり準備したいと思います。

 引き続き、皆さんの要望をお聞かせ下さい。

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