藤本かずのりサポーターズ はじめました

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昨日だけでアクセス数が568件に

 今週に入り私のブログへのアクセス数が、大幅に伸びています。いつもは、200程度だったのが、300を越え、400を越え、昨日ついに、568となりました。私のブログの一日のアクセス数では、過去最高ではないかと思います。

 今後は、多くの方々にブログを観ていただいているという自覚をもって、更に精進していきたいと思います。

 アクセス数が伸びた最大の理由は、一般質問の前だからとだと思います。県庁の職員の方々にの数多く観ていただいているのだと思います。

 議員は、質問に至る調査活動で多く勉強をし、鍛えられもするのだと思います。今議会も様々なテーマで、様々な資料請求を行いました。これからも委員会質疑を含めて様々な資料請求をするでしょうが、これも「県民主役の県政実現のため」と理解していただいて、県職員の皆さんのご奮闘をお願いする次第です。

 喜びと苦しみの中、県議団との精査もほぼ終わり、先ほど私の一般質問の原稿がほぼ完成しました。この時が、年4回訪れます。至福の一瞬と言ってもいいと思います。しかし、これはあくまでも一瞬です。昨日も書いたように、早速、一般質問の再質問と委員会質疑の準備に入ります。

質問通告書を提出しました。

 今朝、8800字の第一稿の一般質問の原稿が出来ました。県議団での検討を受けて、先ほど事務局長から修正された原稿案が届きました。再度精査して、いよいよ原稿が完成する見通しです。

 そして、本日、6月県議会一般質問の質問通告書を議会事務局に提出しました。項目は、以下の通りです。

1、知事の政治姿勢について

 ①3期12年の総括的検証

 ②地震対策

 ③基地問題

 ④上関原発問題

2、県民の福祉・医療に関わる問題

 ①後期高齢者医療制度と福祉医療制度

 ②採血器具の使い回し問題

3、教育問題

 ①少人数学級

 ②高校の学費問題

4、農業問題

 ①飼料高騰対策

5、旧美東町土地開発公社問題

 ①県の監督責任について

 登壇は、24日の午後です。多数の傍聴をお待ちしています。私は、引き続き、登壇原稿の精査と再質問の準備。そして、再来週から始まる委員会の準備にこの土日をあてたいと思います。

 引き続き、ご意見、ご要望をどしどしお寄せください。

「歌姫」を聴きながら

 今日は、終日原稿書きをしていました。今の時点で、6000字の原稿を書き上げました。あと2000字は、今からと明日の早朝でまとめようと思っています。明日の朝には、第一稿を完成させようと思っています。この時期が苦しいですがやり甲斐のある時です。

 最近、音楽は「中島みゆき」をよく聴きます。この程、昨年のコンサートツアーを収録したライブアルバム「歌姫」がリリースされ、今、聴いています。「蕎麦屋」など初期の歌から、「本日、未熟者」など最近の歌まで網羅されています。ライブというのがいいですね。臨場感が伝わってきます。

 私にとって中島みゆきとの出会いは、オールナイトニッポンのパーソナリティーとしてでした。その後、「悪女」などのヒット曲は知ってはいましたが、CD(当時はレコード)を買って聴くほどではありませんでした。

 「いいな」と思いはじめたのは、NHK・プロジェクトエックスの主題歌「地上の星」のヒットのあたりからでしょうか。女性の心を歌うだけではなく、時代を歌う中島みゆきの存在感に気づきはじめました。

 本格的には、06年にリリースされた「ララバイシンガー」というアルバムから聴き始めました。そして、07年にリリースされた「I LOVE YOU 答えてくれ」。この二つのアルバムは今も繰り返し聴いています。

 「ファン」になってみると、中島みゆきは、早くから時代を歌ってきた歌手だったことを知りました。その名も「時代」という曲はあまりにも有名ですし、金八先生のシリーズの導入歌として使われた「世情」も有名な歌です。

 時代を歌う中島みゆきのメッセージの深さは、他の追随を許さないと私は思います。

 今回のアルバムでは、「御機嫌如何」「ホームにて」「蕎麦屋」など今まであまり聴いてこなかった曲が心に沁みます。「時代」という大きな構えではないが、私たちの隣の友人という視線で、私たちを暖かく励ましてくれる曲の数々です。まさに「人生の応援歌」という分野も中島みゆきにはあるのですね。たとえ、落ち込んなくても、励ましてもらえると嬉しいものです。今議会は、中島みゆきの歌に励まされながら質問戦を乗り切りたいと思います。

知事が議案説明の中で知事選への決意を表明

 いよいよ今日から6月県議会が始まりました。二井知事は、議案説明の後、今夏の知事選に向けて決意表明を行いました。

 二井知事は、「就任以来、『しっかり聞いて、しっかり実行』をモットーに、『県民が主役となる県政』『市町村とともに歩む県政』を基本姿勢の下、山口県の将来を見据えた新しい県づくりに全力で取り組んできた」と訴えました。

 果たして二井県政の3期12年は、「県民が主役」「市町村と歩む」県政だったのか検証が必要です。私は、3つの知事の政治姿勢を提起します。

 第一は、空母艦載機部隊の岩国移転を事実上容認してきた姿勢です。第二は、上関への原発建設にも条件をつけながらも「ゴーサイン」を出してきた姿勢です。第三は、住民世論を無視し、市町村合併を押し付けた姿勢です。

 私は、この3つの二井知事の政治姿勢は、「県民主役」「市町村とともに歩む」とは言い難く、「国主役」「国とともに歩む」県政だったと評価します。

 また、二井知事は、「持続可能な行財政基盤を構築するため、県政集中改革にも取り組み、定員管理の着実な実施や県債残高の減少に見通しを立てるなど、一定の成果を挙げた」と述べました。

 しかし、二井知事が、高規格道路に1790億円、ダム建設に1124億円、国体にも巨費を投じながら、県債残高を就任時の1996年度よりも2倍にし、1兆1千億円にしたことは消せぬ事実です。ここ数年、二井知事は、産業技術センターの独立行政法人を強行するなど県職員の定数減を大幅にすすめています。そのことによって、県債残高を減少させようとしていますが、大型事業に大盤振る舞いをする基本姿勢は変わっていません。県民にとって必要な財政再建の手法は、定数減による県民サービスを削る改革ではなく、不用不急の大型事業の無駄を削る改革ではないでしょうか。

 更に、大型事業の相次ぐ破たんも明らかです。愛宕山開発では、251億円の赤字が明らかですし、工業用水道事業でも、赤字の穴埋めに150億円が投入されています。今後は、山口宇部有料道路で大幅な赤字が見込まれるなど二井知事が大きくした負の遺産は山積しています。二井知事は、今回の立候補に当たってこれら失政への反省の弁を県民に改めて述べるべきです。

 成果だけを強調した今日の決意表明は、空虚で県民不在を改めて露呈するものだったとの感想を私は持ちました。

岩手・宮城内陸型地震の教訓を山口県で。

 いよいよ明日から6月県議会が始まります。私は、党県議団で、最初の発言になります。今週中に原稿を仕上げなければならず、今朝から原稿書きを始めました。 今の時点で、10分の1程度は書いたことになるでしょうか。

 四川大地震に続いて、国内で宮城・岩手内陸地震が発生しました。山口県としても、この地震の教訓を汲みつくすことが重要です。

 中国新聞には、名古屋大学の鈴木教授の論評が掲載されていました。鈴木教授は、今回の岩手・宮城内陸地震は、「北上低地西縁断層帯」と呼ばれる活断層の一部もしくは、その延長部分が起こした可能性があるとしています。

 これまで、公表されていた地震の長期予測によれば、「この断層帯ではマグネチュード7.8の地震が起こり、その確率は今後30年間にはほぼゼロ」とされていたと鈴木教授は語ります。

 山口県地震防災対策推進検討委員会は、この程、「山口県地震被害想定調査報告書」を発表しました。この報告書は、今後30年以内に50%~70%の確立で地震が発生するとされている「東南海・南海地震」などだけではなく、県内の主な活断層、各市町で地震動が最大となる断層を抽出して、合計16断層の被害想定を行っています。

 山口県は、この貴重な報告書を受けて、今後の地震防災対策を強化していく必要があります。

 その上で、この報告書で被害想定が行われていない断層についても「いつ地震が起きるかわからない」視点で、情報収集等目配せを行っていく必要があることを今度の地震は語っているのではないでしょうか。

 私は、来る6月議会で、まず、山口県の地震防災対策の強化について質問を行なうことになりそうです。

旧美東町土地開発公社の土地になぜ県道が

 昨日に続いて、旧美東町土地開発公社の問題に触れます。この問題で、もう一つ重大なのは、山口県が、小郡萩道路事業の用地として旧美東町土地開発公社から土地を取得しているということです。私は、県が公社から取得した土地の面積と価格の資料を入手しました。

 県は、H14年2月に、公社から38500㎡の土地を3120万円で取得しています。同じくH15年1月に、10500㎡の土地を850万円で、H16年9月に33700㎡の土地を2727万円で購入しています。

 1㎡当たりの価格は、810円弱です。公社は、そもそもこの土地を個人からは、1㎡あたり450円で、法人からは、2000円で購入しています。公社の資料で、十文字原用地の概要がありますが、620357.11㎡を382990000円で購入したとあります。この数字から1㎡の単価を出すと約617円となります。

 仮に、通常の相場が1㎡あたり200円としますと、公社は、ゴルフ場用地が破たんして転売されていた土地を平均して通常の3倍で購入した。県は、その公社の土地を通常の4倍で購入したことになります。

 いずれにしても、県道小郡萩道路は、なぜ、公社の高い土地を買収するルートを通ることになったのか甚だ疑問です。わざわざ高い土地を買収したルートを選んだのなら、財政の効率的な使用という点から言っても問題です。県は必要以上の財政を用地費としてこの道路に支出したことになるのではないでしょうか。私は、小郡萩道路の用地の取得について、土地開発公社から取得した用地の価格と他の用地の価格を比較検討してみたいと思います。

 県道小郡萩道路は、H6年に計画路線指定が行われました。ならば、H8年に発足した旧美東町の土地開発公社の当初の計画に反映されてしかるべきなのに、この程、党美祢市議団が入手した美東町十文字原開発計画のマスタープランには、県道の計画は何も書かれていません。しかし、いつ誰が作成したのか分からない「十文字テクノポート完成予想図」には、公社の土地を県道が縦断するものになっています。この重大な計画変更はいつどのように行われたのか引き続きの解明が必要です。

 結果として、旧美東町土地開発公社は、十文字原の用地を購入したが、11年が経過した今も、造成工事に至っていない。一方で、この用地のど真ん中を小郡萩道路が通過している。この奇妙な図を解明しなければなりません。