NHKは「7日午後6時45分ごろ、土佐清水市の沖合、およそ90キロで、アメリカ海兵隊のF18戦闘爆撃機1機が墜落しました。パイロット一人が緊急出し、アメリカ軍や自衛隊、海上保安庁が航空機などを出して捜索にあたっていますが、防衛省によりますと、これまでのところパイロットは見つかっていないということです。墜落したFA18戦闘攻撃機は、山口県にあるアメリカ軍岩国基地の所属で、当時は、訓練のため、自衛隊の訓練空域を同型機と2機で編隊を組んで飛行していたということです。」(8日、5時26分)と報じました。
10月27日沖縄タイムズは「米カリフォルニア州の海兵隊基地トゥエンティナインパームス地対空戦闘センターで(10月)25日午後6時ころ、通常訓練中の戦闘攻撃機FA18C型ホーネット1機が墜落、炎上した。」「FA18を巡っては、7月末から8月上旬にかけ、2件の墜落事故が発生。そのうち1件は操縦士が死亡している。これを受け、米海兵隊は全基地での訓練を24時間停止し、機体の点検を行うなどの措置を講じている。米軍普天間飛行場には、岩国基地(山口県)所属の同型機が外来機として飛来している。」と報じました。
この報道を受けると、FA18は7月以降、今回の事故を入れれば4件目の事故を起こしたことになります。
山口県は、FA18の事故の原因の徹底解明を求め、同型機の飛行中止を米側に求めるべきです。
9月3日、神奈川新聞は「米海軍厚木基地に駐留する空母艦載機の岩国基地移駐を巡り、国が11月から中四国沖に新たな訓練空域を設定することが2日、わかった。」「山陰沖は4区域、四国沖は16区域に分けられ、ともに4段階の高度が設定される見通しだ。四国沖は既存の米軍訓練空域と重なるが、原則的に同時使用は認められない。」と報じました。
今回事故が発生した地域は、この報道でいう「既存の米軍訓練空域」で行われたものと思われます。
そして、予定通り、空母艦載機部隊移駐が来年行われれば、四国沖のこの空域での訓練の頻度が高まることが予想されます。
山口県は、高知県などと連携して、空母艦載機部隊移駐が仮に行われた場合、どの空域でどのような頻度で訓練を行う予定なのか、米側に質す時です。
岩国基地では、F35Bステルス戦闘機の配備も計画されています。
F35Bの事故原因の解明と合わせてF18の事故原因の解明を一体のものとして、対処すべきです。
空母艦載機部隊移駐受け入れ問題も決着がついていません。
住民の安全確保の観点から私は、F35Bと艦載機部隊の移駐について、山口県は、拒否すべきであると考えます。
FA18戦闘機が高知沖で墜落しました。皆さんのご意見をお聞かせ下さい。
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