我が家の子どもたちが通う「こぐま保育園」に羊のくるみが来て2年目になります。元気に園児の仲間になりました。
去年の秋頃から「くるみの子どもに会いたい」プロイジェクトが始動し、くるみはお見合いに出かけました。
その結果、めでたく、くるみは懐妊し、来月にも出産する運びになりました。子どもが雄なら、子どもたちに危害を加える恐れがあるので、将来は、保育園を後にすることになるそうです。
雌ならば、保育園の仲間として一緒に子どもたちと過ごすことが出来るそうです。
今日、小屋に行ってみると、くるみは元気そのものでした。子どもも順調に育っているようです。
お腹のふくらみは、さほど目立ちませんでしたが、母体が元気なことがなによりです。
無事に元気な子どもが誕生することを願います。子どもたちにとって、命を学ぶいい機会になるでしょう。
この事が園にとっての一番の財産になることでしょう。
赤ちゃんが生まれましたら報告します。
再来月に出産を迎える羊のくるみ。元気です。
この程、平成20年度の子育て支援・少子化対策に関する県民意識調査報告書がまとまりました。
子育ての負担感について問う設問では、一番多かったのが、「子どもにかかる金銭的な負担が大きい」でした。この設問に対して、よくそう思うと答えた人が、36.5%。ややそう思うとした人が40.1%。合計で、76.6%にも達しました。この調査は、平成16年にも行っていますが、この時「子どもにかかわる金銭的な負担が大きい」の設問で、よくそう思う、ややそう思うとした人の合計が、74.4%でした。平成20年の結果は、平成16年よりも2.2ポイント上がっています。
次に、子育て支援・少子化対策を進める上で、行政に充実してほしい施策を問う設問で、一番多かったのは、「乳幼児医療費や保育料軽減など経済的支援を充実する」で、50.9%でした。H16年のこの設問でも一位は、「乳幼児医療費や保育料軽減など経済的支援を充実する」で、54.4%でした。平成20年の結果は、平成16年の結果より若干下がっているとは言え、乳幼児医療費などの経済的支援の充実を求める声の大きさが際立っています。
山口新聞の報道では、23日に開かれた「県子育て文化審議会」の場で、県は、「調査結果を踏まえ、子育て支援・少子化対策を推進するための新たな計画を12月をめどに策定する」と述べたとされています。
県は、12月に子育て支援・少子化対策に対して、調査結果を踏まえた実効性ある計画を策定すべきと私は考えます。
私は、県議会人口減少問題対策特別委員会の委員長として、1年半の審議をまとめ、平成19年2月報告書をまとめました。この中心は、43項目にわたる政策提言です。政策提言の中心は、子育て世代の経済的負担を軽減することでした。政策提言を行ってこの2年間、少子化に歯止めがかからなかったのは、経済的な負担軽減に本腰が入らなかったからではないでしょうか。
それどころか、福祉医療制度に一部負担金が導入され、子育て世代の経済的負担は重くなる一方です。
県は、改めて山口県の少子化の深刻な状況を再認識すべきだと思います。
私は、元特別委員会委員長として、山口県の子育て支援のためには、乳幼児医療費助成制度一部負担金を無くすことが一番であることを指摘したいと思います。
昨日、岩国基地周辺住民476人が、国を相手に米軍機飛行差し止めや騒音被害にたいする損害賠償を求めて山口地裁岩国支部に提訴しました。
訴状の中には、「米軍再編にともなう横須賀に配備されている空母艦載機部隊と普天間の空中給油機の岩国移転の差し止め」が含まれています。在日米軍再編に伴う同基地への米軍機の移転差し止めが含まれた訴訟は、全国初めてのようです。
さて、私は、2月県議会で、岩国基地問題を取り上げました。第一は、「恒常的な空母艦載機離着陸訓練施設」問題です。「ロードマップ」には、「2009年7月又はその後のできるだけ早い時期に選定することを目標とする」とされています。
私は、県に、「恒久的施設の選定が完了しないままでの厚木基地からの空母艦載機部隊の移転は認められないとの立場なのか」と質しました。
総務部理事は、「恒久的施設については岩国基地及びその周辺を設置場所としないことを既に確認している関係上、お尋ねの『恒久的施設の選定の完了』までを考慮することは考えておりません」と答えました。
私は、この理事答弁には納得できません。恒常的な夜間離着陸訓練施設の選定が完了しないまま、空母艦載機部隊が岩国移転に移転されることはあまりにも危険です。夜間離着陸訓練の岩国での実施の可能性が大きく強まります。県は、恒久的施設の選定状況を見極め、艦載機部隊を受け入れるべきかどうか判断することは当然です。
第二の問題は、ハリアー部隊の交代についてです。米軍岩国基地は、1月13日に、部隊交代で、ハリアー8機の部隊が着任したと発表しました。SACO最終報告では、「現在普天間飛行場に配備されている12機のKC-130航空機(空中給油機)を適切な施設が提供された後、岩国飛行場に移駐する。岩国飛行場から米国への14機のハリアー航空機の移駐は完了した」とされています。
当時、岩国基地に配備されていたハリアーは、20機で、残ったのは、6機と見るのが常識です。
私は、岩国基地に、ハリアー8機を保有する状態は、最終報告違反になるのではないかと質しました。その上で、事態が改善されないなら、KC-130の岩国配備は認められないとの県の態度を米側に示すべきだと迫りました。
総務部理事は、「現在、中国四国防衛局に対して事実関係の確認を要請している」「今後の国からの回答を踏まえ、基地周辺住民への影響等も勘案しながら、岩国市と連携して対処することを検討してまいりたい」と答えました。
私は、この理事答弁にも納得できません。両国間で公に決めた国際協定が、簡単に反故にされて言い訳がありません。県は、国際協定違反が明らかになれば、米側に、厳重に抗議することは当然です。住民への影響や岩国市の意向の尊重は当然ですが、現時点で「その場合は、厳重に抗議する」ことを、県が明言しないことは不可解でなりません。
私は、2月県議会の論戦を通じて、岩国市民の方々が、「空母艦載機部隊と空中給油機の岩国移転の差し止め」を求めるは当然だと感じます。
全国注視の「岩国爆音訴訟」が勝利するよう私も微力を尽くしたいと思いました。
フジテレビ勤務で、映画プロデューサーの重岡由美子さんと私が同級生であることは、以前書きました。
今日、重岡さんのご両親から依頼され、宇部市に改善を求めていた、河川改修がほぼ完了していることが分かりました。
重岡さんのご実家を訪ね、改修の状況などをお聞きしました。重岡さんのご両親は、河川改修のことは大変喜んでおられました。また、由美子さんの事が掲載されている雑誌を見せていただきました。
なんと、アエラ(09.3.23号)に、由美子さんが大きく取り上げられていました。
「87年入社女子の戦略」という特集記事です。この年は、男女雇用機会均等法が成立した年で、その時に入社して現在でも働き続けている各界の女性をルポしたものです。
重岡さんは、「お茶当番制度を廃止」させた実績があると書かれています。重岡さんが入社した当時社内には「お茶当番制度」があったそうです。重岡さんも現場から当番のために戻っていたそうです。しかし、重岡さんが、疑問に感じて、他のマスコミ各社を調査してレポートをまとめて人事部に提出したため制度は廃止されたそうです。
また、重岡さんは、現在、「編成制作局ドラマ制作センターの部長職」とあります。フジテレビ初の女性映画プロデューサーです。彼女のエビソードとして「映画界で働く女性は身近にいなかったため、黒沢明監督の下で働いたスクリプター野上照代さんのエッセイを繰り返し読んでイメージした。」と記事にあります。野上さんのエッセーを元に作成されたのが、山田洋次監督の映画「母べえ」です。野上さんのお父さんが治安維持法違反容疑で拘束されたことが、そのエッセイに書かれてあります。このエッセイは私も読みました。
重岡さんは、全く別の世界の人なのだと思っていました。しかし、この記事を読んでいると、とても重岡さんが身近な存在に思えてきました。重岡さんのたたかってきた姿に共感しました。
重岡さんが同級生であることを、私はとても誇りに思います。
崩れかかっていた護岸がきれいに整備されました。
本日、私の住む西宇部校区自主防災会結成式に参加しました。市内では、20番目の校区自主防災会の結成となるようです。最近は、校区の行事に、二つの肩書で案内が来ます。一つは、県議、二つは、小学校PTA会長です。今日も二通の案内をいただいて参加しました。
会の最後に、NOP法人 防災ネットワークうべ理事長であり、山口大学工学部長である三浦教授の記念講演がありました。山口県は、この程、地震被害想定を発表しましたが、三浦先生は、この想定をまとめる検討会の代表も務められた方です。
山口県の地震被害想定の死者数は、①東南海+南海が、10名。②芸予地震タイプが、30名。③大竹断層が1250名。④菊川断層が、240名。⑤大原湖断層(山口)が390名。⑥大原湖断層(宇部)が890名。となっています。私たちが住む宇部市では、大原湖断層に対する備えが必要であることが分かりました。そして、県内では、大竹断層に対する備えの重要性もよく分かりました。
先生は、最後に、児童を襲った津波災害の話をされました。1983年秋田県男鹿半島で地震が発生しました。その日、加茂青砂海岸には、県内内陸部のある小学校の児童が、散策にきていました。子どもたちには、地震発生や津波の影響が知らされませんでした。この海岸を津波が襲い、13名の児童・引率者が亡くなったのです。
三浦先生は、この事故から、情報をみんなで共有し、生かすために行動していくことが重要だと話されました。
事故と言えば、私は、すぐに大学1年生の時に遭遇した事故の事を思いだします。福祉大スキーバス転落事故です。私たちの大学で、体育の授業の一環としてバスツアーが行われました。バス3台が長野県のスキー場に向かっていましたが、3台目のバスが、川に転落し、25名の学生・引率者が亡くなりました。私は、2台目のバスに乗っていました。
「事故や災害を無くしたい」という想いは、私自身人一倍大きいものがあると自負しています。
今日の三浦先生の話を県政に反映し、「安心・安全なまちづくり」が山口県で前進するように私も微力を尽くしていきたいと思いました。
校区自主防災会結成式で三浦先生の話を聞きました。
今日、午前中は、保育園の運営委員会。私は、この2年運営委員長を務めてきました。しかし、今年度は、小学校のPTA会長と重なり、保育園が後回しにしてしまうことが増えました。今日、今年度最後の運営委員会が行われました。今日の会議で、新年度から、新進気鋭の新しい運営委員長さんにバトンタッチ出来る見通しが立ちました。役員を退いても可能な限りこぐま保育園をサポートしていきたいと思います。
園のシンボルになっているひつじのくるみですが、なんと、現在、妊娠中なのです。5月の連休辺りが予定日のようです。ひつじの赤ちゃんが生まれたら、このブログでも紹介したいと思います。
午後からは、学習机をいただきに市内の東岐波まで妻ともに行ってきました。妻の前の職場で一緒だった方の息子さんのものです。子どもが4人いる我が家では大変助かります。
帰って、子どもたちと一緒に完成させました。当面は、長男の机になります。早いもので、長男も新年度は、6年生。来春は卒業です。中学校に入ったら本格的にこの机を使うことになるでしょう。
先日いただいた2段ベットといい、今回の学習机といい人との縁と恩を感じています。子どもにもそのことをしっかり伝え、大切に使うように教えていこうと思います。
我が家にやってきた学習机です。