2009年度の山口県立高校(全日制)の授業料は年額11万8800円です。
20年前の1989年は、8万8800円でした。この20年で山口県立高校の授業料は、3万円値上げされています。
全国的に1975年(34年前)と比較をした数字があります。国立大学は、授業料が15倍に、私立大学は、4.5倍に、高校の授業料は8倍に上がったと言われています。
授業料は有料が、あたり前でしょうか。アメリカ・イギリスでは、高校の授業料は無料です。ドイツ・フランス・フィンランドでは、高校・大学とも学費は無料です。
高校授業料が有料なのは、OECD加盟国では、日本、韓国、イタリア、ポルトガルだけです。
また、高校・大学の学費の無償化を定めた国際人権規約の条項を留保しているのは、日本とマダガスカルだけです。
更に、返済不要の給付制奨学金がないのは日本、メキシコ、アイスランドだけです。
日本の子どもの出生率は1.37です。主要国で最低水準です。
高学費が続く限り、日本の出生率が抜本的に好転することはないでしょう。
日本の異常を正し教育費無償化の流れにこの国を向けることが大切です。
本日の閣議で、「平成21年6月9日から8月2日までの間の豪雨による災害についての激甚災害及びこれに対し適用すべき措置の指定に関する政令」が決定されました。
これにより、山口県内で発生した豪雨災害が激甚災害として指定され、「農地等の災害復旧事業等に係る補助の特別措置」を受けることが可能となりました。
私も臨時議会の総務政策委員会で強く求めてきましたが、何よりも激甚災害指定に向けての県当局の努力に敬意を表したいと思います。
具体的に適応される措置は、まず、農地等の災害復旧事業等に係る補助の特例措置です。
農地、農業用施設及び林道の災害復旧事業等について農林水産施設災害復旧事業費国庫補助の暫定措置に関する法律に基づく通常の国庫補助のかさ上げが行われます。
第二に、小災害債に係る元利償還金の基準財政需要額への算入等です。
農地、農業用施設及び林道に係る災害復旧事業で、暫定法の適用を受けない小災害の復旧事業費に充てるため発行が許可されていた地方債に係る元利償還金を基準財政需要額に算入することが可能になります。
この措置で、山口県もかなりの財政軽減が図られることになることでしょう。8月補正後の県債残高が1兆2千億円を超えた山口県にとってこの措置はとても喜ばしいことです。
その上で、ひとつだけ要望するならば、土木関係の費用の措置が行われなかったことは残念です。
それがルールだと言われればその通りですが、そのルールを改善してでも、措置が拡大されるべきと考えます。
県臨時議会の歳出額は118億でした。その中で、最大の費目は、災害復旧費の約87億円でした。この中には農林費も含まれていますが、次に多いのが、土木費の約23億円です。
山口県で甚大だった土木災害にも国庫補助のかさ上げがあってしかるべきと私は考えます。
皆さんのご意見をお聞かせください。
党北南地区委員会(五島博委員長)と、党山口県議団(藤本一規副団長)と、党宇部市議団(荒川憲幸団長)が、宇部市に対して8月3日に豪雨災害に対する緊急要望を行いました。
8月14日付で回答が寄せられましたので概要を報告します。
①災害弔慰金は一部損壊世帯にも支給することについては、「支給対象被害の拡大については、当面、考えておりません」とのことでした。
②床上浸水被害者を支援する制度を創設することにつては、「現在のところ新たな支援については考えておりません」とのことでした。
③県に対して床上浸水被害者を支援する制度の創設を求めることについては、「市としましても、本件に関し県と意見交換を実施したいと考えています」とのことでした。
④急傾斜地崩壊防止事業は保全対象人家1戸から適応することについては、「国の採択基準に準じているため、困難と考えております」とのことでした。
⑤県に急傾斜地崩壊防止事業は保全対象人家1戸から適応するよう求めることについては、「保全対象人家を1戸にすることは困難であるとのことです」とのことでした。
⑥栄ヶ迫ため池の1段目の改修を早急に行うことについては、「堤体を切開する工事を行いました」とのことでした。
⑦栄ケ迫ため池の2段目西岸の護岸改修は、復旧に留まらず、補強工事を行うことについては、「護岸の全面的補強は多大な費用を要しますので、現時点では困難と考えております」とのことでした。
⑧沖の旦から末信の浸水解消のため、厚東川の堤防設置を県に求めることについては、「早急に事業着手されるよう県に対し要望したいと考えております。
⑨持世寺の浸水解消のため、持世寺川から厚東川への排水力を強める対策を講じることについては、「今後の対策について県と十分協議を行ってまいりたいと考えております」とのことでした。
⑩厚東駅前の浸水解消のため、大坪川から厚東川への排水力を強める対策を講じることについては、「県と今後の対策について十分協議を行ってまいりたいと考えております」とのことでした。
⑪両川地域の災害復旧を急ぐことについては、「市道川崎上小野線については、早急に本復旧工事に着手したいと考えております」「準用河川平田川においても、今後、早期の復旧工事を実施したいと考えています」「山林の崩落箇所につきましては、規模の大きいものにつきましては県の緊急治山事業にて復旧する予定としており、その他のものにつきましては、小規模治山事業にて復旧してもらうよう県と協議中です」とのことでした。
見舞金・弔慰金については、県内市町では、防府市・山口市が床上浸水被害者にも支給しています。宇部市も見習うべきです。
県段階では、多くの自治体が床上浸水にも見舞金を支給していますので、山口県に改善を引き続き求めていきたいと思います。
被災者生活再建支援制度では、床上浸水被害には、支援金が出ません。しかし、本ブログで指摘したように、多くの自治体で床上浸水被害者にも独自の上乗せを行い支援金を支給しています。県と宇部市はこのような自治体の制度を学ぶべきです。
急傾斜地崩壊防止事業を保全対象人家1戸から適応する点は、新潟県で対応しています。新潟県で出来て、山口県で出来ない理由が何かあるのか引き続き調査したいと思います。
その他の問題ではいくつか、前向きの対応が約束されました。この点は評価します。県の役割が大きいので、県にも改善を引き続き求めていきたいと思います。
豪雨対策の問題は、来る9月県議会で取り上げたいテーマの一つです。引き続き、皆さんのご要望をお寄せください。
盆前に行われた自治会の盆踊り大会で、子どもが金魚をもらって来ました。
1匹でしたので、ホームセンターで5匹購入しました。
しかし、水が合わないのか、5匹が相次いで亡くなり、1匹となりました。
この1匹は元気に泳ぎまわっています。
我が家のペットは、兎、猫、金魚となりました。
兎は、ジョン。猫はちょろ。名前は、次男が付けました。
金魚にも名前を付けてといいましたが、未だに決まっていません。
皆さん、我が家の金魚の名前を考えていただけないでしょうか。よろしくお願いいたします。
金魚が末永く我が家の家族となるように、大切に育てたいと思います。
魚の写真を撮るのは難しいですね。
今朝6時、教頭先生に電話を入れました。今日は、小学校の親子環境作業の開催日です。行事を実施するかどうか判断する時間でした。
その時は、生憎の雨です。新聞などの天気予報は晴れなので、「作業は実施しましょう」ということにしました。
行事実施の8時少し前まで小雨が降っていましたが、8時過ぎから青空が顔を出してくれました。
私は、草刈機の担当。草は湿ったままで、刃に絡まります。2時間の作業で10回以上エンジンを止めて絡まった草を手で除けました。
親の方々も多数の参加をいただき、一気に学校は綺麗になりました。
2学期まであと1週間です。インフルエンザが心配ですが、元気な子どもたちの声が学校に戻るようにPTAとしても力を尽くそうと思います。
皆さんの力で伸びた草が除かれ綺麗になりました
私のブログの7月14日の議員日誌を参照してください。
NHKラジオでのサヘル・ローズさんのインタビューを聞いて、彼女のプロダクションに宇部市での講演の依頼を行ってきました。
内諾をいただき、日程を調整してきた結果、11月21日(土)午後2時から宇部市総合福祉会館で彼女の講演会を開催できる見通しが立ってきました。
主催は、私が事務局長を務める「憲法と暮らしを守る宇部地域共同センター」です。
これまでに、高遠菜穂子さん、森達也さん、雨宮処凛さんをお呼びして「憲法9条を学ぶ市民講座」を行ってきました。
今回は、4回目の講座となります。大きく成功させたいと思います。
サヘルさんは、イラン出身で、1989年イラン・イラク戦争での空爆で、家族全員が亡くなり、彼女だけが生き残ったという経験の持ち主です。
ボランティアの女学生に救出され、孤児院で暮らします。その後、この女学生が養母となり、日本に渡り、紆余曲折を経て今は女優をしています。
彼女の人生は、「戦場から女優へ」という本にまとめられ、「徹子の部屋」などに出演しました。
最近では、NHKドラマ「風に舞い上がるビニールシート」でピアニスト役を演じました。
山口県でサヘル・ローズの講演会が開かれるのは初めてです。
高校生以上500円で講演会を行う予定です。
詳細が決まりましたら、本ブログのインフォメーションで紹介いたしますので、多数の皆さんのご参加をお待ちしています。