議員日誌

作務衣

 昨日、我が家で私の誕生会が開かれました。家族からプレゼントをもらいました。長男からは、おかし。次男からは、手作りの飛び出す絵本。三男からは、おかし。長女からは、折り紙。そして、妻からは、作務衣。それも、手染めで、手で織ったものでした。もちろん綿100%です。

 着たとたん、肩の力が抜けるような開放感を感じました。もう脱げないような気持ちです。私は、妻にねだって「もう一着」買ってもらうことにしました。前から欲しかったけれど手が出ませんでしたが、小さな夢が実現できました。とても温かいし、私の家での定番になりそうです。妻は、来年の誕生プレゼントとして「もう一着」を許してくれました。来年の妻からのプレゼントは「おかし」で我慢しなければならなくなりそうです。

 それにしても作務衣の着心地の良さはどうでしょう。手作りだからいいのでしょうか。妻からのプレゼントだからいいのでしょか。

宇部市に原爆の模擬爆弾が3発投下されました

 本日、憲法9条の会うべの茶話会が行われました。講師は、徳山高専の工藤洋三先生でした。工藤先生は、アメリカ公文書館に足を運ばれ、日本の空襲や原爆投下に関するアメリカ軍の意思決定の状況をつぶさにに研究されています。今日は、宇部市に、長崎に投下された原爆(ファットマン)と同型の模擬爆弾(パンプキン)が3発投下された事実を工藤先生は話されました。

 工藤先生は、アメリカ軍が、原爆投下の目標をどのように選定しかたも話されました。アメリカ軍の原爆投下の目標選定について工藤先生は、アメリカ公文書館での資料から二つの理由があったと話されました。

 第一は、「原子爆弾被害の評価が、先に投下した焼夷弾や高性能爆弾の被害を除外しなければならないことで混乱しないため」。第二に、「原子爆弾は最も経済的に使わなければならない、すなわち原子爆弾は一つの広い地域内にあるすべての目標を破壊するはずであるから、それを処女地に使った方が、より効率が高いため」。に、重要な都市の中から「これまでに爆弾や焼夷弾の被害を受けていないものが望ましい」とされたようです。

 そして、紆余曲折を経て、広島、長崎に原爆が投下されたのです。

 戦争は、新しい兵器の実験の場になることが工藤先生の話でよく理解できました。

 また、NHKの「その時歴史が動いた」という番組で、原爆の模擬爆弾が投下された事実の取り上げらたことも報告されました。その中に、名古屋の模擬爆弾の投下で片目を失った女性の話が出されました。当時、麻酔もなく傷ついた眼球の摘出手術を16才の時に受けた女性が、看護師さんから摘出された眼球を見せられ心から「私の眼球を返せ」とアメリカ軍に対して思ったと話されていたのが印象的でした。

 原爆でも、模擬爆弾でも戦争の悲惨さに変わりはありません。

 宇部市に原爆投下のための模擬爆弾が投下された史実を残す必要があることを痛感しました。

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 宇部市に投下されたパンプキン爆弾を語る工藤先生

山口県身体障害者団体連合会などが知事に、福祉医療制度堅持で要望書提出

 18日に、山口県身体障害者団体連合会山口県腎友会は、二井知事に、「重度障害者医療制度の一部負担についての要望」書を提出しました。

 内容は、①重度心身障害者医療費助成制度の改悪をしないでください。②医療費負担の償還払いは絶対にやめてください。の二点です。

 山口県腎友会から、以前、後期高齢者医療制度への障害者の方の加入を強制するという問題で、陳情を受けたことがありました。

 その問題を県議会厚生委員会で取り上げた様子を腎友会の会誌に掲載していただいたこともありました。その後、強制加入が解除されるという結果も生まれました。

 この様な腎友会ともお付き合いもありましたので、私は、11月22日に、中国新聞で、福祉医療制度に一部負担金が導入されようとしているとの報道があった直後、事務局に電話をして、状況をお伝えし、知事への陳情も是非される必要があるのではないでしょうかとお話していたところでした。私のアドバイスを生かしていただいて会には感謝しています。

 県下で組織的にも大きい障害者団体から、福祉医療制度を堅持せよと知事へ要望書が出されたことは重大です。

 「重度障害者や私たち患者団体の多くは低所得高齢者の多くで占められており、現在も年金のみでの生活をするのが精一杯です。」「これでは高齢者に早く死んでほしいと言わんがばかりです。知事は4期目のマニュフエスの第一番目に掲げた約束『安心できる医療体制の充実』の努力は何処へ消えたのでしょうか。」

 知事は、この要望書の指摘を真摯に受け止めて福祉医療制度の自己負担金導入と償還払い方式への移行は撤回すべきだと思います。

 19日には、要望を出された二つの団体から私は、県議会厚生委員会委員として、知事と同様の要望を受けました。私は、要望に来られた団体の役員の方々に「政治生命をかけて、福祉医療制度の堅持のために頑張ります。共に力を尽くしましょう。」と話ました。

 県は、失業者対策の補正予算を提出します。県は、失業者対策と同じ熱で、福祉医療制度を守るために知恵と力を尽くす時です。

議会が閉会しました。

 本日、12月議会が閉会しました。

 本議会には、介護保険制度の見直し・改善を求めることについての請願が、山口民医連から提出されました。この請願に不採択としたのが、自民・公明・県政でした。残りの12名の議員は採択すべきとしました。 

 本請願は採択されませんでしたが、国民の暮らしを守れの声は確実に広がっていることを実感しました。

 臨時議会の招集が確認されました。12月25日です。雇用を守るための大切な提案です。

 少しでも多くの県民が笑顔で新年を迎えることが出来るように、臨時議会においても、大いに奮闘する決意です。

44歳になりました。

 今日、44回目の誕生日を迎えました。この一年は、PTA会長になったり、太極拳教室を始めたりと、活動の幅が広がった反面、益々、時間の隙間が少なくなりましたが、元気で過ごせたことに感謝しています。

 誕生日に、重大発表をします。実は、中島みゆきのファンクラブ「なみふく」の会員なのです。先日、「今年1年が笑顔あふれる年となりますように。」とのメッセージが書かれたバースデーカードが届き、密かに財布に潜ませています。

 今日は、環境審議会に参加のため、県庁に出向いた帰り、自分へのプレゼントに、彼女のシングル曲を集めたアルバム「シングルズⅡ」を買って車の中で聴きながら帰りました。

 誕生日に「誕生」を聴きました。

 「Remember 生まれた時だれでも言われた筈

 耳をすまして思い出して最初に聞いた Welcome

 Remember 生まれたこと

 Remember 出逢ったこと

 Remember 一緒に生きてきたこと

 そして覚えていること」

 今日は、44年間私を支えてくれた母親を始めとした家族に感謝する日にしたいと思います。

本当に介護療養病床を全廃するのか

(さらに…)