本日は、12月議会に向けての日本共産党山口県委員会主催の地方議員会議が行われました。
新年度予算編成に向けての国や県の動きの議論など様々な問題が議論されました。
その一つが、県庁出先機関の再編についてです。
県は、今月になって、出先機関の再編の考え方を明らかにしました。
山口県は、「県庁機構改革の指針」に基づき、出先機関については。平成18年4月に、広域生活圏に1事務所を基本に、町村部の再編が行われました。
市部については、平成22年4月からの統合ということで、この間、経過措置が取られていました。
県の案では、まず、県税事務所は、山口と防府を山口県税事務所に統合するというものです。その上で、納税証明や申請受付窓口のある防府分室を設置する提案です。
健康福祉センターは、山口と防府を山口健康福祉センターに統合するというものです。その上で、地域保健や食品衛生部門のある防府支部を設置する提案です。
土木建築事務所では、山口と防府を防府土木建築事務所に統合するというものです。その上で、維持管理部門のある山口支所を設置する提案です。
また、宇部と美祢を宇部土木建築事務所に統合し、維持管理部門のある美祢支所を設置する提案もあります。
以上の提案を県は、12月議会に上程しようとしています。なぜ、 2月県議会ではなく12月県議会なのか疑問が残ります。
早速、山口市から土木建築事務所統合の問題で意見書が県に提出されたようです。山口市側での業者や県民への行政サービス低下が懸念されます。
県税事務所と健康福祉センターの統合では、防府市側への行政サービスの低下が懸念されます。
それぞれ、事務所がなくなる地域へ分室や支所を残す計画ですが、これで、行政サービスが低下しないとは言えないと思います。
この課題は、風雲急を告げています。来る議会で決まろうとしています。関係地域をはじめ県民の皆さんの意見をお聞かせください。
私は、総務政策委員として来る12月議会でこの問題を大いに議論したいと思っています。
コメント公開は承認制になっています。公開までに時間がかかることがあります。
内容によっては公開されないこともあります。
メールアドレスなどの個人情報は、お問い合せへの返信や、臨時のお知らせ・ご案内などにのみ使用いたします。また、ご意見・ご相談の内容は、HPや宣伝物において匿名でご紹介することがあります。あらかじめご了承ください。
出先機関の所長とかの幹部は、なんで、その事務所地近いところの人(居住者)がならないのでしょうか。
長門農林事務所の所長は、柳井から来ており、柳井の事務所の所長は、どこの人かわかりませんが、居住地に近い人の方がいいのではないかなと思います。通勤時間もかからないし、地域の実情もわかっていいのではないでしょうか。あまり地域の実情が分かる人が、出先の管理者になると悪いのでしょうか。
by satoko — 2009年11月19日 11:59 AM