今朝の赤旗日刊紙は、「オスプレイが、防衛省が定める安全基準を満たしていないことが分かりました。」と報じました。
赤旗は「防衛省は、安全確保のため『航空機の安全性の確保に関する訓令』(2007年1月5日改正)の付属書のうち『着陸』に関する箇所で、回転翼機については、『全発動機が不作動である状態で、できる限り自動回転飛行により安全に進入及び着陸できるものでなけらばならない』と明記しています。」「オスプレイは自動回転能力を持っていないことが、米軍発行の『V22オスプレイガイドブック』に明記されています。同機の沖縄配備に先立ち、12年9月19日に防衛省が公表した文書でも、『米軍はオートローテーションによる着陸を性能所要から削除』とのべ、当初は必要とされていた自動回転能力が開発過程で削除されたことを認めています。」と報じています。
19年度から佐賀空港への配備が計画されていることを受け、佐賀県の担当者は、「機体の安全性などについても防衛省に確認したい」と述べているとも赤旗は報道しています。
オスプレイの岩国基地への飛来回数が増加傾向です。先月の7月は、1日、2~4日、18~19日、21日、23日、26日、27日と7回岩国基地にオスプレイが飛来しています。この数は、月別では過去最高となっています。
「オスプレイが、日本の航空法をも防衛省の基準をも満たしていない」。このようなオスプレイが、頻繁に岩国基地に飛来することについて、山口県は、佐賀県同様、改めて機体の安全性などについて防衛省に確認をする必要があるのではないかと思います。
この辺りを今日にも、県岩国基地対策室に要請したいと思います。
この問題に関して皆さんのご意見をお聞かせ下さい。
米林宏昌監督の映画「思い出のマーニー」を子どもたちと観て来ました。
本作は、高畑・宮崎両監督が関わらない初のジブリ作品。
本作は、「借りぐらしのアリエッティ」で2010年の日本映画で最高の観客動員数を記録した米林監督が「『高畑・宮崎のいないジブリはこんなものしか作れないのか』とは言わせない」との決意で作成されたものだと映画のパンフレットにありました。
米林監督の企画意図には「『風たちぬ』『かぐや姫の物語』の両巨匠の後に、もう一度、子どものためのスタジオジブリ作品を作りたい。」と書かれています。
米林監督の決意が全面に出ることなく、根底に流れているようで、映画全体は、湿地を流れる涼風のような作品でした。
映画のパンフレットで作家の三浦しをんさんが「映画『思い出のマーニー』は、娯楽作品としても、より魅力的な装いとなった。謎めいた屋敷と、そこに住むマーニーの描写はホラー映画のようである。杏奈とマーニーの楽しい日々は冒険活劇の要素がたっぷりだし、マーニーの正体を探る局面では、ミステリーの緻密な緊迫感を味わえる。」と書いています。
私は、映画後半でミステリーの部分に心奪われました。
この醍醐味は、是非映画館でお楽しみ下さい。
杏奈の一夏の物語。理屈抜きに杏奈の成長に目を奪われる作品です。
子どもたちと、この作品でこの夏のいい思い出が出来ました。
読書好きの小学校4年生の娘がジョーン・G・ロビンソンの原作「思い出のマーニー」(角川つばさ文庫)を読んでいます。
娘が読み終わったら、私も読んでみようと思います。
この夏一押しの映画です。是非、皆さんもご覧ください。
ご覧になった皆さんの感想もお聞かせ下さい。
沖縄・普天間基地の空中給油機は、7月8日から岩国移駐が開始される予定でしたが、台風8号の接近により延期され、15日から開始されました。
昨日、大谷総務部理事から「海兵第152空中給油輸送中隊の航空機移転の完了」についてとする報告が私の所に届きました。
岩国基地報道部から以下の内容が発表されたというものです。
「岩国基地発表(2014年8月1日)-海兵第152空中給油輸送中隊(VMGR-152)に所属するKC-130Jスーパーハーキュリーズ、航空機の輸送が8月1日までに完了した。部隊は装備や人員の移転作業を続けており、予定通り残りの駐在作業完了を目指している。」
山口県は、「普天間基地の移設の見通しが立たない前に空中給油機部隊の岩国基地受け入れはしない」としてきた県民への公約を投げ捨て、先行移駐を認めました。
沖縄県は知事選挙が目前に迫ってきています。
2013年1月「オール沖縄」で「建白書」を安倍首相に提出しました。
この建白書には、「オスプレイ配備撤回、普天間基地閉鎖・撤去、県内移設断念」とあります。
「建白書」を元に、「沖縄『建白書』を実現し未来を拓く島ぐるみ会議」がこの程発足しました。
KC-130岩国移駐は辺野古新基地建設への道を加速させるものです。
山口県は、今、「普天間基地閉鎖・撤去、県内移設断念」のオール沖縄の願いを共有し、空飛ぶガソリンスタンド=空中給油機部隊は、アメリカ本土に帰れの声を強める時だと思います。
その事が、山口県民と沖縄県民の平和を築く上で大切なことだと思います。
空中給油機部隊が岩国基地に移設を完了させ、米軍岩国基地は、極東最大の基地に着々となろうとしています。
政府は、岩国などの負担に対して新たな交付金を創設することを検討しているようです。
お金で全てを解決しようとしている政府の姿勢は問題があると思います。
日本と県民の平和にとって、岩国基地が拡大強化されることをどう考えるのか。
今、県民が真剣に考えなければならない時に来ていると思います。
私は、空中給油機15機岩国移駐完了に抗議します。
皆さんのご意見をお聞かせ下さい。
本日、大野元宇部市議と一緒に真締川の土田橋上流の土手が一部崩落している箇所を視察し、県宇部土木建築事務所に改善を要望しました。
住民の方は、私たちに、「数ケ月前から土手の崩落が始まり、自身が土嚢で補強した。早く改善してほしい」「土田橋以南は、河道掘削が行われたが、以北も河道掘削を行ってほしい」と話されました。
上は土手が崩落した所、下は土砂が堆積した所
県宇部土木建築事務所の担当者は、土手の崩落につて「来週以降、現地を調査する」と答え、土田橋以北の河道掘削について「次年度以降検討していきたい」と答えました。
また、7月25日に行われた地元県議に対する公共事業説明会で今年度行われる予定の真締川の河道掘削について「川津橋以南の時雨川との合流地点の西岸に堆積している土砂を撤去したい。もうじき工事に入れると思う。」と答えました。
今年度、河道掘削される箇所。まもなく工事です。
引き続き、皆さんの身近な要望をお寄せ下さい。
堤幸彦監督の映画「包帯クラブ」をビデオで観ました。
原作は、天童荒太さんの同名小説です。
心に傷を負った高校生たちが集まり人びとの傷ついた場所に包帯を巻く「包帯クラブ」を結成します。
他人の傷ついた場所に包帯を巻く活動を通じて、自分の心の傷に立ち向かいます。
2007年の作品で、柳楽優弥、石原さとみ、田中圭、貫地谷しほりさんなど出演。
彼らは、今、ドラマや映画で活躍する若手実力俳優ばかりです。
難しいであろう演技を見事に演じ切っています。
この夏、天童さんの原作を読もうと思います。
堤監督と言えば、子どもたちと観に行って、今でも家族の話題にもなる「20世紀少年」の3部作が印象的でした。
今、上映中の映画でいえば「エイトレンジャー2」も堤監督作品です。
天童荒太さん原作の「悼む人」が来年2月上映予定です。
今日、「家族狩り」5部作を読み切ったので、今晩から「悼む人」上を読み始めようと思っています。
2000年に日本テレビ系で放映された天童荒太原作の「永遠の仔」をこれからビデオで観る予定です。
この夏は、天童荒太さんの小説と映像を堪能します。
住民の方から、県道宇部停車場線の歩道に木の枝や草が垂れ下り、通行しづらいという要望が寄せられました。
県宇部土木建築事務所に要望を伝えたところ、今朝から草刈り作業が行われました。
作業が終わったところを見てみると、随分、通行しやすくなっていました。
上の写真は、宇部駅方向、下の写真は厚東方向
作業に携われた業者の皆さん、猛暑の中での作業、お疲れ様でした。
今後とも、皆さんの身近な要望を藤本までお寄せ下さい。