議員日誌

県社会保障推進協議会が県と交渉行う

山口県社会保障推進協議会は、昨年11月「2013年度社会保障・福祉施策の改善を求める要求書」を提出しました。
要求書に基づく対県交渉が本日行われ、私も同席しました。

県社会保障推進協議会江間代表幹事の冒頭あいさつ
重点要望である①福祉医療費助成事業の改善・拡充②療養病床の確保③国民健康保険に関する諸問題④保健福祉計画に関する諸問題⑤介護保障に関する諸問題⑥「子ども子育て支援新制度」に関する諸問題⑦生活保護問題に関する諸問題⑧教育に関わる諸問題について交渉を行いました。
「子ども子育て支援新制度」に関しては、「現在保障されている保育の水準(保育基準、保育料、保育時間)を後退させず、改善・充実すること」との要求に、県こども未来課の担当者は、「現在、国の子ども・子育て会議において詳細が検討されているところであり、県としては、その動向を注視したい」と答えました。
これに関連して、山口自治労連から「現在、国において放課後児童クラブの基準づくりが検討されている。これまでの国の検討内容をみると、県の運営指針の方が高い水準となっている点も多い、この基準は今後も堅持するように」との要望が出されました。
教育の問題では、給付型奨学金制度の創設についての要望が出されました。県教育政策課の担当者は、「都道府県が創設する給付型奨学金制度に係る国庫補助金について国の平成26年度当初予算案に計上された。今後は、国の補助事業に沿った給付型奨学金制度創設の検討を行う」と答えました。
山口県の新年度予算において、一人でも多くの子ども達に給付型奨学金制度が行き渡ることを望みます。
そのほか、「『暑さ指数』が学校現場で測定できるよう『熱中症指標計』を各学校に設置すること」との要求に、県学校安全・体育課の担当者は「『熱中症指標計』の常備については学校の設置者や学校において検討されるものと考える」と答えました。
私は、「熱中症指標計」の県内と近県の設置状況を質問しました。担当者は、後日回答することを約束しました。
更にクラブ活動について「生徒の疲労が蓄積しないよう、特に配慮するよう指導すること」との要求に県学校安全・体育課の担当者は、「県教委では、通知を出し、『週一回以上の休養日の設定』など部活動のあり方を指導している」と答えました。
私は、指導するためにも、部活動の休養日の状況について調査する必要があるのではないかと質しました。
担当者は、「実態把握の必要性があるかどうか検討する」と答えました。
多岐に渡った交渉でしたが、様々ことを学びました。
一つでも多く、今日学んだことを県政に生かしていきたいと思います。
山口県の社会保障等に関する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

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