議員日誌

議会が閉会しました。

 本日、9月定例議会が閉会しました。日本共産党県議団は、本日採択された18議案のうち、8議案に反対しました。

 反対した議案に「維新百年記念公園陸上競技場新築工事の請負契約締結の件がありました。今回の議案は、本格的な事業着工のため、41億7千万円の請負契約を締結するものですが、やはり過大すぎる点から反対しました。

 国体の式典会場は観客席が仮設を含み約3万人となっています。既設の陸上競技場の観客席は1万5千人ですから、国体の式典だけ仮設スタンドで対応できます。また照明も仮設で対応できることは以前のブログにも書きました。簡素な国体はどこ吹く風で、施設整備がどんどん華美になっています。

 請願では、上関原発計画について公有水面埋立免許願書に対して、免許を与えないよう求める請願が不採択となった問題に日本共産党県議団は反対しました。

 反対討論に立った水野県議は、「原発は未完成の技術であり、自然環境に与える影響も看過できません。建設のために上関周辺に残された貴重な環境を壊す埋立ては容認できない」と訴えました。

 また、「貧困の連鎖を断ち切り、市民の生活の底上げを求める」の請願も不採択となりました。この請願を不採択にすることに反対して水野議員は「社会保障、労働の分野にいて、貧困を防止し、また貧困から救い出す社会のセーフティネットの構築がいまほど求められている時はありません。憲法25条を規定する生存権の保障は国の責務でもあります。よって国に対し、社会保障の削減を中止し、充実すること、不安定就労者や低賃金労働者の雇用関係の改善を求めることは喫緊の課題であり、ぜひとも採択すべきものです。」と訴えました。

 国民・県民の命の重みが問われえている時代です。税金の使い方が問われる議会となりました。

 日本共産党県議団は、今後とも「住民こそ主人公」の立場で議案をしっかり検討して対応してまいります。

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