議員日誌

全国学力テスト

 全国学力テストが昨日県内448校で行われました。

 小学校6年生と中学3年生を対象に約2万4600人が学力テストに挑みました。

 我が家では、三男が中三、長女が小六ですので、二人の子どもが受けました。

 全国学力テストは2007年の第一次安倍晋三政権のもとではじめられました。文部科学省は「子どもの学力の状況を調べる」「指導の改善に役立てる」などを導入の口実にしていました。しかし、これらの口実はすでに大きく破たんしています。

 全国学力テストは、回を重ねるごとに、点数競争が激化しています。教育委員会や校長などが「昨年の平均点を超えろ」「全国の平均点より上に」と教師をあおり、学力テストの過去の問題や類似問題を子どもに繰り返しやらせています。

 山口県内でも下関市で学力テストに対して不適切な指導が子どもたちに行われていた事例が発生したことを本ブログでも紹介しました。

 このような『点数対策』が横行する状況でテストをしても、子どもの本来の「学力状況」を調べることにならないのは明らかです。

 むしろ学力テストの点数を上げることが至上命令になることでテストに関係ない授業や行事が削られ、子どもたちから学ぶ喜びを奪う弊害が大きくなっています。

 文部科学省は2年前から、教育委員会の判断で学校ごとの学力テストの平均点を公表できるようにし、点数競争に拍車をかけています。学力テストの平均点が教育の最重要課題でるかのように扱われる風潮のまんえんも深刻です。

 全国学力テストには、今年度も52億円の予算が計上されています。子どもたちに確かな学力を保障するためには、全国学力テストで競争をあおり教師の自由を奪うのではなく、小中学校全学年での35人学級の実現などに予算を使い、学力の遅れがちな子どもにも丁寧に対応できるようにするなど、一人ひとりの子どもに目が行き届くようにすることこそ必要です。

 私も10年以上PTA活動を通じて学校の教育現場を見てきました。

 教育に余裕がなくなっていることを実感します。その原因が学力テストならば、根本的に是非を検討すべき時期に来ていると実感します。

 全国学力テストに関する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

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