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夜は短し歩けよ乙女

 昨日は、高校三年の次男と中学1年の長女と一緒に、森見登美彦原作、湯浅政明監督のアニメ映画「夜は短し歩けよ乙女」を観に小倉まで行ってきました。

 映画「夜は短し歩けよ乙女」は、アニメドラマ「四畳半神話体系」のスタッフが手掛けたものです。

 森見登美彦さんの原作のアニメ化では「有頂天家族」もあります。

 私は、「四畳半神話体系」「有頂天家族」もしっかりチェックして臨みました。

 樋口師匠や羽貫さんは、「四畳半神話体系」にも登場するキャラクターでした。

 古本市の神様である「少年」の顔は、「四畳半神話体系」に登場する「小津」の子ども版でした。

 李白は、「有頂天家族」に登場するキャラクターです。

 赤玉ポートワインや偽電気ブランというお酒も「有頂天家族」で重要なアイテムとして登場します。

 森見登美彦さんの世界観が、見事に結集した映画が「夜は短し歩けよ乙女」でした。

 とにかくキュートだったのが「黒髪の乙女」です。舞台「偏屈王」のプリンセスダルマの衣装は最高でした。

 憎めないのがパンツ総番長。ミュージカルを演じる場面はジンときました。謎解きも楽しめました。

 声優陣も素晴らしかったです。先輩役は星野源さん。パンツ総番長役は秋山竜次(ロバート)さん。

 どちらもぴったりでした。

 ネタバレになるので詳しく書けませんが、とにかく観終わって爽快感のわく映画でした。

 子どもたちと「面白かったね」と気持ちよく映画館を後にしました。

 大学を卒業して30年程経過した私ですが、あの頃のときめきを思い起こす映画でした。

 そして、今年、大阪府内の大学に入った長男のことを想いました。

 長男は、細身で眼鏡をかけていておとなしい性格です。

 そんな長男が先輩にそっくりなのです。

 長男には先輩同様とまで言わないけれど、それなりに、大学生活を謳歌してほしいとの願いを抱きながら映画館を後にしました。

 5年後、10年後、「あの映画面白かったよね。」と次男、長女と話せるような映画でした。

 次男も高校3年です。来春は新しい世界に旅立つことでしょう。一つ一つの行事が一期一会だと改めて感じています。

 これからも、子どもたちと楽しい思い出を少しづつ作っていきたいと思います。

 そして、森見ワールドを少しつづ制覇したいと思っています。

 森見登美彦ファンの皆さん、お勧めの作品をご紹介下さい。

降誕会

 昨日は、私が総代を務める常光寺の降誕会を行いました。

 降誕会は、親鸞聖人のご誕生をお祝いする法要です。

 私は、一昨日の前坊守政の門徒葬のお礼も含めて挨拶しました。

 私の挨拶の主旨は以下の通りです。

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 昨日は、前坊守様の門徒葬に多数のご参加とお手伝いをいただき、まことにありがとうございました。

 私が弔辞で述べた通り、今日の降誕会は、親鸞聖人のみ教えと前坊守様が50年に渡って常光寺を守ってこられたことに感謝する場にしたいと思います。

 さて、先日、五木寛之さんの本を読んでいましたら、本願寺派鹿児島別院にある「涙石」の事が書かれてありました。

 江戸時代、薩摩藩などは、浄土真宗を禁じて徹底的に弾圧し、拷問したり、晒し首にしたそうです。

 仲間を密告しない信者には、座らせて膝の上に大きな石を一枚づつ重ねていき、「肉は裂け、骨は砕け」と記録にあるそうです。

 「涙石」は、このような信者たちの苦しみの涙が注がれた石として鹿児島別院に残っているそうです。

 昨日、弔辞で、親鸞聖人の和讃「恩徳讃」を引用しました。「如来大悲の恩徳は、骨を砕きても謝すべし」

 大げさではなく、鹿児島の信者は、まさに、骨を砕くような苦しみを味わいながらみ教えを守ってこられたことが分かります。

 昨日は、憲法記念日でした。憲法20条「信教の自由は、何人に対してもこれを保障する」当たり前のことですが、これからも信教の自由が保障されるように、また前坊守様をはじめ、これまで親鸞聖人のみ教えを守ってこられた先人に感謝する、今日の「降誕会」にしたいと思います。

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 信教の自由を守るためにも、YES!憲法の立場で、今後とも頑張っていきたいと思う降誕会でした。

前坊守様門徒葬

 昨日、宇部市吉部常光寺の前坊守様の葬儀を門徒葬で行いました。

 門徒総代の私が葬儀委員長を務めました。

 私が葬儀で述べた「弔辞」を以下の通りです。

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 常光寺 杉山智子前坊守様は、一九六七年以来、五〇年近くに渡って、常光寺の護持とご法義繁盛のためにご尽力されてきました。

 その間、三代にわたる住職とともに、山間の門徒の家を一軒一軒お参りし、元気な声で勤行された前坊守様のお姿は、私たち門徒の誇りでありました。

 お浄土に往生された前坊守様のお姿はあまりにも普段のままで、「藤本さん 今日もお世話になりますね。」と、私にお声をかけていただけるようです。

 私は、二年前に松永博孝さんより門徒総代を引き継ぎました。前坊守様は、私への門徒総代引き継ぎを見届けてお浄土に往生されました。

 未熟な私がこれから常光寺の護持を担うことになりますが、現住職様と共に、前坊守様が歩まれたご法義繁盛の道をしっかり歩んでいきたいと思います。

 前坊守様は、お浄土に往生される目前に「降誕会は予定通り行って欲しい」とおしゃっておりました。前坊守様のご遺志通り、明日は、常光寺の降誕会を予定通り行うことを総代一同で決めました。

 親鸞聖人の和讃の一つである「恩徳讃」を改めてかみしめています。

 「如来大悲の恩徳は身を粉にしても報ずべし 師主知識の恩徳もほねをくだきても謝すべし」

 明日の降誕会は、門徒一同が、阿弥陀如来様のみ救いをあきらかにしてくださいました御開山聖人とともに、前坊守様のご恩に感謝しつつ、執り行いたいと思います。

 二十一代門主・明如上人の次女であり、大正期の三大女流歌人と謳われた九条武子さんの歌に「おほひなる ものゝちからに ひかれゆく わかあしあとの おほつかなしや」があります。

 まさに、前坊守様は、阿弥陀さまの智慧と慈悲の光に照らされ、み教えを拠り所として生きてこられた八十五年だったと思います。

 ここにご生前のご遺徳をお讃えし、これよりは、お浄土より、今後の常光寺を、そして私たちを、常にお導きくださることをありがたく思いつつ、合掌礼拝、お念仏いたします。

 南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏 合掌

  二〇一七年五月三日 

     葬儀委員長 藤本一規

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 今日は、予定通り、常光寺で親鸞聖人の誕生を祝う「降誕会」を行います。

 今から、「降誕会」に参加のため出発します。

「手遅れ死」が全国で58人。県内で2人。

 経済的事由による『手遅れ死』や介護困難例が県内でも生まれていると、3月31日、山口民医連が実体調査結果を公表し、「全ての医療機関で実態をつかみ、国・県は現状打開へ対策を立てるべきだ」と強調しました。

 いわゆる『手遅れ死亡』事例調査は、全国民医連が11年前から続けているものです。昨年度(2016年1月~12月)は全国641の民医連事業所で58人が手遅れ死亡と報告され、県内では5つの民医連事業所で2例がわかりました。

 70代の女性の場合、医療費の支払いが困難だと相談があったことから、生活保護の申請を勧めても拒否。病状悪化で精密検査で肝臓がんが発見されたときは手遅れで、昨年夏死亡しました。

 もう一例の60代独居男性は、生活を受けていたもののアパートの部屋に冷房施設がなく、民医連の看護師が訪問したときには亡くなっていました。

 4月20日に、県庁での記者会見の場で、坂田・野田両医師は「山口民医連は県内医療機関の2%であり、全施設が調査をすれば多くの『手遅れ死』がみつかるのではないか」と総合的調査と無料定額診療、国保改善などを急ぐべきだと述べました。

 昨年度、民医連の事業所の調査で全国で手遅れ死亡事例が58件、県内で2件あることが分かりました。

 私も、山口民医連から詳細な調査結果をいただきました。必要な方はお渡しいたします。お申し出ください。

 経済的自由による手遅れ死亡事案が多数発生していることを皆さんはどうお考えですか。お教え下さい。

 

 

第88回宇部地域メーデー

 昨日、ヒストリア宇部で、宇部地域労働組合総連合主催の第88回宇部地域メーデーが行われました。

 青木議長の挨拶の後、私は、日本共産党を代表して以下の主旨の挨拶を行いました。

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 第88回宇部地域メーデーで挨拶する私

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 第88回宇部地域メーデーにご参加の皆さん、ただ今ご紹介いただきました日本共産党山口3区予定候補の藤本一規です。

 政府が進める「働き方改革」の正体がいよいよ明らかになってきました。
 先月27日に政府の「働き方改革」実行計画の法制化を審議する労働政策審議会の労働条件部会が開かれました。この分科会で示された論点案は、残業時間の上限を過労死ラインの100時間未満まで容認した上で、可能な限り短くするために指針を設けるというものです。内容は「延長をできる限り短くする努力義務」にとどまりました。指針に基づいて企業をできますが強制力はありません。
 山口県労働局は昨年11月、過重労働による労災請求があったり、相談が寄せられたりした県内75事業所を対象に、1カ月間、集中的に聞き取りや記録の確認などの調査を行いました。その結果、32事業所で、労使協定を超えるなどの違法な残業がありました。このうち、月100時間を超えていたのが21事業所。ある運輸交通業では、200時間を超える事業所が2か所ありました。最も深刻だったのは、情報処理サービス業の会社で、月290時間の残業がありました。
 読売新聞の世論調査で長時間労働について、問題だと答えた方は、「大いに」42%、「多少」合わせて9割に達しました。
 安倍政権による「働き方改革」では、長時間労働が常態化している山口県内の職場環境は改善されません。
 メーデーの起源は、1886年のアメリカです。当時10時間を超える長時間労働に苦しめられた労働者が「1日8時間労働」を要求してストライキに立ち上がったことが始まりです。今こそ、長時間労働の規制を求めて労働者が団結すべき時です。日本共産党は、「8時間働けばふつうに暮らせる社会」を実現していくために、皆さんと連帯して頑張る決意です。
 今年は、総選挙の年です。宇部市を中心とする衆議院山口3区から、「8時間働けばふつうに暮らせる社会」を作っていきましょう。そのためには、自民党の現職候補を打ち破るたたかいを野党と市民が協力して作っていくときです。私は、その先頭にたって頑張ってまいります。
 第88回メーデー万歳。 ともに頑張りましょう。 

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 集会では、「メーデー宣言」を採択し、市内をデモ行進しました。

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 宇部市内をデモ行進するメーデー参加者

8時間働けばふつうに暮らせる社会を実現してまいりましょう。この問題での皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

宇部市立厚南中学校PTA総会

 昨日、宇部市立厚南中学校PTA総会が行われ、私がPTA会長に選出されました。

 今年は、創立70周年の年です。体育館の建て替え中でもあります。

 今年度と体育館が竣工する次年度で創立70周年記念事業を行う予定です。

 これまでの経験を生かしてPTA活動にしっかり取り組んでいく所存です。

 私は、PTA会長就任挨拶で、文部科学省が28日に公表した2016年度の公立小中学校教員の勤務実態調査の速報値に触れました。

 中学校教諭の約6割(57.6%)が週60時間以上勤務しており、過労死の目安とされる水準を超過しています。

 中学校教諭の土日、部活動の指導(平均回答時間)が、10年前の前回調査より1時間6分増え、2時間10分となりました。

 中学校での土日の部活動の指導時間が、10年前より倍増しているのです。

 29日付しんぶん赤旗日刊紙で全日本教職員組合の小畑雅子書記長は「文部科学省の調査によって、原則として教員に超過勤務させることを禁止している給特法や労働安全衛生法に照らして違法な時間外勤務を、多くの教職員が強いられている実態が明らかになりました。子どもの教育にとっても、労働者の生活と権利にとっても大変な問題です。文科省がこの実態に真摯に向き合い、教職員定数の抜本的改善、給特法の改正など実効ある長時間過密労働解消の取り組みをすすめることを強く求めます」とコメントしています。

 昨年秋、国の財政制度等審議会で、教職員定数を削減すべきとの意見が出された時に、日本PTA全国協議会は、「教職員定数削減に反対する緊急要望書」を提出しました。

 日本PTA全国協議会の要望書には「学校において子どもたちが豊かな学びを実現するには、実際に運営を担う教職員の質の向上とともに教職員の体制の充実が極めて重要です。」とあります。

 私は、日本PTA全国協議会のこの要望書の主旨を評価しつつ、私としても、教職員定数の増を可能な場で求める発言をしていきたいと思っています。

 その上で、学校において子どもたちが豊かな学びを実現するために、PTAとして何ができるのかを役員の皆さんと一緒に考えて、少しづつ実践していきたいと思います。

 中学校教諭の約6割が過労死ラインを超えいる実態を皆さんはどうお考えですか。ご意見をお聞かせ下さい。