昨日、山口市内で第38回山口県農民連定期大会が行われました。
第38回山口県農民連定期大会の様子
私は、日本共産党を代表して挨拶を行いました。
挨拶の要旨は以下の通りです。
・・・
山口県農民連第38回定期大会に当たり一言ご挨拶を申し上げます。
さて、山口県農業をめぐる3つの問題から日本共産党の役割を述べます。
第一は、米価下落対策です。
山口県における米60キロ当たりの生産費コストは21000円です。しかし、昨年産米の農協の概算金は、コシヒカリで8400円、ヒノヒカリで8160円。ペットボトルに米を入れ概算金で計算すると一本60円です。水より安い米では、農家は米作って飯食えない状況です。
私は9月県議会で、米価暴落に対する県の対応を求め、日本共産党県委員会も無利子融資を求めました。その結果、12月から米価暴落に対する無利子融資がスタートしました。
第二は、農産物の鳥獣被害対策です。
私は、一昨年2月県議会で、ニホンザルの管理計画を設けるよう求め、当時の環境生活部長が「検討課題」と答えました。そして、昨年11月に公表された「第11次鳥獣保護管理事業計画(骨子案)」に、「ニホンザルによる農作物被害が急激に増加していることから、第二種特定鳥獣管理計画の策定を検討する」ことが明記されました。
11月県議会で、私は、ニホンザルの管理計画をいつ策定するのかと質問を行い半田環境生活部長は「詳細な生息状況調査や専門家等への意見聴取を行った後、来年度末を目途に策定したい」と答えました。ニホンザルの計画が立案されるのは中国四国地方では初めてのこととなります。
第三は、鳥インフルエンザ対策です。
昨年末長門市で鳥インフルエンザが発生し、3万7千羽の種どりが殺処分されました。関係者の努力で、1月23日に終息宣言が出されました。
日本共産党は、1月4日に、仁比そうへい参議院議員・大平喜信衆議院議員が長門市に入り、養鶏組合から様々な意見を聞きました。
日本共産党山口県委員会が1月15日に行った新年度の予算要望の中に、鳥インフルエンザ対策を盛り込み「養鶏業者が被った損失は全額補償する」ことなどを県知事に直接求めました。
日本共産党は、山口県農業を守るために、様々な問題で建設的な提案を行い県政を動かしてきました。日本共産党県議団を4名にして下さい。
・・・
山口県の農業を守るために、引き続き奮闘する決意です。
皆さんのご意見をお聞かせ下さい。
昨日、宇部市西岐波の長生炭鉱追悼ひろばで、長生炭鉱の水非常を歴史に刻む会主催の長生炭鉱水没事故73周年犠牲者追悼式が行われました。
長生炭鉱犠牲者遺族会の金会長が「いまだに死体の一体も発見されずに、冷たく深い海底に眠っておられる父や祖母の事を思うと、かなしい気持ちで一杯になります。日本政府が、海の底に放置されている死体を、一日でも早く引き上げ、韓国の地に安置できるようにしてくださるようお願い申し上げます。」と挨拶しました。
大韓民国遺族会の金会長の挨拶
駐広島大韓民国丗徐総領事は、「今年は韓日国交正常化50周年を迎え両国関係を改善しなければならないという声が至る所から聞こえてきています。日本政府は戦後70周年の談話を新たに作成しているという便りも伝えてきています。まさに私たちは過去と未来とが交差する地点に立っており、過去に対する正しい認識に基づいて明るい未来を構築する責務を負わされています。」と挨拶しました。
その後、追悼文が朗読されました。
刻む会の碑文は、「私たちは、このような悲劇を生んだ日本の歴史を反省し、再び多民族を踏みつけにするような暴虐な権力の出現を許さないために、力の限り尽くすことを誓い、ここに犠牲者の名を刻みます。」という文章で締めくくられています。
遺族会の碑文は、「お父さん!私達がお父さん達を故郷の地に帰す事が出来る力と智恵を下さいますように。その場所が微力で窮屈だとしても 故郷の地は私達の憩いの場ですから そこではもう少し安らかに休むことができるでしょう。お父さん!その日が来れば本当に安らかにお眠り下さい。」という文章で締めくくられています。
遺族会の人たちは、韓国式の祈り(チェサ)を犠牲者に捧げました。
韓国の遺族の方々が犠牲者に祈りを捧げました
追悼式に参加して、一日も早く、犠牲者の遺骨が韓国の遺族の元に帰るようにすべきだと思いました。
同時に、この悲劇を繰り返すような権力の出現を許さず、日本と韓国の平和友好が発展する戦後70年の年にしなければならないと決意を新たにしました。
長生炭鉱水没事故に対する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。
第三次安倍政権が発足し、安倍首相は、国民からこの道をまっすぐ進めと背中を押していただいたと豪語しています。
安倍政権の経済政策であるアベノミクスの行き詰まりはいよいよ明らかです。
国際通貨基金(IMF)は、今月発表した「世界経済見通し改訂版」で15~16年の世界経済の成長率予測を0.3%下方修正しました。要因の一つは、日本経済の後退です。
12日に閣議了承された15年度予算案の前提となり「経済見通し」では、政府は、14年度の実質国内総生産(GDP)成長率がマイナス0.5%に落ち込むと見込みました。
日本政府は、「緩やかな回復基調が続いている」といいながら、リーマンショック以来5年ぶりのマイナス成長を政府自身が認めているのです。
経済協力開発機構(OECD)は、12月の報告書で「成長の恩恵は自動的に社会全体に波及(トリクルダウン)するわけではない」「所得格差のすう勢的拡大は、経済成長を大幅に抑制している」と強調しています。
日本共産党は、厳しい経済状況に置かれていた国民生活を打開するため、大企業の内部留保の一部を活用し、大幅賃上げで景気回復をはかることを提案してきました。
また、「生涯ハケン」を進める労働者派遣法の改悪、「残業代ゼロ法案など、さらなる雇用破壊も即時中止を求めています。
昨日私は、2015年宇部地域春闘共闘会議結成総会に参加しましたが、今こそ、国民本位の経済再建が求められていることを実感しました。
アベノミクスに対する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。
2012年の6月県議会で、私は、国民健康保険の短期保険者証及び資格証明書が市町村の窓口に留め置かれているケースが全国にあることを指摘し、「山口県でも、とめ置きしている市町がどれだけあるのか、とめ置きされた世帯は何世帯あるのかを調査し、適正交付が行われるよう指導すべき」と質問しました。
渡邉健康福祉部長(当時)は、「県としては、短期保険者証等の留保の状況について早急に調査することとし、その結果を踏まえ、市町に対し、必要に応じて指導・助言を行ってまいりたい」と答えました。
私の質問を通じて、短期保険者証及び資格証明書の市町窓口の留め置き状況を県が調査し、その結果が県のホームページに掲載されるようになりました。
直近は、平成24年8月1日と9月1日の結果が平成16年8月5日付で掲載されています。
まず、短期保険者証についてです。
平成24年8月1日時点で、11627世帯に交付され、未到達世帯は、2432世帯ありました。
この内、3ケ月未満の留保世帯は、1942世帯(16.7%)、3ケ月以上の留保世帯は、186世帯(1.6%)ありました。
9月1日時点で、1319世帯に交付され、未到達世帯は、1978世帯ありました。
この内、3ケ月未満の留保世帯は、1319世帯(11.4%)、3ケ月以上の留保世帯は、45世帯(0.4%)ありました。
次に資格証明書です。
8月1日時点で、5025世帯に交付され、未到達世帯が2341世帯でした。
この内、3ケ月未満の留保世帯は、1146世帯(22.8%)で、3ケ月以上が547世帯(10.9%)ありました。
9月1日時点で、4279世帯に交付され、未到達世帯が、1905世帯ありました。
このうち、3ケ月未満の留保世帯は、718世帯(16.8%)で、3ケ月以上の留保世帯は483世帯(11.3%)ありました。
9月1日時点で、短期保険者証の5ケ月以上6ケ月未満の留保が40世帯ありました。
また、資格証明書は、6ケ月以上が206世帯ありました。
特に資格証明書が6ケ月以上も届かない世帯が200世帯以上あるということは、明らかに、市町が住民の医療を受ける権利を侵害している状況が放置されているということです。
国保法の第一条には、「社会保障としての国保」がうたわれています。
県内に社会保障としての国保が侵害されている状況があるのなら改善を図っていかなければなりません。
私の質問を契機に、継続的な調査が行われていることは評価しつつ、県が市町をどのように指導しているのか実態を調査して、必要な発言を行ってまいりたいと思います。
国民健康保険に対する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。
日本共産党県委員会と県議団が村岡知事に新年度予算要望行う
国の悪政から暮らし守れ
知事が艦載機移駐変えずに対応と言及
日本共産党山口県委員会(佐藤文明委員長)と日本共産党県議団(藤本一規団長)は、十五日、村岡知事に「二〇一五年度山口県の施策並びに予算編成に関する申し入れ」(以下予算要望)を行いました。
予算要望は、十一分野、全三百九十九項目です。うち新規は三十項目、一部新規は二十九項目です。
藤本県議らは、福祉充実や県民の安全安心対策など「五つの緊急重点要望」について知事と懇談を行いました。「「中学卒業までの医療費無料化など子育て連盟に加盟している知事が率先して全国トップレベルをめざしてほしい」(河合氏)「岩国だけが先行して艦載機移駐を認めることはないとの基本は変えるべきでない」(松田氏)「上関原発やめよ」(木佐木県議)「鳥インフルエンザで養鶏農家が被った損失は国県が全面的に補償する対応を」(藤本県議)と述べました。
村岡知事は、「要望はお伺いした」とのべるとともに、艦載機移駐問題については、「基本的スタンスは何ら変わらない」と明言しました。
村岡知事に予算要望する私(左から3人目)
党宇部市新春のつどいに200名
仁比そうへい参院議員が記念講演
日本共産党の山口県北南地区委員会と宇部市後援会は、二十五日、「二〇一五宇部市新春のつどい」を宇部市総合福祉会館で開き、二百名の市民が参加しました。
仁比そうへい参議院議員は記念講演で、総選挙での党躍進に込められた国民の期待と、安倍政権の経済政策アベノミクス、原発、「戦争する国」づくりをめぐる安倍政権の暴走ぶりと各地でひろがる怒りの声を語り、「総選挙後も続く暴走で『やはり私たちの願いは届かないのか』と不安や諦めを感じる人たちに、みんなで声をあげれば政治は変わるという希望を与えるのが日本共産党」と強調しました。
「本当に暮らしと地域経済を守る日本共産党を、今度はいっせい地方選で躍進させよう」とのべ、宇部市区(定数五)の藤本一規県議再選と市議候補五名の必勝を訴えました。 藤本県議は、宇部市議選をたたかう5名を含めて4月の宇部市の選挙を戦う候補者を代表して決意表明を行いました。
中山交差点の白線が消えている
中山交差点(国道四九〇号線と市道高嶺中山線の合流点)の白線が消えているとの指摘を市民から受け、二十六日、藤本県議と時田市議が宇部市に伝えました。
市担当者は「現地を調査し対応したい。」と答えました。
国道490号から市道側の白線が消えています
一気
葉室麟さんの随筆集「柚子は九年で」を読んでいます▼直木賞受賞後の「柚子の花が咲くとき」という随筆は胸に沁みます。葉室さんは、仕事の傍ら文芸誌が主催する新人賞に応募してきました。「一次は通るけど」を繰り返す葉室さん。「しかし、五〇歳になった時、『このままでいいのだろうか』とふと思い直した。」
「自分の残りの時間を考えた。十年、二十年あるだろうか。そう思った時から歴史時代小説を書き始めた。」その中でも一番心に沁みたのが次の言葉です。「時間は長くなりはしないが豊穣にはなっていくのだ」。葉室さんが、本格的に歴史時代小説を書き始めた年齢に私もなりました。五〇歳から筆を磨き、直木賞を受賞した葉室さん▼この年になっても夢を捨てない。五〇代の鏡のような人です。私は、葉室さんの言葉を胸に、私にとって七度目の選挙に臨みたいと思いました。
県環境生活部から、「県有施設の電気自動車急速充電器の供用開始について」との報告が届きました。
2月2日(月)から、県内5か所の県有施設で電気自動車の急速充電器が供用開始されます。
4月から合同会社日本充電サービス課金システムによる有料利用となりますが、3月末までは、周知と利用促進を図るため、県が無料開放します。
設置場所と利用可能時間は以下の通りです。
山口宇部空港が7時から22時まで
維新百年記念公園が7時から21時30分まで
岩国総合庁舎は、7時30分から23時まで
周南総合庁舎は、8時から22時
萩総合庁舎は24時間利用可能
詳しくは、県環境生活部環境政策課地球温暖化対策班
083-933-2690までご連絡下さい。