議員日誌

平成24年度宇部・山陽小野田地域公共事業説明会

 本日、平成24年度宇部・山陽小野田地域公共事業説明会が行われ、地元県議が出席し私も参加しました。

 美祢農林事務所・防府水産事務所の質疑の様子

 宇部土木建設事務所では、単独公共事業費が前年度比51.7%と説明されました。

 理由として、「前年度は、山口宇部有料道路の無料化に向けり料金所の撤去費など、単独公共事業費の大幅な伸びがあった」ことを挙げました。

 私は、平成22年度比ではどうかと質し、坂元所長は、「24年度と22年度を比較すると100%を越えて確保されている」と答えました。

 宇部港湾事務所関係で、私は、「東見港湾開発が平成28年度に完了するということだが、どの程度まで完成するのか」と質しました。

 佐藤所長は、「護岸工事は完了するが、埋立が完了するのは先になる」と答えました。

 また、私は、「東見港湾開発以降の事業に着手するのか」と質し、佐藤所長は、「現時点で、未定である」と答えました。

 宇部小野田湾岸道路建設事務所関係で、私は、「今年度で、宇部湾岸線の事業は完了し、小野田湾岸線の残事業がわずかとなる。事務所としての維持を今後どう考えているのか」と質しました。

 山本所長は、「現在、今後の方向性を検討中である」と答えました。

 厚東川工業用水道事業所関係で、三好所長は、「漏水事故も多発していることから、水道管のループ化や2条化を進めていく」と説明しました。

 私は、どの付近で漏水事故が起きているのか質しました。三好所長は、「宇部興産道路に沿った付近で漏水事故が起こっている。その付近のループ化などに取り組んでいる」と答えました。

 美祢農林事務所関係で、農業部長は、「学校給食パン県産原料100%の目標に向けて、美祢農林管内で、ニシノカオリを84haに広げたい」と答えました。私は、更に拡大する計画か質しました。農業部長は「パン原料のニーズは高い。引き続いて、生産面積を拡大したい」と答えました。

 次に私は、森林バイオマスの取り組み状況を質しました。森林部長は、「中国電力の火力発電所に混焼材として木材を提供している。その他、竹炭の原料として竹材を提供したり、美祢刑務所で作成している竹箸の材料を提供するなどしている」と答えました。

 防府水産事務所関係では、浜田所長が「現在、宇部地区において12名が漁業技術研修を行っている」と説明しました。私は、定着状況について質しました。浜田所長は、「宇部地区では、研修参加者が近隣地域の中で最も多い。研修を途中で辞める者が減少しており、研修後、自立して漁業に従事する者も増えている」と答えました。

 宇部土木建築事務所に関して、私が住民の要望を伝えていた問題で、前進した点もいくつかありました。今後、これらの内容についても随時、報告していきたいと思います。

 宇部地域での公共事業について皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

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