藤本かずのりサポーターズ はじめました

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橋崩落

 下関市の橋りょう整備工事現場で、鋼鉄トラス橋架設のためのケーブルクレーン設備鉄塔が倒壊し、架設材、桁が落下する事故が発生しました。吊られた桁上で作業中であった4人の作業員全員が放り出され、一人の方が死亡されました。

 当面は全ての作業が中止され、警察や労働基準監督署が現地検証を行っています。県は、ケーブルクレーン設備の構造についてと、発注者の施工管理についての検証を行っています。

 私は、6月議会で、宇部湾岸線の床版コンクリート打設に係るコンクリート強度の配合間違いの事案を検証しました。その中で、公共工事の請負契約には、「県は、主任技術者、専門技術者その他工事を請負人(今度ケースは、新光産業)が、工事を施工するために使用している下請け人、労働者等で工事の施工又は管理について現場代理人がその職務又は管理についき著しく不適当と認められるものがあるときは、請負人(今度のケースは、新光産業)に対して、その理由を明示した書面により、必要な措置をとるべきことを請求することができる。」という条項があり、「請負人は、県から請求があった場合は、当該請求に係る事項について決定し、その結果を請求を受けた日から10日以内に県に通知しなければならない。」という条項があることが明らかになりました。

 私は、この条文について、今度の工事に関しても県と新光産業の契約の中で触れられているものと思います。ならば、この条文に基づいて、県は、必要な措置をとるよう新光産業に請求すべきではないでしょうか。

 それと、冒頭で、県は、「発注者の施工管理」について検証していると書きました。これは、県が自らの施工管理について検証しているということでしょうか。このことについての検証も当然、急ぐべきです。

 亡くなった方の命に報いるためにも、今度の事故を今後の県政に急いで生かしていかなけらばなりません。

原稿書きスタート

 昨日は、西宇部校区の敬老会に参加した後、父1周忌の法事に参加しました。会食の前に、親戚の前で私があいさつしました。父の死後、この1年。私の選挙や家業の農業で親戚の方々に大変お世話になったことにお礼を言いました。

 一昨日夏目雅子を題材にしたドラマが放映されました。彼女は、27歳で亡くなったのですね。彼女の演技を思い出すと、もう少し年配かと思っていました。本当に早い死でした。実は、彼女の命日が父と同じ9月17日であることに驚きました。

 父は、75歳での他界で、少し早くはありましたが、やりたいことやりつくした人生だっただろうと、ドラマを見ながら改めて感じました。

 法事も和やかなうちに終わりました。しかし、法事の最中、「遅くなった」と父が笑いながら宴席に入ってきそうな感じをい払拭することができませんでした。やはり、父にもう会えないというのは淋しいものです。

 明日から9月県議会です。今朝から一般質問の原稿書きをはじめました。現在3000字を越えたところです。今回も最終的には原稿を削らなければならないでしょう。多事多難な中ですが、県民の命と暮らしを守る論戦を今議会も精一杯行います。様々なご要望やご意見は随時、私にお寄せください。

 予定では、私は、27日の10時から登壇する予定です。傍聴ツアーも計画しています。希望者は、私の生活相談所・有田所長に一報下さい。よろしくお願いいたします。

参議院選挙の民意の発揮を

 自民党総裁選の報道には頭にくることが多いですね。麻生氏が、「年金財源だけに限れば1%、約2兆5千億円だ。とりあえずそれだけなら分かりやすい。」と消費税増税の姿勢を示しました。

 国民はだまされません。年金財源は、定率減税の廃止で確保すると政府は言った。その結果、国民は大増税で、苦しめられた。なぜ、年金財源が確保されなかったのかの言明がないままで、当たり前のように、年金のために、今度は、消費税増税と言われても国民は納得しないことは明らかです。

 今日は、敬老の日、今日の読売新聞の社説にも高齢者社会を支える財源として消費税増税は避けられないという主張がありました。高齢化社会のために消費税増税の議論の前に、今の税のしくみの解明が不可避です。

 定率減税の財源が、法人税減税など大企業減税に消えている今の税のとり方でいいのかの根本を議論することなく、安易な消費税増税は、百害あって一利なし。国民の購買力が低下して日本経済が衰退し、自らの首を絞めることになります。

 自民党は、先の参議院選挙などなかったかのように総裁選で旧態依然の政策議論を行っています。自民党は、総裁選挙後、一刻も早く国会を解散し総選挙を行い、民意を聴くべきです。

出会い

 今日、午前中は、「障害者の福祉をすすめる会」の街づくり点検に参加しました。可能な限り毎年参加しています。今年は、宇部新川駅から鵜の島団地にあるピア南風までを点検しました。車イスの米原会長と視覚障害の宮崎さんと一緒に点検。駅を少し外れると点字ブロックは全くありません。路地ごとに、歩道はV字にアップダウンして、米原さんも苦戦します。一転、バリアフリー整備がされている歩道に出ると米原さんの電動車いすも快走します。

 この活動に、小学生二人の息子を連れていきました。写真撮影の担当を一生懸命こなしていました。いい体験になったでしょう。

 バリアフリー率を高めるという目標が山口県にもあったと思います。障害者の方の目線で、一つでも多くの道が改善されるよう、私も県議会でがんばっていこうと思います。

 夕方は、山口県花卉園芸組合連合会(花卉連)の鬼崎健次会長を訪ねて、下関市彦島まで行ってきました。2時間弱お話しをいたしましたが、本当にあっという間でした。あと数時間、話していたいような出会いを感じました。

 「花の海事業」についても意見交換しましたが、この点は割愛します。

 農業に対するお考えに共感しました。「農業は自然との共生である。」「日本の資源は、四季と緑だ。」「欧米を真似た画一的な農業は日本には馴染まない。」「日本型農業には、競争よりも共生が大切である。」

 私の気持ちと鬼崎さんのお言葉がぴったり共鳴する感じでした。

 途中で、お孫さんがお茶を持ってこられ、教育にも話しが及びました。「教育には、間が必要だ。」

 人生の「先生」として、また個人的におじゃましたくなるような方でした。いい出会いでした。

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 段差に苦戦する米原会長(後ろに、次男の姿が)

コブクロの「轍」

 今朝、NHKのラジオを聴いていますと、私と同い年の吉田さんという人がゲストでした。吉田さんは、リサイクルショップや運送業を経営していましたが、亡くなった方の遺族から、遺品の処分を頼まれることが多く、その遺品の処理を本業にされました。「お客さんに、本当に感謝してもらえるのが嬉しい」「様々な人生に出会えることが勉強になる」「出来ないというのではなくやってみて、やれたことが確信になった」など、率直な言葉が私の心に響きました。

 そして、吉田さんのリクエストとして、コブクロの「轍」という歌が流れてきました。この歌も私の心に響き、早速、CDショップで購入しました。

 吉田さんは、「轍さえない道をただ進め」という歌詞が、自分を励ましてくれると言います。

 私は、「この道は、誰でもない 自分で選んだ道だから」や「閉じた扉 タタキつぶしてゆこう 君の未来のほうへ」などの歌詞が、響きました。

 ある日突然、ラジオから流れる歌に感動します。そんな時、私の心は振るえます。コブクロも少し聴いてみようかな。

久々の街頭宣伝

 今日は、午前中、定例の街頭宣伝を市内5ヶ所で行いました。小雨の中でしたが、安倍首相の突然の辞任問題について力強く訴えました。この問題は、安倍首相個人の問題に矮小化してはいけません。安倍首相辞任の背景にある自公政治全体の責任を問わなければなりません。

 志位委員長は、12日に新宿駅前で行った演説の中で、「日本の政治は、すでに耐用年数がすぎた古い自民党政治を転換し、新しい政治にむかう大きな歴史的転換にあります。」と訴えました。私もこの歴史を前に動かすために更に力を尽くしたいと思います。

 夕方は、「山口県の活断層」の著者でもある山口大学の金折教授を訪ねました。日本地質学界現地調査団・山口大学地形地質調査反班長として、7月28日、29日に中越沖地震を調査された内容をお聞きしました。

 海岸に沿った砂丘の上や旧河道を埋め立て造成した住宅地で、真新しいプレハブ住宅などの家屋被害が集中していたそうです。実際の写真を見せていただきましたが、一目瞭然。旧河道を埋め立てた造成地に建っている住宅だけが、土地の陥没などによって被害を被っているのです。先生は、このような被害に初めて遭遇されたそうです。山口県でも同じような実態があるのではないか。まず、自分の家が建っている土地は、どのような地盤の上に建設されているのかを知る必要があるとおしゃいました。

 この程、「山口県地震防災対策推進検討委員会」が立ち上げられ、県内で地震が発生した場合の被害想定調査が行われています。これら調査を積み上げながら、最終的には、ハザードマップを作成し、県民一人ひとりの、減災意識を高揚させる必要性があることを強調されました。

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  小雨の中、街頭宣伝を行う私(あすとぴあ)