藤本かずのりサポーターズ はじめました

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鍋の季節ですね。

 昨晩から少し喉がイガイガしてきました。今朝起きて症状が更に悪くなっていましたが、熱がなかったので、早朝宣伝から今日の一日が始まりました。

 風邪が流行っているようです。皆さんの体調はいかがですか。

 夕方は、私は、長男の剣道の当番に行く予定でしたが、体調を考えて妻に代わってもらい、私が、次男・三男・長女と食事をしました。メニューは、鍋です。

 長男と二男が昨日は、冒険学校で佐合島に行きまして、水菜を貰ってきました。水菜をメインに後は我が家にあるもので、うどんも入れて水炊きにしました。

 あっと言う間に鍋は二度も空になり、妻と長男のために、3回目の仕込みを行っているところです。

 今、妻と長男が帰ってきましたので、3回目の鍋が始まります。

 佐合島産の水菜の水炊きとデューク体操で、体調を整えたいと思います。

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 長女には不評でしたが、私には最高の水菜でした。

 そうそう、先日読んだ、笹本稜平の「時の渚」はとっても面白かったです。最後までハラハラドキドキ。どんでん返しの繰り返し。涙の滲むところもあり、読書の醍醐味を満喫する作品でした。

 今は、彼の第二作「天空の回廊」を読んでいます。舞台は一転してエベレスト。この物語も最初から引き込まれます。

 今日は、早めに床に入り「天空の回廊」を読みながら休みたいと思います。

 

 

財政再建法は自治体を再建するか

 今日は、フル稼働でした。午前中は、山口県商工団体連合会婦人部協議会第34回定期総会に来賓として参加しあいさつをしました。アメリカ発金融危機による深刻な不況は、県内の中小企業を直撃しています。民主商工会の会員さんの中でも遂に自殺者が生まれたことが、大村会長から報告されました。厳しい状況ですが、潰されてたまるかというおかみさんたちのエネルギーに満ちた集いでした。私は、子どもたちに国民保険証を取り戻す運動の先頭に、民商婦人部があると激励しました。そして、県内で、690人の子どもたちに保険証が届いていない状況を改善するために頑張りましょうと訴えました。

 午後は、山口県地方自治研究所主催の自治体セミナーに参加しました。「財政健全化法は自治体を再建するか」と題して立命館大学の平岡和久教授の講演を聴きました。

 平岡教授は、冒頭、「自治体財政は、目的ではなく手段だ。」と話されました。平岡教授は、「地方財政の目的はあくまでも住民の命を守るものである。」「財政再建化法は、地方財政を『再建』することが目的となり、そこに、住民福祉の視点は少ない」と批判しました。そして、財政再建法の根本問題は、「各自治体の財政状況の背景にある社会経済的な歴史構造やこれまでの中央集権的な意思決定による影響を軽視し、画一的に横並び的な指標により財政を統制するもの」と語りました。

 県内では健全化判断比率は、全市町村が早期健全化基準を下回っているものの、公営企業の資金不足比率は、4特別会計が、経営健全化基準以上となっています。これら数字も健全化を自己目的とせず、住民にとってその数字がどうなのかの視点で分析していく必要を感じました。

 山口県は来年度の財源不足額を400億円と発表しました。山口県は、財政再建を優先させて、県民福祉を切り捨ててはならないと思います。

 平岡教授は、地方自治の危機を打開するためには、交付税を復元し、地方自治拡充が必要だと訴えました。最後に、「小さすぎる福祉国家」と「小さすぎる租税国家」から転換し、「持続可能な地域」の構築の必要性を訴えました。

 今日は、地方自治を大きな視点から捉えることが出来て有意義でした。

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  「財政再建法」について講演をする平岡教授 

しょうがの収穫

 先週は、金土日走り回っていましたので、今週の週末は、少しのんびりしようと思います。明日は、一日フル稼働ですが、今日は少しゆっくりしました。今日は、我が家の冬支度を少々しました。まず、玄関前にある樹齢10年ほどになるカネノナルキと樹齢う5年ほどになるゴムの木を家の中に入れました。カネノナルキは、木の繁った幅が、50センチほどにもなりました。ゴムの木も高さが、1メートルを超えました。これ以上大きくなると冬に入れるところがなくなるほどです。詳しい方は、これ以上大きくしない方法を教え下さい。次男の協力を得て何とか玄関先から玄関の中に収めることが出来ました。

 それと、今日は、しょうがほりを行いました。少しづつ取って食べればよかったのですが、このような季節になり、植えたしょうがをぜんぶ収穫することにしました。これもかなりな量になります。擦って薬味にして食べますが、残りは、妻がしょうが漬けにすると言っていました。

 しょうがは滋養強壮にいい食品だそうです。とてもよく出来たので来年も作ってみようと思います。

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我が家で今朝収穫したしょうがです。大漁でした。

笹本稜平

 NHKラジオで、俳優の児玉清さんが、本の紹介をしていました。その中で、笹本稜平の「還るべき場所」が紹介されました。笹本さんの作品は全く読んだことがありません。書店に行って紹介された作品はありませんでしたので、文庫化されている作品の中から「時の渚」を選び、読み始めました。警察小説と呼ばれる作品ですが、人物描写が丁寧で、グイグイ引き込まれます。

  それにしても、児玉清さんは、どの位のスピードで本を読んでおられるのでしょうか。内容について的確に把握され、その面白さを紹介される力にいつも感服します。

 人生の中で、出会える作家は限られていますが、少しでも多くの作家に出会い、多くの感動を得たいと思います。その意味では、児玉清さんの番組を聴くことが出来たことを喜びたいと思います。

 具体的には、児玉清さんから笹本稜平という作家を教えてもらったことを喜び、この秋、彼の作品を大いに楽しみたいと思います。笹本稜平さんの作品の中からお勧めがありましたらお教え下さい。

デュークズウォーク

 先週の土曜日、デューク更家の講演を聞いて、はまってしまいました。

 ついにDVDを買って、昨日から寝る前に家族でストレッチをしています。

 本ではよく分からないところが、DVDでは一目瞭然ですね。このDVDで、子どもたちとストレッチを続けたいと思います。

 彼の本も数冊買って読みましたが、彼の言葉に元気をいただきました。彼が心がけている一つは、「常住歩臥」だそうです。「常住坐臥」をアレンジした更家さんの造語です。「死ぬまで自分の足で歩こう」という意味だそうです。それと、「平常心のハイテンション」。この二つは矛盾していますが、高いレベルのテンションで平常心を保つという意味だそうです。この言葉は、私の仕事にも生きる言葉だと思いました。

 それに、「いい加減」に生きよう!だそうです。キツキツセカセカではなく、いい加減にやるという意味です。これも、私にとって励まされる言葉でした。

 「健全な精神は健全な肉体に宿る」。「心・技・体」ではなく「体・技・心」だと彼は説きます。健全な体を作るには歩くのが一番。むやみに歩くのではなく、きちんと意識して歩く。その方法を更家さんは、デュークズウォークとして確立してこられました。

 難しく考えず、彼のDVDで、楽しく、いい加減に続けていきたいと思います。

 

看護師の労働実態と無認可保育園の県助成

 今日は、朝7時30分に、山口宇部医療センター(旧山陽病院)に出向き、看護師さんの時間外労働の実態を視察しました。全医労山陽支部から宇部市選出の議員に実態視察の要請が来まして、参加しました。

 山口宇部医療センターの看護師の勤務形態は、基本的には、3交代制です。朝8:30~17:15までが、日勤。16:15~1:00までが、准夜。0:30~9:15までが、深夜。となっています。独立行政法人へ移行した辺りから、日勤の時間帯が細分化されたそうです。早出が、7:30~。遅出が、9:45~。大遅出は、10:30~。それとは別に、11:45~の勤務もあるそうです。このような変則勤務は、看護師の健康の維持のために導入されたとの説明でしたが、現実は逆だったと話されます。特に、最後に紹介した勤務だと、昼食をいつ取ればいいのか。また、終わりが20:30頃となり、子どもたちや家族や地域との交流が全く出来ないなど弊害が生まれているそうです。元の3交代に戻してほしいというのが第一の要望でした。

 第二は、それぞれの勤務に対して正確に残業手当が支給されていない。つまりサービス残業があるという実態が明らかにされました。実際に、私も本日、8:30~の日勤に向かう看護師さんが、7時台50分に職場に向かう姿を目撃しました。当然、早めに職場に出て勤務を始めても全く残業手当はつかない実態にあることが告発されました。また、就業時間が過ぎても残業手当が一部の人にしか付かなかったり、実態との乖離があることが告発されました。

 私が、「タイムカードを導入したらどうですか」と質問したら、組合幹部の方が、「組合としては、いつでも導入して下さいと言っているのですが、一向に導入されません。」とのことでした。

 私が、9月県議会で、県庁の実態を暴露しましたが、山口宇部医療センターでも全く同じ状況です。結局、予算が先にありきで残業時間通りに手当が支給されていない実態があるようです。

 ここでお聞きした事実は、わが党の国会議員団に伝え、改善を求めていきたいと思います。

 また、私は、県立病院の看護職場に同様の実態がないか、口頭で調査を依頼しました。

 その後、山口宇部医療センターの事務局の方に病院内の説明をしていただきました。山口宇部医療センターは、がんを専門にする病院であると同時に、結核治療や緩和ケアや重度障害者医療で重要な役割を果たしていることがよく分かりました。

 山口県にはなくてはならない拠点病院の一つである山口宇部医療センターで働く医療従事者の方々の権利が守られるよう、病院側の早急な対応を求めたいと思います。

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 病院の事務局から概要の説明を受けました。

 午後からは、こぐま保育園が二井知事に対して行った「無認可保育園の保育環境整備に対する要望書」提出に同席しました。今回の要望書提出には、議員として同席したというよりも、私は、こぐま会運営委員長として、要望書提出者を代表して参加しました。

 要望の最大のものは、「県が無認可保育園に対して実施している『民間保育サービス施設入所児童処遇向上事業』を抜本的に拡充していただきたい」というものです。山口県は、無認可保育所に対して、研修代替職員雇用事業と入所児童健康診断事業として助成を行っています。その額は、20年度予算で、わずか58万円です。中四国九州でみると、最高は、沖縄県の1億389万円です。あまりにも助成に格差があり過ぎます。山口県の無認可保育園の助成実態は、この地域では、最低クラスでありることは明らかです。山口県が行っている入所児童健康診断事業の単価は、一人500円です。おまけに年1回だけの助成です。大分県では、一人4200円の単価を同様に事業で支出しています。検診事業だけ取ってみても、山口県の助成水準は、この地域で最低クラスであることは明らかです。

 参加したあるお母さんの一人は、「知事は、住み良さ日本一の県づくりと言うが、無認可保育園の助成という点では、全く実態が伴っていないことが分かった。」と訴えました。ある男性保育士は、「自分の手取りは、月12万。自分は、草を食べてでも、子どもたちのために歯をくいしばってでも頑張る。しかし、限度もある。認可・無認可に関係なく子どもに違いがないので、無認可保育園にも行政の光を当ててほしい。」と訴えました。

 私は、対応した子ども未来課の職員に、「新年度に向けて、課として、助成を拡充する努力したいとの回答は当然。」と迫りましたが、明確な答弁が得られなかったので、緊急に、こぐま保育園で、この問題での署名に取り組むことにしました。第一次の署名提出を来月最初に行う予定です。

 皆さんのご協力をお願いいたします。署名を取ってやろうという方は、私にご連絡下さい。至急お送りします。