選挙が終わって、久しぶりの街頭宣伝を行いました。これから4年間、毎週金曜日の街頭宣伝を続けていこうと思います。
今日訴えたのは、臨時議会が終わって、私が厚生委員になったことなどと、参議院選挙に向けての訴えです。日本共産党は、昨日、中央委員会を開いて参議院選挙にのぞむ政策と方針を確認しました。
選挙に向けての争点は、憲法問題と貧困・格差問題です。憲法問題では、強行された改憲手続き法案の問題点と9条を守る運動の前進を訴えました。格差・貧困問題では、①逆立ち税制を正す②社会保障切捨てを許さない③人間らしく働くルールを確立するの「3つの転換」を訴えました。
どこも反応は良く、2箇所目では、差入れまでいただきました。やはり政治家は政治を訴えなければなりません。参議院選挙まで2ヶ月。金曜日を軸に大いに街頭から風を吹かせていこうと思います。
昨日は、次男・渓太と空手教室に行きました。渓太は初めての練習に緊張していましたが、「楽しかった」と言っていました。私は、選挙後はじめての練習で、今日は、腕と肩の筋肉痛ですが、今後も親子で教室を続けていこうと思っています。親子で共通する話題が出来るというのもいいものです。
街頭宣伝を行う私(東岐波のスパー前)
綿谷元副知事の顧問2ヶ月で解任について、マスコミの方からコメントを求められました。
山口県は、二人いた副知事を一人にしました。また、法改正とはいえ、出納長職を廃止しました。それも、これも、財政難が理由です。そのような中、顧問が必要か、私は疑問を持っていました。
しかし、米軍基地問題などの難題に対して意見を聞くために必要だということを理由に、顧問が置かれました。本当に必要な職なら、信用保証協会の方を辞退すべきなのに、顧問を辞任するとは納得できません。最初から本当に必要な人事だったかが疑われます。
その上で、なぜ、ここまでして、元副知事が、県信用保証協会理事長になることことを押し通すのかに対して、私の疑問はふくらみます。
今日は、長男風太の10歳の誕生日です。妻は、一人目が流産し、風太を妊娠してから入退院を繰りかえしました。そして、風太が生まれたときの喜びを昨日のように思いだします。あらから10年もたったんですね。背が伸びて、来年あたりには抜かされそうです。
次男や三男からもプレゼントが渡され本人はとっても喜んでいました。恒例の妻のケーキに兄弟みんな満足していました。
昨日から県委員会共済会の旅行で、四国に行ってきました。晴天の中、金比羅山の奥の院に足を伸ばし充実した旅行となりました。讃岐うどんの店にも3軒はしごし、どこもとてもおいしかったです。
最初に、平山郁夫美術館に行きました。美術館で、平山さんの「生かされて、生きる」を買って、行き帰りの車中で読みました。
「私は、中学3年のとき、広島で被爆しています。同級生の多くが死にました。あの被爆体験が私の平和を祈る気持ちの原点になっています。絵筆を持って描くのは私ですが、たくさんの人たちのありがたい理解と協力がなければ、私の画業人生は成立しませんでした。私の右手は、多くの人たちによって支えられ、動かされてきたという感慨が強いんです。ですから、自分にできることで恩返しをしたいだけです」
作中で、こんなインタビュー記事に出合いました。
丁度月曜日は、改憲手続き法案が成立しました。平山さんの悲劇を繰り返さないために、9条を守るたたかいを強めていきましょう。
妻の手作りケーキに喜ぶ風太
土曜日の午前中は、こぐま保育園の清掃日でした。私は、可能な限り参加し草刈機を使うことにしています。午後は、小郡で会議、夕方は、実家の周辺の草刈り、夜は、吉部の人達の懇親会に参加しました。実家に泊まり朝から草刈り、昼は、障害者の方々との昼食会、実家に帰り草刈り。機械に混合油を入れて約1時間動きます。ですから、この土日で、4時間草刈機を動かしたことになります。実家では、3時間、我が家で一番大きな田の周辺の草刈りをしたのですが、1周終えることはできませんでした。草刈りも大変な作業です。それでも、大袈裟ですが、国土を守っている自負を感じます。さまにグリーンキーパー。農業後継者の端くれとして、今耕作している田の周辺だけは、草刈りを行っていこうと思っています。いい汗を流し、気分爽快です。
今日で、臨時議会が閉幕しました。日本共産党は、山口県賦課徴収条例の一部を改正する条例に関する専決処分に反対しました。反対の理由は、久米県議が、本会議で述べたとおりですが、一部紹介します。
この議案は、自民・公明の与党が地方税法の一部を改悪したことによるものです。「改正」の主な目的は、金持ち減税だといわざるを得ません。株式の譲渡利益などへの課税を20%から10%にすることが大きな柱です。国税庁の2005年分の調査によると100億円を超える所得を申告した7人の株式などの譲渡利益の合計が2000億円ありました。つまり、20%の税率であれば、400億円納税しなければならなかったものが、10%になったので、200億円の納税ですむことになったのです。7人だけで200億円の減税を政府は行ったのです。
金持ち減税は1年で、1兆円と言われています。その一方、定率減税の全廃などでの庶民増税は、1兆7千億円です。
日本共産党は、参議院選挙で躍進し、この逆立ち税制を正していきたいと思います。
今日は、今から地域労連の新事務所びらきに行ってきます。
本日、改選後最初の、常任委員会が開かれました。私は、厚生委員に任命されました。常任委員は、2年で改選です。県議2期目の後半に続き、二度目の厚生委員です。
格差拡大が叫ばれる一方で、社会保障の大改悪が強行され続けています。このような中、山口県の厚生行政がどうあるかは、県民の命に直結する重大問題です。引き続き県民にとって大切な委員会に所属させていただいて感謝すると同時に、大いに奮闘したいとも思っています。
県民の皆さんの様々な情報提供をお願いいたします。
さて、厚生委員に任命されて最初の仕事が飛び込んできました。本日、午後の本会議終了後、山口県医療労働組合連合会が二井知事に行った「医療・看護の充実・改善を求める要望書」提出に同席させていただきました。後の予定もあり中座しましたが、要望に対する県の回答までは同席できました。
一つ目は、「患者さんへ安全でゆきとどいた医療・看護・介護を提供するため」の要望事項です。県は、回答の中で、山口県内の潜在看護師は、約1万数千人ではないかと述べました。この方々の再就職を促進すると同時に、このような方を生まないような対策の強化が必要だと感じました。院内保育所への運営費補助の要件が緩和されたことなども紹介されましたが、抜本的に、看護師さんが働きつづけることができる環境づくりを山口県で進めることが必要だと感じました。
二つ目は、医師確保対策です。この問題の第一は、過酷な医師の労働実態を改善していくこと。二つ目は、医学部の定員を増やすことです。第一に関して県は、勤務医の労働条件の問題に関して、県に指導監督の権限はないとしながら、県が行う研修会で「過重労働が、医療事故につながるおそれがある」ことを周知していると回答しました。また、医学部の定員増については国に増員を要望していると答えました。日本共産党は、この問題で提言を出しましたが、解決のためには、県の更なる努力と同時に、国の積極的な対応が急がれます。
一つ一つ勉強しながら、今後の厚生委員会で大いに発言したと思います。
要望書を提出する県医労連の萩原執行委員長