藤本かずのりサポーターズ はじめました

新着情報

西小まつり

 西宇部小学校のまつり「西小まつり」が今日行われました。

 小雨の降る中、朝8時からPTA役員で準備に取り掛かりました。

 今年は、開校35周年記念ということで、KRY山口放送の気象予報士である山本昇治さんに記念講演をしていただきました。

KIMG1688

 KRY山本気象予報士から気象の話しを聞きました。

 山本さんから、子どもたちにも分かる気象予報の大切さについてお話しいただきました。

 昼前からPTAバザーです。

 私は、ここ数年は、吉部産直の新鮮野菜のバザー担当です。

KIMG1680

 これも恒例になった吉部産直野菜の販売コーナー

 1時半頃に完売することができました。

 また、これも恒例のうどんも美味しくいただきました。

KIMG1683

  西小まつり恒例の保健体育部による肉うどん

 準備にかかった昨日と当日の今日も小雨という悪天候ではありましたが、各専門部の店の商品がほぼ完売しました。

 役員の皆さんや西小まつりに来ていただいた皆さんに感謝いたします。

 西宇部小学校PTAも今年度の大きな行事を無事終えることができました。

 残りわずかですが、今年度の残された行事に対しても真摯に取り組んでいきたいと思っています。

梅原猛さんが「9条は人類の未来の理想」と講演

 今朝の朝日新聞の文化欄に、梅原猛さんが京都で行った講演の内容が報道されていました。

 梅原さんは、「戦後70年を顧みて」と題して、初代所長を務めた国際日本文化研究センターで講演をしました。

 梅原さんは、京都大学入学直後に徴兵され、終戦は熊本県内の舞台で迎えます。「原爆が広島と長崎に落ちなかったら、九州に米軍の上陸があって、自分がひとたまりもなく死んでいたと思う。今でも、原爆の犠牲者には非常にすまないという気持ち」と語ります。

 生涯の研究テーマとした日本文化の本質について梅原さんは「人間が共存して、同時に生きとし生けるものがすべて共存する一種の理想が含まれる」と分析します。

 憲法9条について梅原さんは「9条には、将来の人間の理想が含まれているんじゃないか。そこには、日本の伝統がある。同時に世界の伝統があり、人類の未来の理想が含まれている」と語りました。

 以上、朝日新聞の記事を引用しました。

 9条の原則を戦争法を成立させないがしろにした安倍首相に、梅原さんの言葉を突きつけたいと思います。

 人類は英知を持っています。戦争を回避するために、その英知を発揮する時です。

 梅原さんは「9条の会」の呼びかけ人の一人です。

 これからも梅原さんに学びながら、9条が活きる日本を作っていくために力を尽くしていこうと決意を新たにしました。

 

「悲しみのイレーヌ」

 フランスの作家ピエール・ルメートルさんの「悲しみのイレーヌ」を読んでいます。

 「悲しみのイレーヌ」は、大ヒットした「その女アレックス」の前日譚とも言うべきもので、カミーユ・ヴェルーヴェン警部が、悲惨な殺人事件を追います。

 私は、ほとんど翻訳作品は読みませんが「その女アレックス」は一気に読んでしまい、この作品もグイグイ読めます。

 理由は、橘明美さんという翻訳家の実力が第一でしょうが、原作者のピエール・ルーメートルさんのスピード感溢れる筆致のなせるものだと思います。

 今朝の新聞には、二つの作品の累計が80万部を突破したとありました。日本でも二つの作品とも大ベストセラーになっています。

 10日の読売新聞の文化欄に原作者のピエール・ルメートルさんが在日フランス大使館の招きで来日したとの記事を読みました。

 ピエールさんは日本での高評価に「日本で愛される作品になったことがうれしい。大江健三郎さんや、三島由紀夫、川端康成といった日本文学の作家と同じファミリーになったような感動を覚えた」と語っています。

 また、自らの作品について「読者の確信が揺らぐようなショックを与えたい。波もなくて、読み終えてスムーズにベットに入ることができる小説が、出来がいいといえますか?」と語っています。

 本当に彼の作品を読んでいると「確信が揺らぐようなショック」を受けます。

 目を覆いたいような場面が続きますが、続きを読んでしまうのです。

 第一次大戦末期のフランスを舞台として、戦争で人生をねじ曲げられた2人の男性を中心に描かれた作品である「天国でまた会おう」が最近、翻訳されました。

 「悲しみのイレーヌ」の次は、「天国でまた会おう」を読みたいと思います。

 ピエール・ルメートル作品に関する感想をお聞かせ下さい。

第40回宇部市PTAコーラス交歓会に向けて

 12月12日(土)午後1時から、宇部市ときわ湖水ホールにおいて、宇部市PTA連合会主催「第40回宇部市PTAコーラス交歓会」を行います。

 それに向けて、私は主催者かつ出演者として大忙しです。

 出演者としては、まず、西宇部小学校PTAコーラスグループ「グリーンエコーズ」の一員として練習に励んでいます。

 女性ばかりでしたが、今回から私と副会長の男性の方2人が入り、初めての混声合唱に挑戦です。

 毎週火曜日に練習を続けています。

 歌は「明日へつなぐもの」「スタンド アローン」「何度でも」です。

 そして、PTA会員ならどなたでも参加できるオープン参加の皆さんと一緒に「君がいるだけで」「サライ」の練習を始めました。

 練習は3回なので、パートごとの模範歌唱が録音されたCDをいただきました。

 移動の車の中で繰り返し聴いています。

 更に、全員合唱として「冬の星座」「気球に乗ってどこまでも」「さようなら」を歌います。

 私は、来月のコーラス交歓会で8曲歌うことになります。

 とにかく、皆さんの足をひっぱることにならないように練習あるのみです。

 私が小学生の時「気球に乗ってどこまでも」の合唱をしたことを思い出します。

 まさに、40年ぶりの「気球に乗ってどこまでも」です。

 素人の私ですが、練習中に、バラバラのパートが、ピタリとハーモニーした時の音にうっとりする事があります。

 これこそ、合唱の醍醐味でしょう。

 私も齢50を過ぎましたが、PTA活動のお陰で、ドキドキする楽しい毎日を送ることが出来ています。

 12月12日のコーラス交歓会。楽しい会ですので是非、皆さん足を運んでみてください。

 

教職員削減反対でPTA・校長会が要望書提出

 財務省が打ち出した教職員定数3.7万人削減方針(10月26日)に対して、日本PTA全国協議会は、10月29日、寺本充会長名の「教職員定数の削減に反対する緊急要望書」を政府など関係機関に提出しました。

 要望書は「もし教職員定数を削減すれば、少人数教育や特別な支援が必要な子どもたちへの対応等きめ細かな取り組みができなくなり、子どもたちへの教育環境が悪化することは明らか」だとし「全国62協議会の会長の総意をもって教職員定数の削減に反対し、教職員数の増など学校教育環境の充実を強く要望」しています。

 8日に行われた日本PTA中国ブロック研修大会の開会式で、寺本会長は、要望書を提出したことを報告しました。

 全国連合小学校長会は、2日、大橋司会長名の「教職員定数の削減に反対する緊急要望書」を関係国会議員に送りました。

 要望書は、教職員定数を機械的に削減すべきとの考え方を「現状の学校現場の状況を全く理解していない、財史枝的視点のみの机上の空論であり、極めて遺憾」と批判しています。そして「、「現在行われている財政論の観点からの現場の実情を全く顧みない財政制度等審議会の議論に断固反対します。」と述べています。

 いじめや不登校など教育現場で対処すべき課題は山積しています。私は、宇部市PTA連合会長として、日本PTA全国協議会や全国連合小学校長会の「教職員定数削減に反対する要望書」の立場を支持します。

 今こそ、教職員定数の拡充を行うときです。

 安倍首相には、子どもたちの未来を真剣に考えていただき、教職員定数削減はやめていただきたいと思います。

 教職員定数削減に対する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

 

PTA中国ブロック研究大会で奥村幸治さんの記念講演を聞く

 昨日、島根県出雲市で行われた、第45回日本PTA中国ブロック研究大会島根県出雲大会に参加しました。

 記念講演は、奥村幸治さん。演題は「子どもの能力を伸ばす体づくり」でした。

 奥村さんは、イチロー選手が210安打を達成したときに、イチローの専属投手を務めておられた方です。

 現在は、中学公式野球チーム「宝塚ボーイズ」の監督を務めておられます。

 宝塚ボーイズの教え子にニューヨークヤンキースの田中将大選手がいます。

 奥村さんは、小学生の硬式野球大会である、カル・リプケン小学生世界大会の日本代表、星野ジャパンの監督を務めておられます。

 星野ジャパンは、星野仙一さんが主宰するチームです。

 奥村さんは、イチロー選手、田中将大選手と星野仙一さんとの交流を通じて、子どもの能力を伸ばすための思考法についてお話しされました。

 奥村さんは、イチロー選手が入団1年目に2軍に行ったときの話をされました。

 きっかけは、イチロー選手が、バットのグリップに小指をかけて握る癖があったことでした。

 イチロー選手はその癖には理由があり変えようとしません。

 コーチ陣と対立して、イチロー選手は二軍へ。しかし二軍で結果を残し、イチロー選手は一軍へ。

 イチロー選手は、今でもその握り方を続けているそうです。

 田中選手の話しでは、駒大苫小牧高校に進学する時の話が感動的でした。

 田中選手は、関西の高校への進学が難しくなり、奥村さんと一緒に、駒大苫小牧高校を急きょ視察します。

 田中選手が駒大苫小牧高校の練習を見学している時に、全員の選手が集合し、キャプテンから「一緒に野球をやろう」と言われます。

 田中選手は、このキャプテンと一緒に野球がしたいと思い、駒大苫小牧への進学を決意したそうです。

 星野仙一さんの話しでは、星野さんの貧しかった子ども時代の話しが感動的でした。

 星野さんは、生まれた頃に父を亡くし、母の手で育てられました。

 社宅の清掃などがお母さんの仕事でした。

 ある日、お母さんは、社宅の草ぬきをしてくれたら1000円をあげると星野少年に言います。

 星野少年は、グローブほしさに一生懸命草ぬきに励みます。

 お母さんから1000円をもらい、スポーツ店に行くと、1500円のグローブが手にしっくりきます。

 星野少年の熱意が店主に伝わり、1500円のグローブを店主から渡されました。

 奥村さんは、出会った人たちの話を熱く私たちに伝えてくださいました。

 スター選手も多くの挫折や壁を乗り越えて今も地位を得ているということがよく分かりました。

 奥村さんは、イチロー選手が、結果を他人のせいにしたり、愚痴を言った姿を見たことがないそうです。

 黙って自分の責任を果たすイチロー選手の姿があったそうです。

 生きていく上で、普遍的な話を奥村さんから数多く聞くことができました。

 自分の人生にも子育てにも生きる奥村さんの話に納得した講演でした。

 奥村さんの書籍にサインしていただきました。その本を今読んでいます。

 書籍を読むと講演の中身を丁寧に深く理解することが出来ます。

 私がPTA活動で一番いいなと思うのは、このような研究大会で、講師の方から貴重なお話しをお聞きできることです。

 昨日も、正面のほぼ最前列で、数メートルの距離で、奥村さんの話を聞くことができました。

 奥村さんの熱の入った話が私の心に響き、眼頭が数回熱くなりました。

 やはり、講演は直接聞くから感動するのですね。ライブ感が最高です。

 いい話をお聞きすると、PTAやってきて良かった。PTA最高と思えるのです。

 奥村さん魂の入ったお話しありがとうございました。