充実感半分、残念な思いも半分の一般質問でした。
充実感は、いくつかの前進があったことです。
第一は、厚東川ダムの管理に関わる問題です。厚東川ダムの制限水位は、7月15日までは、37メートルとなっています。
7月16日からは、38メートルとなり、7月21日豪雨の時には、水位が38メートルでした。
7月21日の降雨前の水位は、37.7メートルでしたので、37メートルだった場合は、70センチは治水に活用できたはずです。
私は、制限水位を38メートルにあげる時期を7月16日と定めず、梅雨明けとすべきだと質しました。
この質問に柳橋土木建築部長は、私の指摘を認め、可能な限り、来年の梅雨時期までに、37メートルの制限水位の期限の見直しについて関係市と協議したいと答えました。
第二は、農地転用問題です。私は、農地転用完了報告書が提出されていなかった宇部市の事例を示し、県下で他にも例はないのか質しました。
この質問に松永農林水産部長は、報告書が提出されていない事例が8件あったと答えました。松永部長は、この8件を精査した結果、農地法違反が疑われるケースがなかったことも報告しました。
第三は、新規高卒者の県職員としての採用問題です。私は、県内の有効求人倍率が0.83倍である状況を受けて、県職員としての採用枠を拡大すべきと質しました。
この質問に岡田総務部長は、今後の求人倍率の動向や県職員枠の必要性など様々検討すべき課題はあるとしながら、採用枠拡大について「検討する」と答えました。
充実感の大きな二つ目は、地元の問題を数多く取り上げることが出来たことです。
その一つは、小野湖上流に計画されている産業廃棄物最終処分場計画についてです。今までは噂に過ぎなかった問題がしっかり議事録に記されました。
そして、吉崎環境生活部長は、県が計画をすすめる業者に、「小野湖周辺の住民への説明と承諾が必要だと指導した」ことを明らかにしたことは今後の足がかりになる答弁だと思います。
残念だったの第一は、豪雨被災者の様々な声を届けましたが、大きな前進がなかったことです。
また、不登校対策について、十分な答弁が引き出せなかったことも残念です。
更に、今回も質問時間が足りない思いも残りました。しかし、それだけ多くの県民の想いを今回もしっかり議会に届けることが出来た証拠でもあると思うことにします。
さて、来週から始まる総務政策委員会の準備です。議会閉幕まで引き続き頑張ります。
皆さんのご要望を引き続きおよせください。
今朝、ラジオからウルフルズの音楽が流れていて、そうだ「トータス松本」の歌が聴きたいと思い、帰りに、初のオリジナル・ソロアルバム「FIRST]を買いました。
幅広いバリエーションが楽しめるアルバムでした。人間の喜怒哀楽がよく表現されています。
喜は、「エビデイ」なんかどうでしょう。軽くシャウトするようなメロディが心地よいです。
怒は、「涙をとどけて」でしょう。思い通りにいかない日常への怒り。でも「明日をとどけて」というメッセージが心に沁みます。
哀は、「花のように 星のように」です。「この想い 遠く遠くへ」。さて、想いは届いたのでしょうか。
楽は、「みいつけた!」ですね。「僕のうぼみ なにが咲く」。とても前向きな歌です。
一番好きになったのは、「みいつけた!」でしょうか。
今日の議会は、原発反対の住民の方の願いが傍聴席を埋めました。
「花のように 星のように」の中に、「目の前の現実と僕の理想が いつかはかさなる たしかにかさなる」と言う詞が出てきます。
原発建設が中止され、山口県民が笑顔で語り合える日が一日も早く来ることを願わざるを得ません。
いよいよ明日は、私の質問です。県民一人一人のつぼみに花が咲くような県政にしていくために、力を尽くしたいと思います。
トータス松本のアルバムを聴きながら、明日は、ハッスルすることにします。
妻は今日仕事が休みだったらしく、友人と一緒に、中電と原発反対派住民とのにらみ合いが続く、平生町田名埠頭に行ってきました。
にらみ合いは今日も続いていたようです。
時折、推進派と思われる船も見られたそうですが、静けさに包まれていたと妻は言います。
その静けさが少し不気味だったとも言っていました。
海にはシーカヤックが数隻あったようです。その中には、我が家の子どもたちもお世話になっている「冒険学校」を主宰している原さんの姿もあったそうです。
原発は一旦事故が発生したら、地球温暖化に匹敵する悪影響を地球に与えることになります。
周辺住民も多くの県民も原発の安全性に不安を強く持っています。妻もその気持ちでいてもたってもおられず、現場に行ったと言います。
県議会は、二日目が終わりましたが、この重大問題である原発問題は取り上げられませんでした。
明日は、我が党の久米議員と社民の佐々木議員がこの問題を取り上げます。
埋め立て工事の強行は絶対に許されません。私もこの問題は、引き続き注視をしていきます。
妻が写した今日の平生町田名埠頭の様子です
今回の一般質問で不登校対策を取り上げます。
その参考にしようと、宇部市内のフリースクールの一つである宇部フロンティア大学院内にある「フリースペース・フロンティア」の状況を西村先生からお聞きしました。
このフリースクールは、宇部フロンティア大学大学院付属臨床心理相談センターのプレイルームを主な会場で行われています。2004年に開所して5年目を迎えます。
これまでに一度でも参加した子どもたちは40名にのぼります。
子どもたちに接するスタッフの4つの視点があると聞きました。
①不登校、あるいはひきこもりに関して、それは、主体的な選択行動であること。
②学校に行かない、ひきこもるということから様々な形で傷つけられてていることがあるが、決して否定的な自己像をつくらせないようにすること。
③社会のシステムに依存しない生き方があっていいということに確信をもつこと。
④こころの躍動を促すこと。
西村先生は、「子どもたちに『この自分でいいんだという気持ち』を持たせることが大切」と話されました。
このフリースクールに来た40名の内、24名が、社会や学校に巣立つことが出来ているそうです。
西村先生は、「子どもたちに『そういう自分も素敵だと思う』という気持ちを持たせることが大切」とも話されました。
西村先生の言葉は、不登校の子どもたちのみならず、全ての人にとって大切なことだと思いました。
それぞれの場で自己実現できる社会をつくっていくことが、不登校になった子どもたちにとっても必要なのですね。
私は、大学で社会福祉を学んできましたが、久し振りに、その頃に新鮮な気持ちが蘇ったようです。
西村先生ありがとうございました。先生のお話を行政に反映していきたいと思います。
晴天に恵まれて、小学校の運動会を無事終えることができました。
朝7時から午後4時頃までグランドに立ちましたが、皆さんのご協力で、後片付けまで無事に終えることが出来ました。
私もPTA会長としてあいさつさせていただきました。グランドの音響は、遅れて自分の声が耳に届くので、しゃべりにくいですね。苦労を毎年味わっています。
来年が、開校30周年になることもあいさつの中で紹介しました。
我が家の子どもたちはそれぞれ生き生きがんばっていました。
長男は、最高学年として、組体操に一生懸命取り組みました。
次男は、よさこい南蛮を生き生き踊りました。
三男はリレーの選手。チームがトップでゴールしました。
PTAも我が家も団結が深まった運動会となりました。
先日あるお宅をお尋ねし、トイレをお借りしたら、壁に、ドロシー・ロー・ノルトの「子は親の鏡」という詩が貼ってありました。
本ブログの長い読者の方は、以前、講演会で講師の方が取り上げられて感動して、この詩を載せたことをご存じだと思います。
私は、これ以来、この詩が掲載され、この言葉が解説されている「子どもが育つ魔法の言葉」という本を買って子育てに迷ったり、悩んだりした時には開いて読んできました。
実は、妻もその本を買って持っていました。この本は、我が家の子育てのバイブルです。
やはり、4人も子どもがいると、様々なぶつかり合いの毎日です。「子は親の鏡」の詩を忘れてしまうことも度々です。
冒頭の方の家を訪ねたことを契機に、日々の子育ての誓いにしようと、今日、我が家のトイレなど数か所に、この詩をコピーして貼りました。
子どもたちも内容が理解できる年になりつつあります。子どもたちからも親をチェックしてもらう意味でいいことだと思います。
「誉めてあげれば、子どもは、明るい子に育つ」
子育ては、常にこうありたいと思います。出来ないこともあるけれど、だからこそ、この詩を忘れずにいたいと思います。
明日は、運動会。早くても遅くても、3人の子どもたちの活躍を応援したいと思います。