本日、西宇部小学校のPTA会員の方の葬儀に参列しました。
享年42歳。子どもさんは、5年生と中学1年生。参列者の涙があふれる葬儀となりました。
出張中の韓国で体調が急変。子どもさんたちが韓国まで見舞いに来られたのを待って、息を引き取られたそうです。
葬儀の最後に、生前の家族写真が映し出されました。
子どもさんの成長を見届けたかっただろうという故人の無念さが胸を打ちます。
会社の同僚の方も多数参列されていました。号泣されている方もおられ、故人の人柄を感じさせました。
人生は有限なのだということを想い知らされる葬儀でした。
子どもたちと今日は、お好み焼きを食べています。
子どもたちとの一時一時を大切にしたいと思いながら食事をしました。
故人のご冥福をお祈りいたします。
おいでませ!山口大会の閉会式に登場した山口県出身のギタリスト田川ヒロアキさんの演奏が忘れられなくて、彼のCDを探していました。
昨日、入手することが出来まして、車の中で聴いています。
ほとんどがインストゥロメンタルなのですが、いくつか、彼が歌う楽曲があります。
その一つが、「平和の風」。
田川さんは、この曲の解説を「題名のとおり、平和を願う曲です。これは、友人のホームページに掲載されている詩を読んで瞬間に浮かび、即歌録りをして作りました。」と書いています。
この曲の詞がいいです。
「花はやさしく色鮮やかに奇麗に咲いているのに(中略)どこかで戦う人がいる」
「この美しいホシの美しい生き物たち(中略)なぜヒトだけが汚していくのだろう」
反戦・平和・非核の願いに満ちた歌に心洗われます。
最後の「風吹け(中略)平和をつれて来い」の彼のやさしい歌声に心を打たれます。
彼の卓越したギターテクニックを楽しみながら、彼の想いに心躍らせながら、CDを聴いています。
これからも郷土が産んだギタリスト田川ヒロアキさんを応援していきたいと思います。
田川ファンの皆さん。想いをお聞かせ下さい。
今日から、11月県議会が始まりました。
冒頭、知事の議案説明が行われました。その中で、知事は、愛宕山用地について報告しました。
二井知事は、愛宕山用地売却について「県としては、今後、国に売却する方向で諸調整を進めることとして」いると報告しました。
また、愛宕山開発用地の処分と米軍再編問題との関係について二井知事は、「今後、県議会でのご意見も踏まえ、岩国市とも協議した上で、最終的に整理する考え」だと報告しました。
二井知事は、普天間飛行場移設の見通しが立たない間は、米海兵隊岩国基地への艦載機部隊移設を認めないという基本スタンスに変わりはないと言います。
その一方で、国から示された米軍家族住宅を含む愛宕山用地への配置案を了として売却する方向で諸調整を進めるとしています。
この関係について二井知事は、「今後、最終的に調整する」と今日の議会で述べたのです。
県が、米軍家族住宅などのために国へ愛宕山用地を売却することは、艦載機部隊の先行移駐に直結する判断を下したことになります。
県が、米軍家族住宅などのために用地は国に売るが、艦載機部隊の先行移駐は認めないというなら、国からどのような歯止め策や担保を取っているのでしょうか。
その策もないままに、県議会の意見を踏まえて最終的に整理すると言われても議論の進めようがありません。
愛宕山開発用地の処分と米軍再編問題との関係については、国と交渉し決着をつけてから、売却するかどうかの判断を知事は行うべきです。
とりあえず売る方向で調整をして、基本スタンスとの整合性を、後で考えるのではなく、知事は、基本スタンスに立って、今一度、愛宕山を売ることができるのかどうか判断すべきです。
沖縄防衛局長が更迭されて、普天間基地の移設は益々困難となりました。日米再編はパッケージですから、今回の局長更迭は、艦載機部隊の岩国移転は、益々困難になったことを意味します。
このような中で、米軍家族住宅などのために国に愛宕山用地を売却する方向で調整に入ることは、百年の計に立って、行うべきではないと私は考えます。
改めて、愛宕山用地売却問題に対する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。
先月14日、保育を守る全国連合会主催の「子どもの育ちと保育制度を守る全国研修会」が行われました。
この研修会は、(財)山口県保育協会も共催団体として入っています。
研修大会の後、全国集会が行われ、「子ども・子育て新システム」に反対する決議が採択されました。
決議は、反対の理由として、①「新システム」は、『指定制』を導入して営利事業者等の参入をすすめ、また保育所と保護者との『直接契約制』を導入して『児童福祉法』第24条に定められている市町村の保育実施義務を無くし公的責任を大きく後退させるものです。(中略)私たちは、親や家庭状況等に左右されることなく、『子どもの健やかな育ち』を公的に保障している『児童福祉法』第24条を廃止する制度改革に反対します。②「新システム」は、『地域主義』の美名のもと地域間格差を増大させるおそれがあります。(中略)私たちは、保育の質を低下させ保育環境を悪化させる制度改革に反対します。③「新システム」は、『幼稚園と保育所の一体化』を柱の一つとしています。(中略)私たちは、児童福祉の理念のもと、0歳から就学前の乳幼児一人一人を個人差や家庭状況等にも細かく配慮しながら「養護と教育」を一体的に提供する保育の仕組みを破壊する制度改革に反対します。の3点を掲げています。
これまで、保育の最前線で子どもたちを支えてきた諸団体の並々ならぬ決意をこの決議文から感じました。
11月24日、「新システム」検討の作業部会に示された案には、「こども園」に移行せず幼稚園として残る私立施設に、私学助成を引き続き出す内容が含まれています。
ここにきて「幼保一元化」をすすめる「新システム」の根幹が崩れようとしています。
しかし、この作業部会では、児童福祉法第24条の書き換えや株式会社の参入を許すなど、保育の市場化の流れに変更がないことも明らかになりました。
「新システム」を批判し、現行の公的保育制度の充実を求める意見書を提出している自治体は、今年の3月以降、20府県にのぼっています。そのうち19府県が反対や撤回、現行の保育制度の維持を求めています。
山口県は、山口県保育協会など関係者の意見を聴き、「新システム」の問題点を国に届けるべきです。
県議会も、他県のような「新システム」に反対や撤回を求める意見書を採択すべきです。
関係者の皆さん、「新システム」に対するご意見をお聞かせ下さい。
井上靖が母との記憶を書いた自伝的小説「わが母の記」を読んでいます。
まだ、読み始めたばかりですが、父との記憶、母との記憶がリアルな筆致で記されています。
自分は父とは対照的な人物だと思っていたが、さりげない仕草が亡くなった父と全く同じだと感じる瞬間があることが記されています。
私も父を亡くして6年になりますが、最近、父と同じだなあと思うことが増えました。
「しろばんば」などにあるように、井上は、実母とは幼少の頃は離れて暮らしていました。
その母が父が亡くなった後、認知症を患います。
同じ話を繰り返す母との交流が続きます。
私の母は、約10年前に大病しましたが、今は、元気そのもので、実家に一人ですが、自立した生活を送っています。
先日、西宇部校区人権教育推進協議会主催の地区別学習会で、「老いを生きる」という映画を上映しました。
認知症の母を取り巻く物語です。感想を出し合う時間に、50代の女性の方が、泣きながら親の介護の話しをされているのが印象的でした。
私にとって、幸いにも、母の老いを感じることはありませんが、母がどのように老いたとしても、支えていける覚悟を「わが母の記」から学んでいこうと思います。
私が、なぜ今、井上靖の「わが母の記」を読んでいるのか。そうなんです。この小説が映画になり、来年公開予定なのです。
この映画は、早くも「第35回モントリオール世界映画祭」で審査員特別グランプリを受賞しました。
井上役を役所広司さんが、母役を樹木希林さんが、井上の娘役を宮崎あおいさんが演じます。日本を代表する俳優の競演に期待したいと思います。
監督は原田眞人さん。「クライマーズ・ハイ」はとても感動的でした。
「絆」が叫ばれる中、我が家族の絆を小説と映画で見詰め直したいと思います。
本日、JR柳井駅前カリヨン広場で、さよなら原発集会実行委員会主催の「さよなら原発自然エネルギー社会へ」11.27集会が行われ、県内外から500名の市民が参加しました。
集会趣旨報告を原発をつくらせない山口県民の会吉井事務局長が行いました。
集会趣旨報告を行う吉井つくらせない会事務局長
吉井事務局長は、「上関原発建設を許すかどうかは、日本のエネルギー政策に重大な影響を与える。仮に建設を認めれば、将来に渡って原発を認めることになる。上関原発を許さず、自然エネルギーへの転換を実現しよう」と訴えました。
ゲストスピーチとして、まず、福島から福岡へ避難している上野さんのメッセージが紹介されました。
上野さんは、「福島は、今、静かな戦場だ。放射能の爆弾が赤ちゃんなどを狙っている。原発を一つも許していない山口県民に敬意を表する。子どもたちによりよい世界を残していくために繋がっていこう。」とメッセージを寄せました。
次に、光市の橋本牧師があいさつしました。
橋本牧師も脱原発の必要性を訴えました
橋本牧師は、「原発は差別と抑圧の上に成りたっている。原発と軍事基地は同じ構造にあり、共に人間らしさを損なうものだ。原発は現在、10基しか稼働していないが、国民に不便を与えていない。一人一人の知恵と力を結集して上関原発をストップさせよう。」と訴えました。
最後に、益戸育江(高樹沙耶)さんがあいさつを行いました。
子どもたちにきれいな空気をと訴える益戸さん
益戸さんは、「原発事故の出来事だけは、やってはいけないことが起こったと思う。関係者は、ついてはいけない嘘をついている。きれいな空気と土地を残すために一緒に行動したい。」と語りました。
集会では、最後に、①日本政府は、原発依存をやめ自然エネルギー社会に転換すること②山口県は「上関原発計画に同意できない」と明確に表明すること③上関町は、周辺自治体に大きな危険をもたらす原発誘致を断念すること④中国電力は、上関原発の建設計画をただちにやめること とする集会アピールを参加者一同で採択しました。
集会参加者で「脱原発」をかざしました。
集会後、参加者は、パレードを行いました。
500人の参加者がパレード(先頭左が私)
私もパレードに参加し、沿道の市民の皆さんにアピールしました。
上関原発を認めるかどうかは、これからの運動にかかっています。
一人一人の声を国や県にあげていきましょう。
上関原発に対する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。