藤本かずのりサポーターズ はじめました

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空飛ぶタイヤ

 池井戸潤さんの「空飛ぶタイヤ」を原作としたドラマのDVDを観ました。

 このドラマは、09年日本民間放送連盟賞において番組部門テレビドラマ番組最優秀賞などを受賞しています。

 とても重厚で、感動する作品でした。私にとって、この数年間で最高のドラマだったと言えます。

 赤松運送のトラックのタイヤは外れて、死亡事故が起きます。

 会社の整備不良が原因とされていましたが、赤松運送社長の赤松徳郎は、ホープ自動車の欠陥だと会社に迫ります。

 巨大企業のホープ自動車は欠陥だと認めません。赤松運送の経営も悪化します。

 ホープ自動車から赤松運送への懐柔も行われます。最後まで目を離すことが出来ないドラマでした。

 巨大企業と闘う赤松徳郎の姿に勇気をもらいました。ドラマで赤松を演じた仲村トオルさんの演技は圧巻でした。

 私の議会活動とも通じる面があると感じました。

 私の議員活動へのエールだったようにも感じました。

 今、原作を読んでいます。上下巻で上巻を読み終えました。

 ドラマが良かったのは、この原作が良かったからだということを実感しています。

 「鉄の骨」もそうですが、「空飛ぶタイヤ」についても、池井戸潤さんの作風に惚れてしまいました。

 池井戸作品には、「大きなものに挑む勇気」や「正義を貫く気概」が貫かれていると感じます。

 「空飛ぶタイヤ」を始め、この夏は、池井戸作品に浸りたいと思いました。

 池井戸ファンの皆さん、作品の感想をお聞かせください。

 

美祢市美東で高規格道路周辺で新たな水害が発生

 本日の午前中、三好美祢市議と一緒に、美祢市美東地区の豪雨災害現場を視察しました。

 本日、視察した結果は、宇部土木建築事務所美祢支所に伝え、改善を求めました。

 特徴は、高規格道路小郡・萩線が建設されている場所で、今までになかった水害が発生しているという事実です。

 まず、赤郷松原地区です。この地域では、Yさんの家の裏の水路のマスで、5m位水が噴きあがりました。

 また、隣のHさん宅後ろの水路も水が越えてHさん宅に入りました。

 これら水路の上には、高規格道路が建設中でした。

 高規格道路から流れ出た水を受ける水路があまりにも狭隘であるための水害だと言えます。

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 高規格道路からの大量の水が水路から溢れた現場

 次に、大田市下秋地区です。Nさん宅西側の道路が川となり、水位は大人の膝ほどでした。

 道路下の田畑や家が浸水しました。

 川となった道路の上に高規格道路が建設中です。ここも高規格道路から流れでた水を受ける水路が狭隘だと思われます。

 今後の高規格道路の建設にあたっては、近年の豪雨災害の教訓を生かし、排水路の規格を大きくし、終末まできちんと水路を拡幅するなどの対策を強化する必要性を感じます。

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 道路が冠水し、この水路に水が集中し下手が浸水

 その他、赤郷絵堂の元町営住宅の裏山から水が噴き出し近隣の住宅が浸水した被害現場を視察し改善を要望しました。

 この付近にも高規格道路が建設中であり、それに伴い、一般道路の付け替え工事が行われています。

 地元の方は、こられ工事の影響はなかったのかとの疑問を持っておられます。その事も県に伝えました。

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  鉄砲水のような勢いの水が噴き出した現場

 更には、赤郷の近隣の畑が浸水する被害が起きた県二級河川三角田川を視察し、改善を要望しました。

 この付近では、特産のごぼうが育てられています。ごぼうは特に冠水に弱いと言われており、被害は大きかったようです。

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  水路の草などは、地元の方が除去されたそうです

 本日の午後からは、宇部市吉部大棚の田がえぐられた現場を市職員の方と一緒に視察しました。

 市の担当者は「昨年の災害の復旧工事がこの秋に計画されており、この工事の中で、今年度の新たな災害分についても一緒に復旧工事を行いたい」とおしゃっておられました。

 地権者にお伝えすると安心されました。

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 この秋に復旧工事が行われることが決まった現場

 

 

借りぐらしのアリエッティ

 子どもたちとスタジオジブリの新作映画「借りぐらしのアリエッティ」を観に行きました。

 私は、スタジオジブリ作品はほとんど映画館で観ていますが、宮崎監督作品以外の映画の中ではとても秀でた作品だと感じました。

 米林監督は、まだ30代。初めての監督を務めましたがこれからに期待が持てます。

 主人公のアリエッティは、小人の少女。翔が夏を過ごした家の床下で暮らしています。

 この映画にハルという家政婦さんが登場します。ハルは、アリエッティのお母さんを捕まえてしまいます。

 ハルは人間の中ではむしろ好人物の方だろうけれど、そのハルの行動に人間の浅はかさが描かれているように感じました。

 地球上で絶滅する虫たちは人間の言葉を理解できず、話すことも出来ないけれど、もし絶滅に瀕している動物と会話が出来ればアリエッティの言葉になるのかも知れません。

 翔は、「君たちは滅びゆく種族なんだ」と言います。アリエッティは「私たちはいろいろ工夫して、一生懸命に生きる。一生懸命に生きている。絶対に滅びたりしない」と言い返します。

 このアリエッティの言葉が、少数民族や絶滅に瀕している動物たちの叫びに受け止められました。

 翔がアリエッティの理解者になったように、私たち人間は、翔のように生きるべきだと映画は語っているようでもありました。

 アリエッティは、翔が夏を過ごした家を後にしますが、アリエッティの家族は、今日も懸命に生きていることでしょう。

 今の社会に警鐘を鳴らしながら、頑張って生きている人々への応援歌のような映画でもありました。

 久々にスカッとした映画でした。やはりジブリはいいですね。

 原作は、メアリー・ノートンの「床下の小人たち」です。原作も読んでみようと思っています。

 皆さん「借りぐらしのアリエッティ」の感想をお聞かせください。

西宇部校区子ども会球技大会に参加

 本日、西宇部校区子ども会球技大会に参加しました。

 先週開催の予定でしたが、雨で延期されたため、今日行われました。

 まず、来賓(西宇部小学校PTA会長)として参加しました。

 次に、球技大会の運営委員として参加しました。

 今週は、妻が出張していますので、私が急遽、ピンチヒッターの運営委員として参加しました。

 PTA会長としては、閉会式であいさつをさせていただきました。

 運営委員としては、ソフトボールの試合の裏方を務めました。

 ファールボールを回収したり、審判におしぼりを出したりの作業を担当しました。

 とにかく、暑さとの闘いでしたが、何とか乗り越えることができました。

 今日一日で、別人のように日焼けしました。

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   私の手。時計の後が残る程日焼けしました。

 我が家の子どもは、まず、三男が、ドッジボールで参加しました。

 三男のチームは惜しくも一勝も出来なかったようです。

 三男は、キャプテンとして、チームをまとめるために頑張ったようです。

 次男は、ソフトボールで参加しました。次男のチームは、見事3位となりました。

 次男は、7番、セカンドでフル出場したようです。

 運営委員をしながら、次男の動きを見ていましたが、守りもバッテングも落ち着いたプレーでした。

 次男の成長に父としても満足しました。

 炎天下の中頑張った子どもたちにまず拍手を送りたいと思います。

 大会を準備された子ども会の役員の方々には本当に頭が下がります。お疲れ様でした。

 それにしても、私自身は、ピンチヒッターの運営委員として大会役員の方々には、大変ご迷惑をお掛けしました。お詫びいたします。

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  次男のチームが決勝をかけて戦った試合の様子 

大雨の被災地を今日も視察

 本日、大雨の被害現場を視察しました。

 宇部市吉部大棚の藤ヶ瀬川です。民家に水が浸水する被害のあった場所と同じ川で被害個所も近くです。

 現場は、昨年の豪雨災害で、川の堤防が崩れたところです。復旧がされていない所で、先週の大雨で、川が大きくえぐれています。

 先日視察した河中所もそうでしたが、昨年被害を受けたところで復旧工事がされていない所が残されていることは問題です。

 昨年、復旧工事がされておればと耕作者の方は残念がっておられました。

 せっかく植えた苗の多くが抉り取られていました。

 連休明けに状況を市役所の担当課に伝え、職員の方と一緒に、現場で対応を協議したいと思います。

 大雨被害に関して、引き続き、様々なご要望をお寄せください。

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  川の堤防が崩壊し、田が大きく抉られた現場

 

米原ろしゅうさんの喜寿の祝い

 今日、夕方、米原ろしゅうさんの喜寿の祝いが行われます。

 米原さんに出会ったのは、私が大学を卒業して宇部協立病院に就職した直後です。

 もう25年のお付き合いとなります。

 私は、大学で障がい者福祉のゼミに入っていましたので、就職した直後、米原さんが会長を務める「障がい者の福祉をすすめる会」に入会しました。

 福祉をすすめる会が主催する「点検活動」や「日帰り旅行」での米原さんの思い出は数多くあります。

 また、入会した当時から、障がい者の交通権を保障する活動である「ひまわり号」のボランティアに参加していました。

 ひまわり号では、列車やバスを貸し切って、様々な所に行きました。一番の思い出は、秋吉の鍾乳洞に車いすの方が入られた時です。

 宇部市でひまわり号の実行委員会を作り、会長が米原さん、事務局長が私というコンビで10年程度取り組みました。

 私が、市会議員になり、米原さんと一緒に取り組んだのは、身体障がい者の自立支援付き住宅です。

 地域で自立したい身体障がい者の方が入居できるケア付き住宅を設置しようと、繰り返し宇部市などと交渉を行いました。

 私も議会でこの問題を取り上げ、鵜の島市営住宅の新築に合わせ8戸の「重度身体障がい者の自立支援付き住宅」が設置されました。

 セルプ南風が運営する「障がい者生活支援センター」がケア付き住宅に隣接して設置され、今でも在宅の身体障がい者の方々の拠点となっています。

 先日、宇部市と同様の施設が県内にあるのか県住宅課に問い合わせたところ、宇部市のこのケースのみということでした。

  米原さんは12才で終戦を迎えますが、まさに箱の中で宇部空襲を経験されました。

 数年前の学習会で米原さんから直接、お話をお聞きしましたが、この体験談は、今後とも多くの市民に伝えていってほしいと思います。

 米原さんは、出会った25年前と全く変わっておられないので、77歳とは信じられませんが、昭和8年生まれですので、やはり喜寿です。

 私に福祉とは何かを教えてくれた宇部市での恩師です。どこか父のようにも感じる方です。私の人生にとって師匠と慕う方の一人であることに間違いありません。

 これからも元気で、宇部市の障がい者福祉の充実のために力を尽くしていただきたいと思います。

 米原さん喜寿おめでとうございます。今日は、いまからゆっくりお話いたしましょう。

 それでは米原さんの喜寿を祝う会に行ってまいります。