議員日誌

県立学校普通教室に冷房を

 山口県教育委員会は、平成4年度から、平成25年度まで6次にわたって、県立学校の冷房整備を進めてきました。

 特別支援学校では、教室にも冷房が整備されましたが、県立高校の教室への設置は行われていません。

 そのため、県立学校の普通教室の内、約半数の33校は、PTA等によって冷房が整備されてきました。

 新年度岩国基地関連交付金のうち、7700万円の予算で、岩国・大島地域の県立学校に空調が整備される予定です。

 私は、2月県議会で、「第7次の冷房整備計画を策定し、岩国・大島以外の地域の冷房整備について計画を立案し設置を促進すべき」との質問を行いました。

 浅原教育長は「財源確保が大きな課題」「中長期的な冷房整備の方向性について検討している」と答えました。

 県教育委員会は、早急に、県立学校の中長期的な冷房整備の方向性の検討結果を明らかにすべきだと考えます。

 私は、昨日行われた宇部高校PTA理事会の中で、空調整備費として生徒一人が年額9720円負担し、約398万円のメンテナンスを行っていることを知りました。

 県教委は、まず、岩国・大島地域以外の普通教室において冷房未設置の教室を無くす方針を示す時です。

 次に、PTA経費で冷房を整備している33校について、早急に、県教委の管理にすべきです。

 温暖化やPM2.5の影響の広がりの中、冷房を整備し、子どもたちが県立学校で快適に学習できる環境を県教委として早急に整える時だと感じました。

 皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

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