次男がGReeeeNが好きで、アルバム「塩、コショウ」を購入し、家族で聴いています。
「遥か」は、次男が小学校を卒業する時に、私がPTA会長として詞の一部を引用した作品です。
「誰かに嘘をつくような人になってくれるな」父お願いと
これを体育館の壇上で言おうとして、声を詰まらせてしまいました。
仕事柄あいさつをすることは多いのですが、こんな経験は初めてでした。
「遥か」という曲は、これからも、私と次男を結ぶ糸のようなものになると思います。
改めて、アルバムを聴いてみて、GReeeeNは、歌詞がいいですね。
メッセージがストレートです。最後の「父母唄」もそうですが、父母の子どもを思う気持ち、子どもが親を思う気持ちもしっかり描いています。
このような歌がヒットするということは、この国も捨てたもんじゃないことを痛感させられます。
勇気と元気が湧いてくるGReeeeNをこれらも次男と一緒に応援したいと思います。
ちなみに、GReeeeNのメンバーはみんな歯科医さんなんですね。
福島の大学で学んだことから、福島の復興を支援していると聞き、益々応援したい気持ちになりました。
GReeeeNのファンの皆さん。推薦する曲をお教え下さい。
本日、平成24年度宇部・山陽小野田地域公共事業説明会が行われ、地元県議が出席し私も参加しました。
美祢農林事務所・防府水産事務所の質疑の様子
宇部土木建設事務所では、単独公共事業費が前年度比51.7%と説明されました。
理由として、「前年度は、山口宇部有料道路の無料化に向けり料金所の撤去費など、単独公共事業費の大幅な伸びがあった」ことを挙げました。
私は、平成22年度比ではどうかと質し、坂元所長は、「24年度と22年度を比較すると100%を越えて確保されている」と答えました。
宇部港湾事務所関係で、私は、「東見港湾開発が平成28年度に完了するということだが、どの程度まで完成するのか」と質しました。
佐藤所長は、「護岸工事は完了するが、埋立が完了するのは先になる」と答えました。
また、私は、「東見港湾開発以降の事業に着手するのか」と質し、佐藤所長は、「現時点で、未定である」と答えました。
宇部小野田湾岸道路建設事務所関係で、私は、「今年度で、宇部湾岸線の事業は完了し、小野田湾岸線の残事業がわずかとなる。事務所としての維持を今後どう考えているのか」と質しました。
山本所長は、「現在、今後の方向性を検討中である」と答えました。
厚東川工業用水道事業所関係で、三好所長は、「漏水事故も多発していることから、水道管のループ化や2条化を進めていく」と説明しました。
私は、どの付近で漏水事故が起きているのか質しました。三好所長は、「宇部興産道路に沿った付近で漏水事故が起こっている。その付近のループ化などに取り組んでいる」と答えました。
美祢農林事務所関係で、農業部長は、「学校給食パン県産原料100%の目標に向けて、美祢農林管内で、ニシノカオリを84haに広げたい」と答えました。私は、更に拡大する計画か質しました。農業部長は「パン原料のニーズは高い。引き続いて、生産面積を拡大したい」と答えました。
次に私は、森林バイオマスの取り組み状況を質しました。森林部長は、「中国電力の火力発電所に混焼材として木材を提供している。その他、竹炭の原料として竹材を提供したり、美祢刑務所で作成している竹箸の材料を提供するなどしている」と答えました。
防府水産事務所関係では、浜田所長が「現在、宇部地区において12名が漁業技術研修を行っている」と説明しました。私は、定着状況について質しました。浜田所長は、「宇部地区では、研修参加者が近隣地域の中で最も多い。研修を途中で辞める者が減少しており、研修後、自立して漁業に従事する者も増えている」と答えました。
宇部土木建築事務所に関して、私が住民の要望を伝えていた問題で、前進した点もいくつかありました。今後、これらの内容についても随時、報告していきたいと思います。
宇部地域での公共事業について皆さんのご意見をお聞かせ下さい。
私たちの学年が、平成24年度山口県立厚狭高等学校同窓会の当番幹事となりました。
8月12日の同窓会総会と懇親会の運営を当番幹事が担当します。
今年に入ったころから、度々集まって準備を進めてきました。
いよいよ当日まで2ヶ月余りとなり、本格的な準備に入っています。
大きな役割の一つが、同窓会誌の作成です。
その一環として、今日は、私たちが高校3年生だった時の担任だった倉重先生と松尾先生に厚狭高でお会いし、対談しました。
左が倉重先生、右が松尾先生。両先生ともお元気でした
この様子をダイジェストにまとめて、同窓会誌に掲載します。
私たちは、昭和58年3月卒業です。3年1組だった私は、倉重先生が担任でした。松尾先生は、2組の担任でした。
倉重先生は、退職前から交通指導員を10年以上続けておられるそうです。交通指導員を続けることが健康維持に役だっていると話されました。
当時、40代前半で、今の私たちより若かった倉重先生。白髪は増えておられましたが、全体のイメージは当時のままでした。
松尾先生は、後期高齢者だと言われていましたが、今も非常勤講師として厚狭高校で教鞭を取っておられます。
今日も授業があり、その合間に、私たちの所に寄られましたが、部屋に入ってこられる姿が、私たちが高校時代に教室に入ってこられる姿そのままでした。さすがに現役の教師だなと感服しました。
当時の思い出話しに花を咲かせ、同窓会当日の再会を両先生とお約束し、対談を終えました。
久しぶりに訪れた母校は、南校舎との統合で様変わりしていましたが、とても懐かしく心癒されるものでした。
厚狭高北校舎に向う坂道は今も変わりませんでした
当番幹事としては、やるべきことが迫り、慌ただしくなりますが、同級生の絆を深めて、楽しい同窓会になるよう努めていきたいと思います。
昭和58年3月卒業の皆さん、同窓会成功のために残り2ヶ月力を合わせてまいりましょう。
今日は、6月4日。虫歯予防の日です。
これにちなんで、 全国的に、今日から6月10日まで歯の衛生週間となっています。
私がPTA会長を務める西宇部小学校では、第1回学校保健委員会として、虫歯予防について、今日は、学校歯科医の藤井先生による講話を聞きました。小学校6年生全員と希望する保護者が藤井先生の話を聞きました。
藤井先生は楽しく、虫歯予防の話しをされました
藤井先生は、「夜寝ている間は、口の中は温かく湿った状態で、虫歯菌や歯周病菌が繁殖する」と話されました。
藤井先生は、「これを防止するためには、水以外を飲まないか、寝ないか、寝る前に歯の汚れを取るかだ」と話されます。
当然、前の二つは出来ないので、いかに、寝る前の歯磨きが大切かが私自身、大変よく理解出来ました。
また、藤井先生は、「歯はでこぼこしているので、『ゴシゴシ』ではなく、『細かくゆする』歯磨きが大切」と話されました。
「歯の奥から前に、外・内・上の順番で一本づつ細かくゆするように磨く」ことが大切だと話されました。
歯の衛生週間といえば、昨日、宇部市シルバーふれあいセンターで歯の優良生徒審査会が行われ、中三の長男が参加しました。
私たち両親は、「山口昔話大学」受講中だったので、私の母に同伴を頼みました。
県大会への出場は逃したようですが、長男は、小学6年生につづいて「歯の健康優良児」に選ばれたことになります。
長男は、2度目の口腔優良児に選ばれました
長男は、今日、藤井先生が話されたことを毎日実践しています。
息子に学び、寝る前の丁寧な歯磨きを今日から実践したいと思います。
議員提出議案として「山口県民の歯・口腔の健康づくり推進条例」が2月県議会で可決成立しました。
この条例の13条には、毎年11月8日から14日までを「歯・口腔の健康づくり推進週間」にすると定めています。
6月に加え、山口県では11月にも歯の衛生週間を設定しました。この条例に基づいて、県民の歯・口腔の健康が増進されることを条例作成のための審議に参加した議員の一人として望みます。
歯の衛生週間にあたってみなさんの願いをお聞かせ下さい。
本ブログで、紹介してきたように、高田郁さんの本を今、読み続けています。
まず、「みおつくし料理帖シリーズ」今、6巻に突入しました。
本シリーズ関連本として、「みをつくし献立帖」。これは、みおつくし料理帖で紹介された料理の作り方が紹介されたものです。
この料理帖で料理をつくる日はいつになるのでしょうか。
また、野江と澪の子ども時代のエピソード「貝寄風」も掲載されています。
そして、「出世花」。「三昧聖(死者を弔い湯灌などを行う人」として成長する「縁」の姿を描いた物語です。
江戸時代に湯灌や火葬がどのようになされていたのかが分かります。
「銀二貫」は、寒天づくりに邁進する「松吉」の人生を描いた大作です。
江戸時代に寒天がどのような苦労を経て製作されていたのかが良く分かります。
そして、時代小説親子情話「きずな」に掲載された「漆喰くい」です。
病弱な母に「豆腐」を食べさせたい娘の心情を描いた短編です。
以上、この間、読んできた高田郁さんの作品を紹介してきましたが、つまり彼女の既刊本で、読んでいないのは、「みをつくし料理帖」六巻の残りと七巻を残すのみとなりました。
第7巻の特別付録「みをつくし瓦版」の作者からのひと言にこうあります。
みをつくし料理帖について「これまで年に二冊のペースで刊行して参りましたが、次巻まで一回分、お休み頂きたく存じます。」
みをつくし料理帖の第八巻は、今年の年末か来年初頭の刊行になりそうです。
「銀二貫」の解説で、毎日放送アナウンサーの水野晶子さんが「彼女の日頃の取材活動や情報収集にあてる時間の長さに対して、私の読書時間はあっという間でしかない。」と書いています。
高田さんの作品は、水野さんが言うように「一気に読んでしまう」のです。そして、あっという間に彼女が書いた作品をほぼ読みつくしてしまいそうです。
残りの作品を読んで、高田さんの次回作を首を長く待つことにします。
きっと高田さんは、この間、図書館に通い、資料を調べ、料理を試作し、読者に対してとびっきりの作品を準備しておられることでしょう。
そうでした、7月には、高田さんの初エッセーが刊行されることを今思い出しました。
これを想うだけで心がわくわくするのは私だけでしょうか。
全国の高田郁ファンの皆さん。新参者ですが、私を仲間に加えていただけるでしょうか。
高田作品の感想をお聞かせ下さい。
この作品もシリーズ化の構想があるということなので、今から楽しみです。
今日・明日は、第三回山口昔話大学に妻と一緒に出席します。
今日も、昔話研究の第一人者である小澤俊夫さんから、直接、講義を受けました。
特に、小澤さんの自著「昔話の語法」についてご本人から直接、講義を受けることができることは格別です。
今日は、「マックス・リュティの様式理論」に関し、「抽象的様式」について学びました。
昔話研究の世界的権威であるスイスのルティは、昔話には抽象的様式構成があるとして、「この抽象的様式構成は貧困でも無能力でもなくて、高い計精力なのである。」と述べています。
小澤さんは自著の中で、「文学においても感情移入原理に立つ文学が圧倒的に多いなかで、口伝えの昔話は正反対に抽象的原理によって成り立っていることをつきとめたのは、マックス・リュティの偉大な功績」と述べ、「抽象的な様式をもって語られる昔話こそが、耳にここちよく、子どもの心のなかに深くはいっていくもの」とも述べています。
小澤さんは、昔話と児童文学の違いを言及しました。
昔話は数百年の歴史を抱える一方、児童文学は、近代文学の一分野であるのが特徴であると述べました。
また、昔話は、抽象的な文芸である一方、児童文学は、写実的な文芸であり、文学としての性質が違うと述べました。
その上で、昔話のモチーフを使った作品は、あくまでも児童文学であり、昔話ではないことを強調しました。
更に、小澤さんは、ラムサール条約で守られる湿地と昔話の共通点は、①昔から存在する②個人が作ったものでないものが多い③一定の条件があったから生き延びた④それなりの美しさがある⑤心の安らぎを得ることができるもの、だと語りました。
その上で、違いについて「昔話は見えないものであることが最大の違いである。見えないから昔話の特徴を壊し、児童文学にしてしまう傾向がある」と語りました。
昔話は、庶民の貧困などによる未熟な文学ではなく、抽象的様式を持った文学であるという理論に私も大いに納得しました。
明日の講義も楽しみです。妻と二人、一つの事を学ぶことも大切なことだと思います。
全国の昔話研究の諸先輩方、様々なご示唆をお願いいたします。