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ドラマ「ここは今から倫理です」

 NHKラジオのインタビュー番組に山田裕貴さんが出ていました。1月から始まったテレビドラマ「ここは今から倫理です。」について山田さんが答えていました。
 「ここは今から倫理です。」はまさに高校の「倫理」教師と生徒との物語です。
 私は、高校時代、「政治・経済」を履修していました。中学と高校の「社会科」の教員資格を持っている者として「倫理」教師の話はとても興味をひくテーマです。
 今、NHKドラマと原作である雨瀬シオリさんの漫画コミック「ここは今から倫理です。」を同時並行で視聴しています。ドラマは原作のテーマを深く反映したものになっていると思います。
 コミック「ここは今から倫理です。」も累計で100万部突破の売れ行きです。
 共通するテーマは、高校生の姿を通した現在の生きづらさです。生きづらさを乗り越えるために教科としての「倫理」の大切さです。
 「倫理」の教師である高柳は、「それでは倫理をはじめます。」と口火を切りながら、「試験で重要な科目ではないが、生きる力になる」ことを諭します。
 毎回、高校生を通して社会問題が次々と提示されます。「格差と貧困」「LGBTs」「リストカット」「同意のない性交渉」などなど、生々しい今日的問題に、高柳が生徒と一緒にその問題を考えます。
 どの問題も解決には至りませんが、高柳が苦しみながら生徒になげかける先人たちの言葉が私たちに問いかけます。
 このドラマやコミックを視聴して、「倫理」を学びなおしてみたくなりました。
 激動の時代をよりよく生きるために、今こそ「倫理」が必要だと思います。
 「ここは今から倫理です。」のドラマや漫画コミックの感想をお聞かせ下さい。  

全国で3県含む138自治体で太陽光発電施設を規制する条例制定

 昨日の読売新聞は、太陽光などの再生可能エネルギー発電施設を巡り次のように報じました。
 「再エネ施設の中でも、広大な用地にパネルを並べる太陽光の施設を巡り、自治体は対応に苦慮してきた。NPO法人『環境エネルギー政策研究所』などの調査をもとに読売新聞が昨年12月~今年2月、各地の自治体に取材した結果、少なくとも138自治体(兵庫、和歌山、岡山の3県と、全国135市町村)で太陽光発電の施設を規制する条例が制定されていた。138自治体に読売新聞がアンケートしたところ、条例の制定理由(複数回答)は、『景観上の観点』が最多の111自治体。『土砂災害など防災上の観点』『自然環境保全のため』『住民の反発・反対』もそれぞれ100自治体以上から寄せられた。約8割にあたる108自治体は18年以降に条例を施行していた。施設の設置時に『首長の同意、許可』を必要とするのは76自治体に上り、『現状回復や撤去・廃棄費用の積み立て』を義務づけているのは54自治体、『設置の禁止区域を指定している』のは37自治体だった。」
 私は、昨年の9月県議会でメガソーラー発電について次のように発言しました。
 「兵庫県は先行的な対応をされている。太陽光は5千平米以上、風力発電は千5百キロワット以上、届出の対象施設にしている。そして、太陽光も風力も、森林の面積を6割以上残せ、このような指導も行っている。太陽光発電施設等と地域環境との調査に関する条例を兵庫県は整備している。これは山口県も見習い、検討を始めるべきだ。」
 読売新聞の報道で、兵庫県以外に、和歌山県と岡山県でも太陽光発電の施設を規制する条例を制定していることが分かりました。
 和歌山県は、2018年「和歌山県太陽光発電事業の実施に関する条例」を制定し、太陽光発電事業計画の認定制度を県独自で策定し、認定されない業者は、工事の着手が出来ません。また、関係自治体との説明が義務付けられています。
 岡山県は、2019年「岡山県太陽光発電施設の安全な導入を促進する条例」を制定し、太陽光発電施設の設置者が県が定める事項を守るように努めることを規定しています。また、土砂災害の発生する恐れが高い区域に、施設の設置を禁止することなどを定めています。
 山口県は2019年、太陽光発電所敷地等の面積が50㌶以上などの太陽光発電所を環境影響評価の手続きの対象事業に加えました。また、昨年、林地開発許可申請の手引きを改定し、「太陽光発電施設の設置等に関する基準」を明記しました。
 現在、岩国市美和町の太陽光発電建設工事に関し、村岡知事に対して、「工事の中止と林地開発許可の再検討を求める請願署名」が集められています。
 岩国市の例だけではなく、県内で建設されている太陽光発電施設の工事に対し、地元住民から厳しい意見が出されている例が散見されます。
 先述したように山口県が、太陽光発電施設の建設に対し、新しい対応を始めた点は評価しますが、更に、兵庫・和歌山・岡山各県の条例に学び、地元住民の意見を尊重し、環境破壊を防止する太陽光発電施設を規制する条例を制定すべきだと思います。
 読売新聞は、全国で3県を含む135自治体で太陽光発電施設の設置を規制する条例を制定していると報じました。
 太陽光発電施設に対する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。
 

男はつらいよシリーズ

 男はつらいよシリーズをネットフリックスで観ています。
 これまでに、第一作の「男はつらいよ」。第二作の「続 男はつらいよ」。第三作の「男はつらいよ フーテンの寅」。第四作の「新 男はつらいよ」を観ました。
 最近、NHKで少年期・青年期の寅次郎の物語がドラマで放映されていましたが、それと重ね合わせると初期の「男はつらいよ」シリーズは繋がっていることが分かります。
 寅次郎が産みの母に逢う場面や散歩先生との再会などがそれです。
 「男はつらいよ」の第一作が1969年作成ですので、1964年生まれの私は、半生を「男はつらいよ」と共に生きてきたことを実感します。
 私の本棚に山田洋次監督著「映画館(こや)がはねて」というエッセイ集があります。1984年に発行された本です。私が、学生の頃に購入した本だと思います。
 山田洋次監督は、幼年期を満州で過ごし、少年期に宇部市で暮らしていたことを皆さんもご存じだと思います。
 この本の中に宇部市での少年期の思い出を書いた「金さんのこと」があります。
 「私の住んでいた家の近くの海岸に湿地帯があって、ここを埋め立てる仕事を夏休みにした。今と違ってブルドーザーのようなものは使わない。小さな国鉄の駅の引き込み線に、石炭ガラを満載にした無蓋貨車が並び、そのガラをトロッコに移して、手で押して行って水の上にひっくり返して落とすのである。工場で焼いたコークスのガラだから、まだ熱いこともある。スコップでトロッコに移すと粉がもうもうと立ちこめ、汗だらけの身体は真黒になってしまう。中学3年の、栄養失調気味の少年にはかなりの重労働だった。一日の仕事が終わると、現場に建っているバラックの事務所に金を貰いに行く。すると金さんという朝鮮人の親方が金を渡してくれたあとで『ヤマダ、ゴクロウサン、コレ呑メ』と、大きな丼になみなみとドブロクが入ったヤツを差し出すのである。私はアルコールに弱い、しかしせっかくの好意を断るわけにはいかない。だから我慢して、顔をしかめて呑む。すると、その姿が余程おかしいのか、金さんや、その周りに坐っている仲間たちがどっと笑うのである。でも、私は彼等に笑われることは決して嫌ではなかった。むしろ、あらくれ男たちの笑い声のなかに、不思議な暖かみを感じて幸福な気持ちすらした。彼等に比べて私は体が貧弱で、仕事の量も少ない、しかし彼等はそのことを決して責めたりはしなかった。むしろなにかにつけ、私をかばってくれたし、吸えない煙草をくれたりもした。日本人の請負師の中にはずいぶん悪いやつもいて、約束の半分の金しかよこさず、文句をいうと入れ墨をちらつかせておどかすこともしたものだが、金さんとその仲間たちは決してそんなことはしなかった。『ヤマダ、ヤマダ』と、私を仲間のように、弟分のように扱ってくれたこの人たちのことを、私は今でもまざまざと憶えている。」
 寅さんの世界の原風景は、山田監督の宇部市でのこのような経験があるのだと感じました。
 山田監督は、寅さんの世界をこのように書いています。
 「私たちにとっての寅は、無知な愚かな者であるより、自由を愛し、他人の幸福をもって自らの幸福と考え、財産、金銭には全く無欲な、神の心をもった存在に変わりつつあった。また寅の故郷である葛飾柴又の『とらや』は私たちにとっても永遠の心にふるさとになりつつあったのである。」
 山田監督は、こうも書いています。
 「寅さんはいつも他人と仲良くなりたい、少しでも多くの人間と友人になりたい、と願っている。こういう人物は今日の競争社会では落ちこぼれ以外の何物でもないだろう。人間と人間が競争する、ということは、スポーツやゲームの上でなら罪がないのだが、それが生存の原理まで持ち込まれている、というのはなんとむごい世の中か、と思う。せめて、映画館に入る時ぐらい、このむごい世の定めを忘れたい、と観客は願うだろう。そんな思いにこたえる映画を作るためには、スタッフは皆仲良くなけれならない。」
 山田監督は、「まえがき」でこう書いています。
 「映画館(こや)がはねて、星空を仰ぎながら家路につく観客の胸が幸福な気分でつつまれ、さっき観た一場面を思い返して、おもわず一人笑いしてしまうような作品ができることを念じつつ『男はつらいよ』33作目をいま作っている。」
 最近の映画は、生存の原理をリアルに描く作品が多いように思います。
 「さっき観た場面を思い返して、おもわず一人笑いをしてしまうような作品」が少なくなっているような気がします。
 今の時代にこそ、「男はつらいよ」シリーズのような作品が必要なのでないでしょうか。
 これからも、時間のころ合いをみながら、「男はつらいよ」シリーズを観ながら「幸福な気分」に包まれたいと思います。
 「男はつらいよ」シリーズに対する皆さんのご感想をお聞かせ下さい。

映画「ファースト ラヴ」

 堤幸彦監督の映画「ファースト ラヴ」を観ました。
 原作をしっかり読み込み、映画を鑑賞したのは久しぶりだったかも知れません。原作も良し、映画も良し、合わせて「ファースト ラヴ」の世界観に浸っています。圧巻は、環菜役の芳根京子さんの演技でした。前から演技力のある俳優さんだと感じていましたが、「ファースト ラヴ」での演技は秀逸でした。
 そもそも、この物語がなぜ「ファースト ラヴ」なのか。映画のパンフレットの中で、多くの方が語っていますが、私は、公認心理師の福島哲夫さんの言葉に納得しました。
 「『ファースト ラヴ』というのは、人生の早期に、親や主たる養育者から受け取るものと言えるのではないでしょうか。それが思春期や青年期の愛に色濃く影響を与え、さらにその後の、現在もしくは未来に、いたわり、支え合える愛を形作っていく・・・。そのプロセスが、感動的に描かれている作品だと思います。」
 原作者の島本理生さんがこの作品を「ファースト ラヴ」と名付けた理由も、きっと福島さんの指摘の通りだろうと思いました。
 そう考えると、私は、私の両親や祖母など家族から「ファースト ラヴ」を十分に受けて育ったのだということを改めて感じました。
 そして、私は、4人の子どもたちの親として、十分な「ファースト ラヴ」を与えてきたのだろうかと考えさせられました。
 そして、この物語を読み、そして、観終わって、いつからでもやり直せるが、やり直すためにも、「ファースト ラヴ」が必要だということを感じました。
 父を刺した環菜と対峙する由紀と迦葉が、「環菜と真剣に向かえっているのか」と問い合うシーンがありますが、由紀と迦葉から環菜への「ファースト ラヴ」がこの映画の核心ではないかと思いました。
 私が、この映画で憧れたのは、由紀を支える我聞の姿です。
 彼は、由紀と出会う前は報道写真家でした。由紀は、我聞の写真に涙します。
 映画のパンフレットにフォトジャーナリストの安田菜津紀さんが、作品の感想をこう書いています。
 「映画を観終えて強く心に残ったのは『いつか私が、自分の言葉で事件のことを書いてみたい』という環菜の最後の言葉です。それまで『お前は嘘つきだ』と言われ続けてきた環菜が、押し込めていた言葉を放ち、それを受け止めてくれる人がいたことで先に進むことができた。ラストの家族写真も、育児放棄され餓死寸前になるまで自分を見てくれる存在がいなかった迦葉に対する、『あなたのことを見ていますよ』という我聞からの意思表示であって。そうした愛に触れることで、自身の声が言葉を、それぞれが取り戻していく、そんな物語だと感じました。」
 2月14日付しんぶん赤旗日曜版が我が家に届きました。
 安田さんのインタビューが掲載されていました。安田さんは、仕事についてこう語っています。
 「写真を撮る仕事は人に会いに行くこと自体が仕事です。一緒にいさせていただく、時間をいただく、というもの。取材を通してたくさんの温かないただきものをしてきた、という感覚が強くあります。紛争地や被災地など、あれだけ厳しい環境で生き抜いている人々がいる。『伝える立場の私が絶望している場合ではない』ということを、取材で出会った人たちが教えてくれました。」
 議員と言う仕事も、人に合いに行く仕事です。その実態を質問として発言するのが議員の仕事です。この仕事に約30年関わってきましたが、「伝える立場の私が絶望している場合ではない」との想いは安田さんと共通するものがあると感じました。
 私は、「ファースト ラヴ」から多くの気づきと勇気を与えられました。
 映画「ファースト ラヴ」一人でも多くの方に劇場でご覧いただきたい作品です。ご覧になられた皆さんは感想をお聞かせ下さい。

新年度、山口県は聖火リレーに7327万円の予算

 18日付しんぶん赤旗日刊紙は、島根県の丸山知事が東京五輪の開催について発言したことについて次のように報じました。
 「島根県の丸山達也知事は17日、県内で5月に予定されている東京五輪・パラリンピックの聖火リレーの中止を検討していると表明しました。丸山氏は県庁で開かれた聖火リレーの実行委員会で方針を表明。会合後記者団に、東京五輪について『現在の状況では開催すべきではない』と強調し、都が感染経路を追跡する『積極的疫学調査』の縮小を決めたことなどを理由に挙げました。丸山氏は、政府や東京都の新型コロナウイルス対応を批判。聖火リレーが3月25日に福島県から始まることを念頭に『状況の推移を1カ月程度見て、改めて(実施の可否を)判断したい』と述べました。島根県内の感染状況は比較的落ち着いていますが、丸山氏は県内事業者の経営状況は緊急事態宣言の対象地域と同様に厳しいと指摘。政府の財政支援は十分ではないとして、『今のような政府の感染拡大地域と非拡大地域に対する著しい格差を当然とするような姿勢が続くようであれば、許容できない』と訴えました。聖火リレーの実施について、県は大会組織委員会と協定を結んでおり、県は交通誘導など2021年度に7200万円の予算を負担します。丸山氏は中止する場合、協定の解除も視野に入れていると明らかにしました。島根県の聖火リレーは5月15、16日、ランナー約170人が走る計画。県によると、既にランナーから問い合わせがあり、近く現状を説明する方向で検討しているといいます。」
 18日付の山口新聞は、丸山知事の発言を報道した上で、村岡県知事の見解を次のように報じました。
 「島根県の丸山達也知事が東京五輪の聖火リレー中止の意向を表明したことを巡り、山口県の村岡嗣政知事は17日、記者団の取材に『リレーをやめることが主眼ではなく、感染防止対策をしっかり講じることを促している。重要な事だと思う』と問題提起に理解を示した。山口県では予定通り聖火リレーを実施する予定とし『聖火を渡す先となるので、今後の動きを注視したい』と話した。」
 私は、昨日、東京2020オリンピック聖火リレー開催事業を担当する県観光スポーツ文化部スポーツ担当課の担当者から山口県での新年度予算について説明を受けました。
 山口県での聖火リレーは、今年5月13日、5月14日に予定されています。
 13日には、岩国市→柳井市→光市→下松市→周南市→防府市→山口市で聖火リレーが実施され、山口市の中央公園でセレブレーションを行う計画です。
 14日には、宇部市→山陽小野田市→下関市→美祢市→長門市→萩市で聖火リレーが実施され、萩市萩中央公園でセレブレーションを行う計画です。

 以上、県内の聖火リレーに、交通誘導等に約5千万円、催事に約7千万円、合計1億3千万円程度の費用がかかります。これら事業費の概ね2分の1を県が負担します。

 以上の県負担額が、新年度予算に「東京2020オリンピック聖火リレー開催事業」として7327万円計上されています。

 また、県は新年度予算に「東京オリンピック等世界大会活用地域活性化推進事業」として約1164万円計上しています。

 合計、県は、新年度、東京オリンピック大会開催に向けて、約8500万円を計上しています。

 日本共産党の志位和夫委員長は、1月22日、衆院本会議の代表質問で、今夏の東京五輪を中止し、「日本と世界のあらゆる力をコロナ収束に集中すべきだ」と主張しました。

 年明けの共同通信の世論調査で東京五輪について「中止すべきだ」が35・3%、「再延期すべきだ」が44・8%、合わせると反対意見は80・1%でした。

 今朝の読売新聞は、聖火リレーについて「来月25日には聖火リレーが福島県をスタートする。組織委は昨年末に都道府県に対し、新型コロナウイルス対策を踏まえた実施方法を示す予定だった。だが、年末年始に感染が拡大し、森氏の不適切発言による混乱もあって、いまだに指示が出来ていない。」と報じました。

 日本共産党の志位委員長が提起したように、今夏の東京五輪を中止し、「日本と世界のあらゆる力をコロナ収束に集中すべき」時ではないでしょうか。

 都道府県でも、東京五輪を中止した予算も使って、今、コロナ収束に集中すべき時ではないでしょうか。

 菅政権は、五輪中止の判断を行う時です。

 都道府県としてもそのことを政府に求める時ではないでしょうか。

 山口県知事も、丸山島根県知事の発言に呼応して、五輪開催について国に発言すべき時だと思います。

 丸山島根県知事が、県内で実施する東京五輪の聖火リレーについて「開催すべきではない」と発言しました。

 皆さんはこの発言をどう受け止めておられますか。ご意見をお聞かせ下さい。

日本政府に核兵器禁止条約の批准を求める要望書を宇部市長と議会に提出

  戦争させない・9条壊すな!総がかり行動うべ実行委員会(佐々木明美共同代表、坂田勇司共同代表)は、昨日、篠﨑圭二宇部市長に、「核兵器禁止条約への署名及び批准を日本政府に求める要望書」を提出しました。

 「核兵器禁止条約への署名及び批准を日本政府に求める要望書」を宇部市長に提出する佐々木共同代表

(手前が宮本県議、奥が私)

 今年、1月22日、核兵器禁止条約が発効しました。
 宇部市議会は1985年に「非核平和都市宣言」を決議しています。
 要望書は「宇部市民として日本国民の核兵器廃絶への願いを実現するため、一日も早い核兵器禁止条約への署名と批准、そして条約の求める立法上の措置が必要」として、日本政府に「核兵器禁止条約にただちに調印、批准」することを求める意見を宇部市長として国に提出することを求めています。
 対応した大畑総務財政部参事は、昨年12月定例会での荒川市議への答弁が市長の意思だとし、次のように市長のこの問題での意向を説明しました。
 「核兵器禁止条約については、国は、条約への参加という手法によらず、核兵器国と非核兵器国の協力のもとに現実的・実践的な核兵器廃絶に向けた取り組みを進めることとしています。本市では、市議会において、昭和60年6月に非核平和都市宣言が決議され、毎年原爆投下の日に、死没者の御冥福と恒久平和を祈念して、市民の皆様に黙祷の御協力を呼びかけるなど、平和の啓発を行っています。また、私自身も、学生時代、原爆が投下された広島で過ごし、当時の話を現地で聞く経験などを経て、核兵器の悲惨さ、平和の尊さを改めて学び、核兵器の廃絶については、強く願っているところです。しかしながら、この条約は、国の専管事項である安全保障とも密接に関わるため、私としては、国の取り組みを尊重し、国に対して条約の批准を働きかけることは、考えておりません。」
 私は、核兵器禁止条約に対する国会議員らの意思を確認し公表している「議員ウォッチ」の内容を紹介して発言しました。
 「『議員ウォッチ』によると、25%の国会議員が、42%の都道府県知事が核兵器禁止条約に賛同している。中国地方では広島県、鳥取県、島根県の各知事が核兵器禁止条約に賛同している。30%の市区町村議会が日本政府に核兵器禁止条約に加わることを求めている。篠﨑市長は、『国の専管事項』を理由に、核兵器禁止条約の批准を国に求めないとの立場だが、同じ、憲法と地方自治法のもとで、多くの知事や市町村議会が、国に核兵器禁止条約の批准を求めているという事実を学んでいただきたい。そして、核兵器禁止条約の批准を国に求めてほしい」と発言しました。
 市長への要請の後、戦争させない・9条壊すな!総がかり行動うべ実行委員会は、宇部市議会に「核兵器禁止条約への日本政府の署名及び批准を求める意見書提出を求める請願」を提出しました。
 本請願が採決され、宇部市議会の意見書が国に提出されることを願っています。
 核兵器禁止条約が発効しました。唯一の戦争被爆国である日本が一日も早く、この条約を批准することを望みます。
 この問題に関する皆さんの御意見をお聞かせください。
 

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