昨日、議会が閉会しました。
まず、議案・請願の討論が行われました。
日本共産党は木佐木議員が、反対討論を行いました。
議案では、県立大学の定款変更議案に反対しました。
木佐木議員は「同議案は、撤回し、関係者の中で、しっかりした合意形成がなされてから考えるべき」と反対理由を述べました。
請願では、消費税増税の中止を求める意見書の提出を求めることを不採択とすることに反対しました。
木佐木議員は、「安倍首相による消費税増税の『決断』は、多数の国民の声に背を向ける暴挙であり、断じて容認できない。増税中止を求める意見書を提出することは県民の要望」と討論しました。
採択の結果、全ての議案が、賛成多数などで採決されました。
次に、人口減少・地域活力維持対策特別委員会の設置が提案され、日本共産党から私が委員に選ばれました。
最後に、意見書案の提案が行われました。
今議会から、意見書の提出は、全会一致が要件ではなくなり、多数決による採決となりました。
私は、「『緊急事態基本法』の早期制定を求める意見書案」の反対討論を行いました。
緊急事態基本法は、3党合意が交されてから、すでに9年が経過していますが、いまだに国民は法制定を許していません。大震災に乗じて各地で同様の意見書が採択されています。
いまやるべきは、基本法の制定ではなく、震災の復旧・復興に全力を上げることと、福島第一原発の汚染水を解決することです。
また、領土問題などの国際的な紛争は、国際ルールにのっとり、平和的、外交的に話しあいで解決することです。
私は、「本意見書案に、反対を表明し、同時に、災害の復旧・復興に力を尽くすとともに、国際的な紛争問題は、平和的、外交的に解決をはかる決意を表明する」と討論を行いました。
採択の結果、本意見書は賛成多数で採決されました。
議会後、選挙区問題検討協議会が行われ、私は、メンバーの一人として参加しました。
友田座長から私案が提示されました。
定数削減は、同規模県や全国の削減状況から2~4の減が相応しい。
1票の較差等を考えても選挙区の任意合区は、必要ないのではないか。
以上の二つが提案され、次回の12月議会中に結論を出すことが確認されました。
日本共産党は、議会制民主主義を発展させる立場から定数削減には反対の立場で、対応を検討していくことにしています。
昨日の閉会日にも様々な問題が議論されました。
それぞれに対する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。
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