NHKラジオで、俳優の児玉清さんが、本の紹介をしていました。その中で、笹本稜平の「還るべき場所」が紹介されました。笹本さんの作品は全く読んだことがありません。書店に行って紹介された作品はありませんでしたので、文庫化されている作品の中から「時の渚」を選び、読み始めました。警察小説と呼ばれる作品ですが、人物描写が丁寧で、グイグイ引き込まれます。
それにしても、児玉清さんは、どの位のスピードで本を読んでおられるのでしょうか。内容について的確に把握され、その面白さを紹介される力にいつも感服します。
人生の中で、出会える作家は限られていますが、少しでも多くの作家に出会い、多くの感動を得たいと思います。その意味では、児玉清さんの番組を聴くことが出来たことを喜びたいと思います。
具体的には、児玉清さんから笹本稜平という作家を教えてもらったことを喜び、この秋、彼の作品を大いに楽しみたいと思います。笹本稜平さんの作品の中からお勧めがありましたらお教え下さい。
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只今、「還るべき場所」を読んでいます。とても引き込まれています。図書館でたまたま手に取り、私と同年代との共通点で借りましたところ、その内容に感ずるものが大いにあります。そんなことで笹本稜平を、どんな作風かを検索していたところ、共産党の藤本かずのりWEBを開きました。私も毎日「しんぶん赤旗」を購読しています。共産党が大躍進することを期待しています。児玉さんの番組はしばしば拝見しており、紹介された本も読んでいます。毎日の活動に敬意を表します。
北海道豊浦町 山田より
by 山田秀人 — 2008年12月1日 17:16 PM
私は長崎県の雲仙市で共産党の議員をしております。先日笹本稜平氏関係の情報をネットで検索していたら、たまたまふじもとさんのブログに行き当たりました。少し古かったので、うまくつながるかどうかわかりませんが、同じ「笹本」ファンとしてぜひ意見をと思い、メールをしています。
私が笹本氏を知ったのは昨年のことです。たまたま読んだ越境捜査という作品に感銘を受け、立て続けに読みました。なかなか読む時間も作れないのですが、気分転換に最高です。ただ、読みはじめたら止まれなくなるのが問題です。今「天空への回廊」を読んでいます。単なる山岳小説と思って手に取ったのですが、国際的な謀略、宇宙兵器まで登場する壮大なエンタテインメントで目が離せなくなりつつあります。2段組みの400ページ近くあるもので、さすがに一気に読むことはできません。ちょうど半分ぐらいでしょうか。 以前読んだ作品で心に残っているのは「未登峰」です。こちらは山にかかわる人物たちの群像劇とでもいうもので、非常にさわやかな印象を持ちました。警察小説から山岳、青春小説など、笹本氏の幅広く深い力量に出会ったことを嬉しく思っています。
全く思いつくままの文章で申し訳ありません。ぜひ活動の方でもがんばりましょう。
by 上田篤 — 2011年6月26日 18:53 PM