「7・1爆音はゴメンだ市民集会」に参加のため、高速道路を利用しました。
サービスエリアで、NEXCO西日本が発行している「遊・悠・WEST」7・8月号を手にしました。
この巻頭に、俳優の吉岡里帆さんが登場していました。
吉岡さんは、今月17日21時から、フジテレビ系でスタートするドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」に主人公のえみる役で出演するとのことです。
生活保護の現場を舞台に、新人ケースワーカーの奮闘と成長を描くドラマです。
インタビューに吉岡さんは「自分ひとりで生きているのではなく、いろんな人に助けられて生きている。だから友達や先輩、周囲の人たちのそばにいて、微力でも力になれる味方でいたいと思っています。友人の悩み相談には、とことん付き合いたい。その人にとって、なにが一番幸せなのか考えるようにしています。」と語っています。
このドラマの原作は、柏木ハルコさんのコミック「健康で文化的な最低限度の生活」です。
数年前に1巻を読んだきりになっていましたが、ドラマまでに、今まで発行されている6巻まで読み切りたいと思っています。
私は、日本福祉大学を卒業しました。多くの同窓生が、行政の現場で福祉職として働いています。
改めて1巻から読み直して、福祉現場と生活保護行政をリアルに描いたすばらしい作品であることを痛感しました。
安倍政権は、10月から生活保護の食費など日常生活費に充てる「生活扶助」を最大5%削減する方針です。
今回の削減が強行された場合、第二次安倍政権での生活扶助の削減額は年1480億円にのぼります。
生活保護基準は日本全体のナショナルミニマムです。生活保護基準の引き下げは、就学援助や住民税非課税制限など、社会保障全体の後退に連動する問題です。
まさに憲法25条が規定する「健康で文化的な最低限度の生活」に基づく国民の暮らしの安定を実現する政治が求められています。
母子家庭で育ち母の頑張りを見て育ったケースワーカーの七条は、母子家庭で二児を育てる岩佐に就労を進めます。
七条と岩佐それぞれの葛藤は、前半の一つの山場です。
日本共産党は、生活保護法を生活保障法にするなど、生活保護制度の改善を提案しています。
学生時代から私の生きる指針に、憲法25条が活きる社会の実現があります。
コミック・ドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」から憲法25条と現代社会についてしっかり学んでいきたと思います。
生活保護制度について皆さんはどうお考えですか。ご意見をお聞かせ下さい。
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