今日は、高校の卒業式が行われ、私は、議長代理で、宇部中央高校の卒業式に参加しました。
卒業式の次第は、どこも同じですが、やはり、送辞、答辞には落涙します。
閉会の辞で卒業式が終わってから、各校の特徴が出てきます。
宇部中央高校では、先生方のコーラスが恒例になっているそうです。
そして、本当の最後に卒業生が歌を歌いました。
それを指揮する生徒が、「先生方、保護者の方ありがとうございました」を言おうと声を詰まらせます。
とても感動的な卒業式でした。
県議になって13年。最初に高校の卒業式に出席したのは、34才。子どもも小さく、自分の高校時代と卒業する生徒の姿を重ねていたかも知れません。
時を経て、最近は、卒業する子どもたちは、まさに、自分の子どもたちの世代となり、只々、親のような気持ちで卒業式に参列しています。
宇部中央高校を卒業した205名の子どもたち、そして、今日、山口県内で卒業式を迎えた子どもたちの将来に幸多きことを願うばかりです。
涙涙の卒業式でした。
知人が犬の里親を探しています。
雑種の犬、6才のメスのミルちゃんです。
避妊手術はすんでいて正格は人懐っこいそうです。
里親になっていただける方は、ブログのトップページの問い合わせのコーナーよりご連絡下さい。
6才のミルちゃんです。里親を探しています。
今日から2月県議会がはじまりました。
二井知事は、議案説明の冒頭、在沖縄海兵隊の岩国基地への移転問題が浮上した事に対し、外務大臣と防衛大臣に、「岩国移転について断固反対であるとの意見と愛宕山開発用地の国への売却の『留保』を伝えた」と報告しました。
その上で、二井知事は、「今後の日米協議の動向や政府の対応等を見極めながら、岩国市とも協議した上で、愛宕山開発用地の処分も含め、適切に対処していきたい」と述べました。
また、二井知事は、「未来へつなぐ山口県の基盤がしっかりと築かれつつあることにより、私に課せられた使命と次代への責任を果たすことができたのではないかと考え、今期をもって知事の職を辞することを決意した」と述べました。
二井知事には、残る任期、取り分け、在沖縄海兵隊の岩国移駐への対応については、慎重には慎重を期し、拙速な対応がないよう望みます。
さあ、予算議会が始まりました。今朝から一般質問の原稿書きを始めました。
原稿を書いていると自分の中で問題がクリアになってきます。今週中に少しでも多く書き進めて、第一稿を完成させたいと思います。
県政に対する皆さんの様々なご意見を引き続きお寄せ下さい。
今日、中国新聞が和木のヘリポート整備計画について「住民『騒音や安全不安』」と報道しました。
県は、和木町の県住宅供給公社が造成した蜂ヶ峰団地に、災害時のヘリのフォワードベース(前進基地)を整備しようとしています。
総事業費は約10億円。今年度2月補正予算で用地取得し、来年度、測量設計、敷地造成、倉庫建築を行う計画で、新年度の「当初予算案の概要」にも明記されています。
中国新聞には、「県は年が明けた1月29日、2月19日の2回、団地住民を対象に説明会を開いた。だが、住民の多くは納得していない。」と報道しています。
私は、あまりにも性急なこの計画について、先の11月県議会において次のように指摘しました。
「知事は、建設理由を11月1日に大規模災害対策検討委員会から提言をいただいたからだとしています。わずか2週間後の17日に、国へ防災ヘリポートの建設へ補助してほしいと要望し、さらに、来年2月県議会では用地買取りの補正予算を出すことも明らかにされています。私は、このことこそ、基地の負担強化を公社赤字解消の材料にした典型だと考えています。このような施設は全国に例があるのですか。地元町や住民にはいつ説明をしたのですか。議会にも明確な資料を示さないまま、この計画を進めることは認められません。」
私の質問に平尾総務部長が次のように答えました。一部掲載します。
「(大規模災害対策検討委員会の)提言を受け、早急に整備を進めるため、『防衛施設周辺民生安定施設整備事業』における補助採択を想定して、政府要望を行ったところです。政府要望に当たりましては、県議会議員の皆様には11月14日の記者会見にあわせて情報提供するとともに、地元和木町にも伝えたところであり、それを受けて和木町から地元周辺自治会へ速やかに説明が行われたものと聞いております。」
改めて、平尾部長の答弁を読んでみて、計画を立案する段階で、地域住民に十分な説明がされていなかったことが分かりました。
結局、県が住民に説明したのは、1月末が最初だったのです。
この計画は、あまりにも性急であり、「基地の負担強化を公社赤字解消の材料にした典型」の疑問が解消しません。
県立施設は、県民の福祉向上のためのものです。
県民が納得できない施設を県がごり押しすべきではありません。
この問題について県民の皆さんのご意見をお聞かせ下さい。
新聞の広告の「『ダ・ヴィンチ・コード』を超える面白さ。人類の罪と罰を抉る超弩級ミステリ」のうたい文句に魅かれ、久坂部羊著「第五番」を読んでいます。
554ページの本で、残り100ページです。色々な伏線が最終的にどうなるか。これからです。
エボラ出血熱(1967年ドイツ)、エイズ(1981年アメリカ)、狂牛病(1993年イギリス)、SARS(2002年中国)に次ぐ、つくられた第五番『悪魔の疫病』=「新型アポジカ肉腫」が日本を襲います。
WHOの関連組織「メディカーサ」が、その第五の疫病を日本に持ち込みます。
小説の中で、「第六」は、「豚インフルエンザ」だったとあります。
WHOがパンデミック宣言を出したために、ワクチン製造会社が大儲けをした。それは、WHOの専門家が製薬会社から資金提供を受けていたからだとあります。
「豚インフルエンザ」の時、私は、県議会厚生委員会委員でした。「タミフル」などをどれだけ備蓄するのか、緊張感を持って議論していたことを思い出します。
作者は、医師。医師ならでは、筆致は見事です。
医学的用語は難解ですが、全体のストーリーは、サクサクと読め、とても平易です。
この作品の映像化を望みます。久坂部羊作品に注目していきたいと思います。
久坂部羊ファンの皆さん、お薦めの作品を紹介して下さい。
私の故郷、宇部市吉部で旧船木鉄道の線路敷に桜を植える「吉部千本桜桃源郷計画」が進められてきました。
そして、今日、55本の桜の苗木を植える植樹祭が行われました。
夢ゆめクラブ吉部の郷会員、吉部小学校児童・保護者、楠ライオンズクラブ会員、県職員、宇部市役所職員、ライフワーク支援機構、宇部フロンティア大学学生などの方々が植樹を行いました。
植樹する苗木は、瀬戸内オリーブ基金から支出されました。この基金は、産業廃棄物の島として有名になった豊島の環境回復をきっかけに出来たもので、ユニクロの支援も得て、全国で植樹を行っています。
植樹祭の後、植樹作業の内容の説明を受け、植樹を開始しました。
作業に入る前に、植樹の方法を学びました
私は、県職員の皆さんと一緒に3本の苗木を植えました。
地域振興部の職員の方と一緒に植樹しました
吉部に生まれ育った私ですが、旧船木鉄道敷トンネル跡は初めて観ました。
大正時代に工事されたものですが、今もしっかりとした佇まいで残っていました。
旧船木鉄道敷トンネル跡。りっぱな佇まいです。
子どもたちが、瀬戸内オリーブ基金の記念プレートの前で記念撮影を行いました。
吉部小学校の子どもたちもがんばりました
作業の後に、フロンティア大学の学生さんなどが作ったカレーを皆で食べて解散しました。
学生さんの作ったカレーを皆で食べて解散
最初に、大田夢ゆめクラブ吉部の郷代表が言っておられましたが、「この地が、他地区の人を含めた憩いの場になる」ことを私も祈念してやみません。
今日は、いい行事に出席させていただきました。関係者の皆さんに感謝いたします。
故郷のため、今後ともこの取組みを支援していきたいと思います。
山口県の中山間地域振興のモデルとして発展していくことを願っています。