昨日の中国新聞は、「中国電力は22日、上関原発建設予定地(山口県上関町)の公有水面埋め立て免許の免許期間を2019年7月までさらに1年1カ月間延長するよう山口県に申請した。」と報じました。
昨年6月、村岡知事は、「国のエネルギー政策における(上関原発の)位置づけが変わらないと見えるだけの説明が尽くされていない」として、7度目の説明を求め、中国電力は、回答期限の22日に、県に回答文書を郵送したものです。
中国電力は、福島第一原発事故に伴う工事中断を受け、12年10月に3年間、昨年5月には2年8カ月間の免許延長を申請していました。
中国電力の3度目の延長申請が認められば、当初の免許期間からほぼ9年延長されたことになります。
今朝の毎日新聞は、村岡知事は23日、中国電力から7度目の回答が届いたことに「国のエネルギー政策における上関原発の位置づけが変わらないか精査し、適切に判断する」と述べたと報じています。
日本共産党県議団が昨年11月原子力規制委員会などとの交渉で明らかにしたように、上関原発は、重要電源開発地点という「旧基準」によって位置づけられているだけで、「新しい規制基準」に対する審査は一切されていません。
二井元知事が整理をしたように、新たな基準での土地利用計画を出さなければいけない状況であることは明らかです。
中国電力の申請を一旦不許可にするのは当然です。
にも関わらず、公有水面埋め立てを中電だけ7年間もの延長を認めることは、村岡知事の裁量権濫用は明らかです。
村岡知事は、3度目の延長申請は認めず、不許可にすべきです。
中国電力が3度目の延長申請を行いました。みなさんはどうお考えですか。
昨日、参議院選山口選挙区野党統一候補のこうけつ厚候補の出陣式が山口市内で行われました。
日本共産党からは、山下副委員長が応援にかけつけ「市民と野党が力をあわせて政治をかえるチャンスだ」「こうけつさんや私たちの政策を県民に伝え抜き、勝利の扉をこじ開けよう」と呼びかけました。
こうけつ候補支援を訴える日本共産党山下副委員長
民進党からは菅直人元首相が応援にかけつけ「最高の候補者を市民と野党共闘の中で擁立できた。山口から日本を変える大きな一歩にしよう」と訴えました。
こうけつ候補支援を訴える菅直人元首相
社民党からは、金子元衆議院議員が「山口が変われば日本は必ず変わる」と訴えました。
前山口大学副学長のこうけつ厚野党統一候補は「私は立憲主義を取り戻したい。大学を飛び出し、みなさんとともに取り戻す」と訴えました。
元気一杯に第一声を行うこうけつ厚選挙区候補
日本共産党の松田一志比例候補と連合山口の中繁会長も紹介されました。
私は、総がかり行動うべ実行委員会事務局長として宇部が変われば山口が変わるの決意で頑張りたいと思います。
こうけつ候補への想いをお教え下さい。
宇部市PTA連合会総会で私は、会長挨拶で、黒柳徹子さんをモデルにしたNHKテレビ「とっとテレビ」の話をしました。
昨日、宇部市PTA連合会理事会での挨拶の中身を考えている時に、「黒柳徹子さんが渥美清さんに『星の王子さま』ぐらい読みなさい」と諭すシーンを思い出し、星の王子さまの話をしようと思い、パラパラとページをめくっていました。
小説の後半、小さな王子さまは、キツネにバラに会いに行けと諭され、バラに会いに行き、再びキツネの所に戻ります。
小さな王子さまは、キツネに秘密を教えられます。
「ものごとはね、心で見なくてはよく見えない。いちばんたいせつなことは、目に見えない」
私が今回再読して、心に残ったのは次のくだりです。
「きみのバラをかけがえのないものにしたのは、きみが、バラのために費やした時間だったんだ」
私は昨日のPTA理事会での挨拶で、「バラをスマホに変えてみましょう」とお話ししました。
「きみのスマホをかけがえのないものにしたのは、きみが、スマホのために費やした時間だったんだ」
今日、子どもたちにも親たちにも当てはまる状況を示しています。
PTAとして、「バラを子どもに変えてみましょう」と自戒じつつお話ししました。
「きみの子どもをかけがえのないものにしたのは、きみが、子どものために費やした時間だったんだ」
スマホやコンピュターに向かう時間をもう少し子どもたちと過ごす時間にしたいと、「星の王子さま」のこのくだりを読んで感じました。
名作は、何度読んでも味わいがあることが分かりました。
時間といえば、ミヒャエル・エデンの「モモ」を思い出します。
岩波書店の大島かおりさん訳の「モモ」の訳者のあとがきの冒頭にこう書かれています。
「『時間がない』、『ひまがない』-こういうことばをわたしたちは毎日聞き、じぶんでも口にします。いそがしいおとなばかりではありません、子どもたちまでそうなのです。けれど、これほど足りなくなってしまった『時間』とは、いったいなになのでしょうか?機械的にはかることのできる時間が問題なのではありますまい。そうではなくて、自分の心のうちの時間、人間が人間らしく生きることを可能にする時間、そういう時間がわたしたちからだんだんと失われてきたようなのです。このとらえどころのないような時間というものが、このふしぎなモモの物語の中心テーマなのです。」
このくだりを読むと、私が大学時代に学んだマルクスの「経済学哲学手稿」に出てくる「労働の疎外」と共通する概念を感じます。
サン=テグジュペリの「星の王子さま」が出版されたのが、1943年。
ミヒャエル・エデンの「モモ」が出版されたのが、1973年。
ミヒャエルは、「星の王子さま」からの影響も得て、「モモ」を書いたのではないでしょうか。
人間らしく生きる時間を持つにはどうしたらいいのかと、マルクスもサン=テグジュペリもミヒャエル・エデンも考えなさいと教えられていることを感じています。
「星の王子さま」は私の座右の書と一つになりました。
みなさん、「星の王子さま」で印象に残る言葉をお教えください。
昨日、浄土真宗本願寺派宇部北組総代会研修会で、防府市妙玄寺住職の神保先生のお話しを聞きました。
その中で、正岡子規の「病牀六尺」の事が出てきました。
正岡子規は、1867年に生まれ、1902年に亡くなった日本を代表する俳人の一人です。
子規は、亡くなる3年前からほぼ寝たきりで、寝がえりも打てないほどの生活を送ります。
その中で、新聞「日本」にエッセーを発表し続け、それをまとめたのが「病牀六尺」です。
文中に、麻酔剤を飲みながら文章を書いていることが出てきます。
また、高浜虚子、河東碧梧桐・伊藤佐千夫・長塚節らが訪ねて来る場面が度々出てきます。
外出など不可能で、病床に臥した状態でありながら、テーマは多岐に渡り、ユーモアを交えた文章に笑いも出てくるほどです。
子規は、「病牀六尺」の最終回を書いた翌日に亡くなります。
亡くなる数日前の文章には「足あり、仁王の足の如し。足あり、他人の足の如し。足あり、大磐石の如し。僅かに指頭を以ってこの脚頭に触れるば天地振動、草木号叫、女媧氏いまだこの足に断じ去って、五色の石を作らず。」と書いています。」と悲痛な病とのたたかいが綴られています。
神保先生は、「人間はあるがままに一人ひとりの役割を発揮して生きていくことが大切」と話されました。
ドキュメンタリー映画「不思議なクニの憲法」の中で、車椅子で生活を送るプアカウンセラーの安積遊歩さんが、「人間はハンディーを持って生まれハンディーを持って死ぬもの」という趣旨を発言しておられたことも思い出しました。
50代の私は、あるがままで、日々与えられた役割をしっかり発揮していきたいと思いました。
正岡子規のことについても少しづつ知っていこうと思いました。
子規について皆さんの好きな句や好きな言葉をお教え下さい。
憲法9条の会うべ主催で松井久子監督のドキュメンタリー映画「不思議なクニの憲法」上映会が行われました。
参議院選挙を前に、一人でも多くの国民の皆さんに観ていただきたい映画だと思いました。
今日、18時30分~ 宇部緑橋教会で最後の上映会が行われます。一人でも多くのご参加をお願いいたします。
この映画には、多くの研究者をはじめ市民の方々が出演されています。
冒頭に登場された元外務省官僚の串崎享さんは、2010年の自民党の公約は、殆どが達成されず、全部うそとなっているという話には納得しました。経済成長率を高めると言ったがマイナス成長になっていますし、中国や韓国との関係改善と行ったが、悪化しています。
消費税は社会保障にだけ使うと言ったが決してそうなっていません。
TPP交渉に反対といったのに、現在は、交渉を推進しています。
これだけ取ってみても、アベ政治の暴走ぶりは顕著です。
明日の自由を守る若手弁護士の会の竪十萌子さんの後半部分の発言は胸がつまりました。
竪さんは、ほとんどの土日、若いお母さん方が集う憲法カフェへ出席しています。
竪さん自らもお母さんです。
竪さんは、自らも家族と一緒に楽しむ時間を確保したいが、「子どもたちの未来のために、憲法が改悪されないために、今が踏ん張りどころ」と声を詰まらせます。
私は竪さんの気持ちに共感して、自らの活動への力を頂きました。
瀬戸内寂聴さんは、終戦時を中国で迎えます。
日本軍が行った行為から、日本人は殺されるのはないかと直感したそうです。
しかし、中国人は「以徳報怨」という字を大きく書いて、日本人を攻撃することは殆どなかったそうです。
瀬戸内さんは、こんな心の大きな国と戦争したのかと悔いたそうです。
憲法12条には、国民の不断の努力で憲法を守る必要があることを書いています。
今がその時だし、その結節点が今度の参議院選挙です。
自民党への一票は、日本国憲法を失う一票だとこの映画を観て痛感しました。
私も力の限り、この選挙で、自民党の改憲の企みを打ち破るために力を尽くしたいと思います。
総がかり行動やまぐち実行委員会主催の「やまぐちデモクラシー県下連結アクション」が昨日から始まりました。
10時から萩地区集会。11時から長門地区集会。
13時から、宇部市楠総合センタールネッサンスホールで、宇部地区集会が行われ約250名の市民が参加しました。
宇部市楠総合センターに250名が集いました。
民進党山口県連合会の西嶋裕作代表、日本共産党山口県委員会の佐藤文明県委員長、社民党山口県連の佐々木あけみ代表がそれぞれ挨拶を行いました。
その後、こうけつ厚参議院山口選挙区野党統一予定候補が「エンジンは壊れ、ブレーキも持たないアベ政治の暴走を許せば、大ケガするのは、私たち国民です。私はアベ政治をチェック、クリア、チェンジ、の「3C」を実行します。」と力強く訴えました。
野党3党代表者とこうけつ厚さんが声援に応えます。
その後、日弁連前副会長の内山新吾弁護士が憲法を巡る情勢と山口選挙区で野党統一候補が擁立された意義について特別報告を行いました。
最後に、私が行動提起を行いました。
県下連結アクションは、今日も行われます。
10:00~岩国市民会館大ホール。
12:20~柳井駅南公園(SL広場)
13:30~周南市児玉公園(徳山小学校西隣)
15:00~防府駅みなと口 であいの広場
15:00~山口市民会館大ホール
特に、山口市民会館大ホールへ皆さんのご参加をお願いいたします。
いよいよ参議院選挙の公示を迎えます。
引き続き、皆さんのご支援をお願いいたします。