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「新年度、県教委が35人学級再開の方針固めた」との報道について

 2日、中国新聞は、新年度、県教委が35人学級再開の方針を固めたと次のように報じました。
 「県教委が2024年度、公立中の2、3年で1学級の生徒数の上限を固めたことが1日、関係者への取材で分かった。23年度は教員不足のため上限を従来より3人増の38人にして学級数を減らし、教科未履修などが起きないようにしていた。きめ細かな少人数教育を掲げる『35人学級』が1年の中断を経て再開の見通しとなった。中学2、3年の学級は、国の基準で40人を上限に規定。県は学習や生活指導を充実させるため04年度から独自に35人を上限としていた。しかし、教員採用試験の志願者が23年度採用まで6年連続で減るなどし、産休や休職で欠員が出た時に代わりを務める臨時採用教員(臨採教員)の確保が難航。学校現場は採用試験に合格した教員だけでは回らないのが実情のため、35人学級を見直さざるを得なくなっていた。当時の教員数で補える授業数などのシミュレーションを基に、23年度は『苦渋の決断』として上限を38人とした。現場の教員がらは『担当する生徒数が多くなり、負担が増えた』との声が出ていた。県教委は23年度、教員確保を喫緊の課題とし、教員免許を持ちながら教職に就いていない『ペーパーティーチャー』や元教員たちに臨採教員の働き方を紹介するセミナーを各地で開催。臨採教員としての勤務を呼びかける時期も例年より大幅に前倒しした。退職した60、70代の元教員への声かけも強め、採用試験では今年4月の採用見込み者数を過去30年で最多の433人に増やしていた。」

 中学校で38人学級が35人に戻ることは評価します。

 その上で、担任以外の教員の確保が十分行われているのかなど、一般質問の中で質していきたいと思います。

 少人数学級などの問題に対する皆さんのご意見をお聞かせください。

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