月別アーカイブ:2011年3月

東小羽山に信号機設置に向けて工事始まる

 昨年9月、大野市議と五島地区委員長と一緒に、東小羽山の市道に新設されたバス停付近に、横断歩道の設置と車用信号と歩行者信号の設置を宇部警察署に要望しました。

 詳しくは、昨年9月7日と今年1月18日の議員日誌を参照下さい。

 この程、車用信号と歩行者信号の設置工事が始まりました。近々、信号機等が稼働しはじめると思われます。

 また、横断歩道も設置が近々完了するものと思われます。

 関係者の方々に感謝いたします。

 引き続き、地域の様々な要望を藤本までお寄せ下さい。

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  車用信号と歩行者信号の工事が始まりました。

本日、2ヶ所の集いで話す

 本日、午前10時から労働者後援会で、11時から五島市議候補事務所開きであいさつを行いました。

 本日、東北関東大震災に関連して発言した部分の要旨を掲載します。

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 マグネチュード9を記録した東北関東大震災から約9日たちました。死者行方不明者が
1万9千人を越えました。また、38万人の方々が避難生活を送っておられます。亡くなられた方々のご冥福をお祈りすると同時に、被災者の方々にお見舞いを申し上げます。
 さて、何といっても福島第一原発の放射能が甚大です。経済産業省原子力安全・保安院は、福島第一原発1~3号機を「所外へのリスクを伴う事故」に当たるとして国際原子力機関が示している国際原子力事故評価尺度で、レベル5だとしました。これは、アメリカのスリーマイル島原発事故と同じです。東海村JOC臨界事故がレベル4でしたので、今回の事故は、国内最悪の原発事故となりました。
 今回の福島原発事故を受け、原子力行政の抜本的な転換が求められます。原発に依存したエネルギー政策から自然エネルギーへの計画的な転換を日本共産党は強く求めていきたいと思います。
 県内には、上関町に原発計画がすすめられています。現在、中電の原子炉設置許可申請提出され、現在準備工事が行われようとしています。
現在、福島原発の事故を受け、知事は、工事の中断を中電に求め、工事は中断されています。これは、当然のことですが、日本共産党県議団は、17日、上関原発建設計画の中止を求めて二井知事に要請書を提出しました。
私が県議となって12年、党県議団は、毎議会、上関原発の中止を求めて論戦を行ってきました。昨年9月議会で私は、上関原発周辺にある活断層の問題を取り上げました。今日は、中電が作成した上関原発付近の活断層の地図を持ってきました。特に私が指摘したのは、F3断層群とF4断層群です。これが繋がっていれば、73キロになります。この活断層が繋がっていれば、マグニチュード7以上の地震を引き起こすことが予想されます。国の耐震意見聴取会でもこの断層が問題になり、中電に、この断層が繋がっていないというなら根拠を示すよう求める意見が出されています。私は、大地震を引き起こす活断層の上に上関原発は絶対に作るべきではないと考えます。
01年に行った上関原発を電源開発基本計画に組み入れることについて求められた知事意見で、二井知事は、組み入れは「理解」出来るとしながら、今後の対応状況によっては、「当該計画の推進等について、県が有する権限、事務、協力等を留保することも有りうる」との意見を述べています。原子力の安全神話が崩壊した今、上関原発に係る知事の権限を留保する時です。知事の権限で一番大きいものは、公有水面埋め立て許可の取り消しです。これを行えば、この計画は中止できます。
17日の交渉の中で、商工労働部清水理事は、「公有水面埋め立て許可の取り消しは、事業者に法令違反があった場合に限られる」と説明しましたが、一方で、「現行法が今のままでいいのか国に確認する」と述べました。また担当者が「場合によっては法改正が必要かもしれない」とも述べました。私は、中電にたとえ法令違反がない場合でも、今回の福島原発事故を受けて、知事が公有水面埋め立て許可の取り消しが行える法改正を国が行うよう今後強く求めていきたいと思います。

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 引き続き、大地震や原発事故に対する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

謎解きはディナーのあとで

 東川篤哉さんの「謎解きはディナーのあとで」を読んでいます。

 数日前に買って、居間にこの本を置いていたら、中一の長男が、一気に読んでしまいました。

 よほど面白い本なのだろうと思い長男の後を追って読んでいます。

 長男がはまったのも納得です。

 令嬢刑事に毒舌執事の会話に声が出るほど笑ってしまいます。

 短編の連作なので、少しづつ読んでも飽きません。 

 この本は、2011年本屋大賞のノミネート作品でもあります。

 今回のノミネート作品では、「神様のカルテ2」も読みました。この二つの作品に注目したいと思います。

 本屋大賞作品では、2010年大賞の「天地明察」2009年大賞の「告白」2008年大賞の「ゴールデンスランバー」とここ数年の大賞作品を読んできました。

 私が一押しの作品が大賞を取れなくても、2011年大賞作品はチェックしておこうと思います。

 2011年本屋大賞の発表は、4月12日の予定です。笑顔で、大賞発表が聞けるように努力したいと思います。

 あるCMで、読書は「知層」だとありました。忙しい中でも少しづつ「知層」を厚くしたいと思います。

 東川ファンの皆さん、どの作品がお薦めですかお教えください。

 

第30回西宇部小学校卒業証書授与式に参加

 本日、第30回宇部市立西宇部小学校卒業証書授与式が行われ、PTA会長としてあいさつを行いました。

 あいさつの要旨は以下の通りです。

 卒業した62名の皆さんの洋々たる未来を願っています。

 ご卒業おめでとうございます。

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 卒業生の皆さんご卒業おめでとうございます。多くの来賓の方々のご臨席に感謝いたします。そして、保護者の皆さんにもPTAを代表して心からお喜びを申し上げたいと思います。
 さて、卒業される皆さんは、東北関東大震災の1週間後という歴史的な時に卒業式を迎えることになりました。死者行方不明者が1万5000千人を越えました。亡くなられた方々に哀悼の意を申し上げるとともに、37万人ともいわれる避難生活を送っておられる方々にお見舞い申し上げたいと思います。
 私には、忘れられない出来事があります。それは、1985年1月28日、今から26年前、私が大学1年の冬の事です。バス3台で、体育の授業のため、長野県に向っていました。3台目のバスがカーブを曲がり切れず、川に転落しました。私は、2台目のバスに乗っており無事でしたが、一瞬の内に、冷たい川の中で22名の同級生の命が奪われました。
 私は、亡くなった多くの同級生に背中を押されて、今日まで、生かされてきたことを実感しています。
 さて、3月11日、東北地方の多くの小学校6年生が津波に飲み込まれました。無事だった子どもたちの多くも、卒業式迎えられない、中学校の入学式の目途も立たない状況だと思います。もっと友だちと遊びたい、もっと勉強したいと思いながら亡くなったり、不自由な避難所で生活を送っている東北地方の同級生たちに、思いを馳せる日にしましょう。そうすれば、勇気が湧いてきます。辛い時こそ、彼らに思いを馳せて下さい。きっと、彼らから勇気をもらって困難に立ち向かっていけると思います。
 最後に、イナズマイレブンのテーマ曲「僕らのゴォール」から私の好きな歌詞を卒業生の皆さんに送りたいと思います。「僕らは幸せになるために生まれてきたんだ」「僕らは幸せにするために生まれてきたから」
 卒業生の皆さん、一人一人の幸せ見つけてください。その幸せを実現するために力強く生き抜いてください。辛い時は、30周年記念で植えたクヌギの木を見に母校に立ち寄って来て下さい。木は力を持っています。母校に残った私たちは、クヌギの木を大切に育てていきたいと思います。
卒業生の未来を信じ、PTAを代表してのあいさつといたします。

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卒業式後、在校生によう花のアーチをくぐる卒業生

 

上関原発建設計画の中止を求める緊急要望

 本日、日本共産党山口県委員会(佐藤文明委員長)と同県議団(水野純次団長)は、二井知事に対して「上関原発建設計画の中止を求める緊急要望」を行いました。

 要望書は、二井知事に、福島原発事故を踏まえ、「安全性が確保できない原子力発電所の上関町への立地のための公有水面埋め立て免許を取り消し、建設計画を断念するよう中国電力に要請すること」を求めています。

 対応した清水商工労働部理事は、中電に工事の一時中断を求めたことを明らかにした上で、今後については、「福島原発事故の原因究明と中電の対応を見極め、県の対応を検討したい」と答えました。

 また、清水理事は、中電が、福島原発事故の事態の収拾後、地元住民への説明を行う意向を表明していることを明らかにしました。

 次に、公有水面埋め立て許可の取り消しについて、現行法では、法令違反等がなければ、取り消すことが出来ない規定であることを明らかにした上で、現行法が今のままでいいのか、「国に確認したい」と答えました。

 私は、県民の安全安心を確保する県として、今回の事故を受けて県民に広がっている原子力の安全性に対する不安に対する独自の努力を行うべきだと求めました。

 また、中国電力は、福島原発事故の事態収拾が図られる前であっても、地元住民への説明を行うべきあり、そのことを県として中電に求めるべきだと主張しました。

 これに、県担当者は、「要望の趣旨は分かった。今後の状況を見ながら必要な働きかけを中電に行う」と答えました。

 次に、公有水面埋め立てに対して、県が国に法解釈を照会する真意をたずねました。

 担当者は、「場合によっては、現行法の改正が必要かもしれない」との認識を示しました。

 私は、「福島原発の事態をうけて県が埋立免許を取り消すことができる規定が盛り込まれることは必要。県として、国に法改正を求めるべき」と主張しました。

 担当者は、「国への照会の結果は報告する」と答えました。

 私は、最後に、「安全神話が崩壊した今、上関原発は、中止すべきであり、県は中電にそのことを求めるべきだ」と重ねて要望しました。

 福島原発事故に関わって上関原発に対する皆さんのご意見をお聞かせください。

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 上関原発計画中止を求める申し入れ(中央が私)

 

市道迫条線にガードレールが設置される

 昨年11月、市道「迫条線」を小学生が自転車で通行中、道路下の用水路に転落し、大けがする事故が発生しました。

 昨年、11月23・24日のブログで明らかにしたように、地元自治会長さんと、私と真鍋市議が、ガードレールの設置を市に要望しました。

 (昨年のブログで、市道名を「宇部駅・洗川線」としていますが、正しくは「迫条線」でした。)

 要望に対し、宇部市から前向きな答弁をいただいていましたが、先日、ガードレールの設置が完了しました。

 西宇部小学校の通学路の安全が一歩前進したことをPTA会長として大変喜んでいます。

 今後とも、通学路の安全が確保されるように引き続き改善を図っていきたいと思います。

 ガードレール設置に関られた宇部市や工事関係者の方々に感謝致します。

 引き続き、皆さんの身近な要望をお聞かせ下さい。

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   ガードレールが設置された市道迫条線