議員日誌

宇部市PTA連合会コーラス交歓会で鳥になる

 昨日、宇部市PTA連合会主催の「コーラス交歓会」が行われました。

 市内のPTAコーラスチームが宇部市楠総合センタールネッサンスホールで一同に介しコーラスを披露しました。

 私は、西宇部小学校PTAコーラス「グリーンエコーズ」のメンバーとして参加しました。

 「鷗」「ほらね」「サークル・オブ・ライフ」の三曲を披露しました。

 二曲が終わった後、私が、鳥の格好して、曲紹介をしました。

 鳥

 「サークル・オブ・ライフ」で鳥になった私

 鳥になって私が行った曲紹介の内容は以下の通りです。

・・・

 西宇部小学校PTA「グリーンエコーズ」です。

 旧楠町出身の藤本です。故郷の舞台に立つと、燃える私です。一昨年は、ピコ太郎になりました。
 今年は鳥です。コーラス交歓会を盛り上げるためには何でもやります。
 なぜ鳥なのか。私たちの選んだ歌は全て鳥がらみだからです。
 最初の歌は、「鷗」(かもめ)。鳥そのものです。
 二曲目が、「ほらね」。鳥とは関係ないと思われるかも知れませんが、歌詞にくり返し鳥が出てきます。「きっとね だれも ひ『とり』じゃない」
 今からお届けする「サークル・オブ・ライフ」は「ミュージカル・ライオンキング」の中の一曲です。ライオンキングには、色んな動物が出てきます。予算の関係で、鳥の衣装だけが完成して私がきることになりました。
 それでは、楽しかったPTA交歓会の最後のチーム。私たちの歌も最後の一曲となりました。
 まさに「取り」を飾る一曲は、「サークル・オブ・ライフ」です。
 しっ「とり」聞いてください。

・・・

 このコメントが観客の皆さんにどう受け止められたのか。

 甚だ疑問ですが、やりきりました。

 盆過ぎから練習に入り、練習の成果を出すことができたと実感しています。

 達成感をメンバーの皆さんと分かち合えました。

 指導いただいた先生方にも感謝の気持ちでいっぱいです。

 今年も、すばらしいコーラス交歓会だったと思います。

 PTA連合会コーラス交歓会実行委員会の皆さんにも感謝申し上げます。

 

厚東川の河川事業進捗率9.2%

 本ブログ先週の日曜日「恩田で私を囲む会」の中で、私が発言した内容です。要旨では、とても凝縮されていたので、本日、詳しく報告したいと思います。

 県内の河川整備計画が策定されてある河川の事業の進捗状況は以下の通りです。(ダムの工事が行われている所は、河川工事に限りました。)

 錦川=76・0 島田川=19.3% 椹野川=22.1% 厚東川=9.2% 厚狭川=60.0% 木屋川13.2%

 河川改修において、厚東川の事業進捗率が最低です。

 厚東川水系河川整備計画の中から、整備区域などを列記します。

 ①厚東川「流下能力向上区間」(沖の旦橋から末信地区上流までの約4キロ区間)改修内容は、拡幅掘削、築堤

 ②厚東川「逆流防止箇所」(古川合流点)改修内容は、水門整備

 ③厚東川「逆流防止箇所」(大坪川合流点)改修内容は、水門整備

 ④太田川「友永堰から上流約0.5キロ区間)改修内容は、堤防嵩上げ

 ⑤中川「明神川合流点から県管理区間上流端までの約1.0キロ区間)改修内容は、河床掘削、築堤

 私が住む厚南地域に関連する厚東川の沖ノ旦橋から末信地区上流まで約4キロと中川の明神川合流点から県管理区間上流端までの約1キロの河川整備の早期完了が望まれます。

  今、皆さんに「山口民報」11月号外を配布しています。

 この中で、「くらし応援の予算」の提案を行っています。

 その一つが「相次ぐ自然災害から県民の命と財産を守る 河川、砂防などの防災予算の大幅増」です。

 2017年の防災予算は、115億円です。これを倍の230億円にして、事業を進捗率を上げる提案を行っています。

 取り分け、遅れている宇部市を流れる厚東川の河川整備を大きく進めることを私は提案しています。

 河川改修に関する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

「空母」を防衛大綱に明記へ

 28日、しんぶん赤旗日刊紙は「政府は、年末に策定する新たな防衛大綱に、攻撃型空母への転用を狙った『多用途運用母艦』の導入を明記する方向で調整に入りました。岩屋毅防衛相は27日の記者会見で、海上自衛隊最大の『いずも』型護衛艦の改修を念頭に、『せっかくある装備なので、できるだけ多用途に使っていけることが望ましい』と述べました。」と報じました。

 28日の毎日新聞は、この問題に関して「政府は『いずも』型2隻を改修し、日本列島周辺に展開することを想定。どちらかが修理・整備に入る期間に備え、さらに1隻増やして『万全にする』(同関係者)案も出ている。」と報じました。

 同上のしんぶん赤旗日刊紙は「従来の政府見解は攻撃型空母の保有は、『専守防衛』を逸脱し、憲法上認められないとされています。対地攻撃機であるF35Bを搭載すれば、違憲の敵基地攻撃能力に該当します。」と報じました。

 集団的自衛権を容認した安保法制=戦争法に自衛隊が合致した対応を行っています。

 しかし、憲法9条は存在し、敵基地攻撃能力の保有は認めらていません。

 違憲の力を自衛隊が保有することは認められません。

 日本が「空母」を持とうとしています。皆さんはこの事をどのようにお考えですか。

 ご意見をお聞かせ下さい。

川柳は見ていた

 毎日新聞、27日付に玉木研二客員編集委員による「火論」が掲載されていました。

 扱われたのは、「十七文字の戦争-川柳誌から見た太平洋戦争と庶民の暮らし」(かもがわ出版)です。

 以前の本ブログで掲載した通り、私も読んだ本です。

 玉木さんはこう書き始めました。

 「川柳は皮肉と風刺、滑稽と哀感に生きる。時に権力の不興と不安を誘う。たとえば、戦前のプロレタリア川柳を唱えた鶴彬は『手と足をもいだ丸太にしてかへし』などと詠んで反軍の信念を鮮明にし、厳しい弾圧の中、20代の若さで死んだ。一方、日常の生活の中で川柳を愛した多くの無名の人らは、戦争中、どんな思いを作品にこめていただろうか。」

 玉木さんがこの本から選んだ戦争末期から終戦の部分を引用しましょう。

 「ひろがる絶望感。『どの駅も死んで来るぞの旗の波』しわ寄せは弱い者にくる。子供たちは飢えた。『柿熟す下に四五人の疎開の子』『食べられそうな草だが牛がにらんでる』敗戦。『敗けたなら生きてをらぬと生きてをり』徹底抗戦を叫んでいた者たちも軍国主義者からにわか民主主義者に変身した。『戦争は反対だった顔ばかり』。痛烈な一句。ここに戦後日本の『怪しさ』が凝縮しているかもしれない。」

 最後に、玉木さんはこう結んでいます。

 「今も為政者は毎朝、新聞の川柳欄を読んではいかが。その世情への眼力、おそるべしである。」

 私は、今、医療生協健文会と山口民報の川柳欄の選者をしています。

 一番最近の私の句です。

 「報酬は隠しコストはカットする」

 「皮肉と風刺、滑稽と哀感」出ていましたでしょうか。

 改めて、「十七文字の戦争」を読み直しました。

 「母を恋ふ盛り航空志願兵」

 「爆笑も警報までの映画館」

 どちらも1943年9月号の「番傘」に掲載された句です。

 このような句が生まれない時代を続けたいです。

 「戦争は反対だった顔ばかり」にならない平和な時代を続けたいです。

 川柳をはじめて四半世紀となりました。

 これからも川柳と楽しく格闘していきたいと思います。

 皆さんの川柳作品をお寄せ下さい。

「岩国進入管制空域」返還されず

 24日付、しんぶん赤旗「日刊紙」に「シリーズ検証 日米地位協定」が掲載されています。

 まず、米軍横田基地が航空機の官製業務をおこなう空域「横田進入管制空域」(ラプコン)についてこう書かれてあります。

 「日米地位協定第6条1項は、軍用機と民間機の調整について『両政府の当局間の取極によって定める』と規定。その『取極』が日米合同委員会の『航空交通管制に関する合意』(1975年)で、『日本政府は、米国政府が地位協定に基づきその使用を認められている飛行場およびその周辺において引続き管制業務を行うことを認める』としているのです。米軍は戦後の日本占領時代、日本の航空交通管制を一元的に実施してきました。59年の日米合同委員会で航空管制業務が日本に移管されましたが、米軍基地の『飛行場管制業務』と周辺の『進入管制業務』は除かれました。米軍による航空管制が維持され、75年の合意に至っています。航空管制業務を米軍に認める法的根拠はありません。外務省の機密文書『日米地位協定の考え方』は、『協定第六条1項第1文及び同第二文を受けた合同委員会の合意のみしかなく、航空法上積極的な根拠規定はない』明記しています。」

 日米両政府は、2006年5月の在日米軍再編ロードマップで「横田空域全体のあり得べき返還に必要な条件を検討する」ことを盛り込みました。しかし、全面返還に向けた動きは全く見られません。

 同記事は、米軍岩国基地の周辺にある米海兵隊が管制業務をする「岩国進入管制空域」についてこう書いています。

 「四国上空から日本海上空まで、山口、愛媛、広島、島根4県にまたがっています。松山空港(愛媛県)への発着は米軍の許可がなければできません。」

 私は、2006年6月県議会で、岩国空域の問題を取り上げ、次のように質問しました。

 「知事は、2001年6月の定例会の久米議員の質問に対し、『民間航空機の円滑な定期運航や安全性の確保のため、岩国空域の返還に向けた取り組みを行う必要がある』と答弁されています。岩国空域について、最終報告では、『米軍、自衛隊及び民間航空機の訓練及び運用上の所用の安全を満たすよう、合同委員会を通じて調整さてる』とされました。このため、私たちは、5月12日、国会議員団とともに国に直接問いただしてまいりました。担当者は、『艦載機部隊移駐で軍用機がふえ、軍民共同化が実現すれば、安全性を保つため、米軍管制空域が広がることもあり得る』と明言いたしました。これは極めて重大な問題です。県としても、事実を照会する必要があると考えますが、いかがですか。いずれにいたしましても、空域の拡大は、知事が述べられた『民間航空機の円滑な定期運用や安全性の確保』に支障を来すことになりかねません。岩国空域の返還に向けた取り組みを継続・強化するとともに、拡大には断固反対するべきだと考えますけれども、見解をお伺いします。」

 奈原総務部理事(当時)は、次のように答えました。

 「まず、岩国空域の拡大の可能性についてであります。この件について、国に確認したところ、『今後、米軍、自衛隊及び民間航空機の訓練及び運用上の所要を安全に満たすべく、日米合同委員会を通じて調整される予定であり、進入管制空域を拡大する必要があるか否かも含めて、現時点では答えられない』との説明を受けているところであります。次に、岩国空域の返還に向けた取り組み等についてであります。岩国飛行場を含む米軍が管制している進入管制空域については、国は、国内における航空管制の一元化を図る立場から、これらの管制業務の返還を求めて米側と協議しており、県としては、今後とも国の動向を見守りながら、渉外知事会等を通じて、引き続き国へ要望していきたいと考えております。また、在日米軍再編に伴う岩国空域の調整につきましては、国からは「安全で円滑な航空機の運航の確保にも十分に配慮しつつ、今後、日米合同委員会の枠組みにおいて協議していくことで、日米間で合意している」との説明を受けています。県といたしましては、航空行政を所管する国において適切に対処されるものと認識しており、その状況を注視していきたいと考えております。」

 私の質問から今日までの間に、米軍岩国基地では、空母艦載機部隊の移駐が完了し、岩国錦帯橋空港が運用されました。

 しかし、県は、「岩国空域の返還に向けた取り組みを行う必要がある」と言い、「国は、管制業務の返還を求めて米側と協議している」と言いながら、岩国空域の返還は実現できていません。

 沖縄県の「他国地位協定調査中間報告書」は、ドイツについてこう書いています。

 「米軍機もドイト航空法の規定に基づきドイツ航空管制が管制を行っている」

 日本は一日も早くドイツと同じ状況にすべきです。

 私は、引き続き、「岩国空域」の返還について発言していきたいと思います。

 日本の空を米軍が支配している状況が続いています。皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

 

 

山口県含む35道府県「精神・知的」排除

 昨日、毎日新聞は、「全国都道府県の正職員採用指揮権の障害者枠について、障害者雇用促進法では精神(発達障害を含む)・知的障害者の雇用も義務続けているにもかかわらず、35道府県が身体所為会社に限定していた。」と報じました。

 毎日新聞の調査では、35道府県の中に山口県が含まれており、精神・知的障害者の雇用を「門前払い」していました。

 毎日新聞は解説で更にこう報じています。

 「障害者雇用促進法は、国や地方自治体について推進する立場と規定しているが、全国の35道府県が、精神・知的障害者を「門前払い」していた。知的障害者の雇用義務化は20年以上前だ。精神障碍者についても4月の施行までに周知期間が5年間あったのに、各道府県は対策を怠ってきた。法律には2013年の改正で『差別禁止』『合理的配慮の提供義務』が盛り込まれた。応募や採用では、職務内容に関して功利的な理由がないのに障害がある人とない人を区別することを禁止。視覚障害者の採用視点を点字で実施したり、試験内容を知的障害者に理解しやすくしたりする『合理的配慮』が義務付けられた。各自治体はこの合理的配慮を提供し、障害者が働ける環境を整えることが求められる。」

 山口県内の市町村の中で宇部市など精神・知的障害者の雇用を行っている自治体があります。

 「障害者雇用促進法」を県内で推進する山口県が、まず、精神・知的障害者の「門前払い」を改めるべきです。

 山口県を含む35道府県が、精神・知的障害者を排除していました。

 この問題をみなさんはどうお考えですか。お教えください。