藤本かずのりサポーターズ はじめました

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我が家の稲刈りが終わりました。

 今日は、午前中、雨宮講演会のチケットを預けていたプレイガイドを回りました。

 午後は、阿武北広域農道の建設現場から火山灰がしゅう曲して堆積した場所を発見された山口大学の永尾准教授 の研究室を訪ね、お話しをお聞きしました。

 永尾先生が現場で蒐集された大きな火山弾を見せていただきました。これだけ大きい火山弾は、国内では珍しいという事でした。

 私も現場で蒐集した火山弾と思われる石をを先生に見ていただきました。先生から「火山弾です。」とお墨付きをいただきました。

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見せていただいた火山弾は、直径50センチほどでした

 永尾先生は、現地の地層は、ジオパークに指定される見込みがある貴重な地層であることを強調されました。現地の地層を何らかの形で残すべきと主張されました。

 私は、山口県の財産として、後世に残すべきだと痛感しました。9月県議会では、その手助けが出来ればと思います。

 長尾先生にお会いした後、実家に直行し、親戚の方の援助を受けて、稲刈りをしました。昨日、私は、運動会延期のために手伝えませんでしたが、親戚の方に、二つの田の稲刈りを済ませていただきました。

 今日の最後の田の稲刈りには何とか間に合いました。

 昨年は、議会と重なり、稲刈りは全くできませんでしたが、今年は、田起こし、田植え、稲刈りと全てに関わることができました。

 稲刈りが終わるころ、白鷺が遊びに来ました。珍客に癒されます。

 父のバトンを受けて2年目の秋が終わろうとしています。来年も母の手助けをしながら3年目の耕作に励もうと思います。

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親戚の方の援助を受けて作業は順調に進みました

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私もコンバインに乗り今年の稲刈りが終わりました

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作業の終わりの頃、一羽の白鷺が遊びにきました

西宇部小運動会が今日行われました。

 今朝は、朝6時に小学校に向かい、一日延期された西宇部小学校運動会に参加しました。校長先生と、本日の運動会の実施を決め、6時半からの開始の号砲(花火打ち上げ)に立会いました。そして、先生方と所々に残る水溜りに真砂土を撒いたり、たるんだ万国旗をひっぱったりしました。PTA役員も、早出です。駐車場の線の引きなおしを皆で行うためです。そして、当初の集合時刻となり、まず、駐車場の担当の方々が配置につきます。

 そして、予定通り、9時20分に運動会に、これも花火の号砲とともに始まりました。妻は仕事の為、唯一の親として、参加している3人の子どもたちの演技を応援しながら、PTA競技が来るのを少々緊張しながら待っていました。PTA競技の前には、恒例のPTA会長あいさつがあるのです。今年から会長の私は、初めてのあいさつです。 私は、「月曜日の運動会となりましたが、参加者の皆さん方が二人分の応援をお願いします。」と訴えました。

 今年の運動会のスローガンは、「なかまを信じて助け合い、西宇部っ子パワーばくはつだ!」でしたが、スローガンに合致する運動会にすることができたと自負しています。

 子どもたちも助け合いましたが、PTAも助け合いいい運動会が出来たと自負しています。

 全ての行事が終わり、テントの後片付けなどを行い、午後4時に解散することができました。私の万歩計は、約2万歩になり、今日の充実度は上々でした。

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1・2年生の集団演技(3男は、左手後ろにいます)

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3・4年生の集団演技(2男は、旗の一つを持ちました)

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5・6年生の集団演技(長男は、左手後ろで演技しました)

運動会が明日に延期されました。

 今朝、5時半過ぎに教頭先生から電話がありました。「雨のため、運動会を中止しましょう。」。その後も雨が続き、宇部市内で予定されていた運動会はどこも中止されたことでしょう。

 子どもたちは、午前中授業のため雨の中、学校に行きました。

 私は、急に空いた時間を利用して、一つは、昨日の講演会の支払いに回りました。二つ目は、秋芳に水を汲みに行きました。三つ目は、映画「おくりびと」を観に行きました。

 先日聴いていたNHKラジオの映画紹介で、「おくりびと」が評価されていました。とても観に行く時間はないと思っていましたが、急遽、映画館に行くことにしました。フジグランウベのシネマスクエア7の小さめの会場での上映でしたが、私より上の世代を中心にほぼ満席でした。この作品は、第32回モントリオール世界映画祭でグランプリを受賞したようで、口コミで評価が広がっているのでしょう。

 本木雅弘扮する主人公の小林は、オーケストラのチェロ奏者でしたが、突然、リストラされます。故郷の山形に帰り、職を探します。「旅のお手伝い。NKエージェント」の広告を見て小林は面接に向かいます。小林は面接で、NKとは、納棺の頭文字で、仕事は納棺師だと知ります。小林は採用されますが、妻に納棺師と言えないままです。ある日、夫が納棺師だったと知った妻は、「汚らわしい」と、夫を罵倒し、実家に帰ってしまいます。その後は、・・・・。

 ストーリーはこれ位にしておきます。今年も多くの映画を観てきましたが、「こくりびと」は心に沁みる秀作でした。死に向き合うことの大切さをこれほど真剣に分かり易く説いた映画は初めてです。

 これからの人生で、この映画のことを繰り返し思い出すだろうなと思える作品でした。よく泣かせられるし、よく笑わされる映画です。ぜひ、お勧めします。

 次なる映画も見つかりました。「山桜」です。この映画が封切られた時に、県内での上映はありませんでしたので、行けず仕舞いでした。ついに「山桜」が来月末から宇部市で約1ヶ月間上映されます。原作は、藤沢周平。是非、観に行きたいと思います。

 PTA会長として初めての運動会ですが、明日は出来るでしょう。明日の朝は開始の号砲を鳴らすことが出来るよう、今日は早く休むことにします。

雨宮処凛講演会大盛況

 本日、憲法と暮らしを守る宇部地域共同センターが主催した雨宮処凛講演会が宇部市シルバーふれあいセンターで開催されました。講演会には、県内各地から250名の参加者があり大盛況でした。

 講演は、ローカルユニオン宇部委員長松富豊さんをインタビュアーに進行しました。雨宮さんは、2年間、右翼団体で活動した経験がありますが、離れるきっかけは、権力そのものが、右翼団体の主張をはじめたからと語りました。自民党へのアンチテーゼだった私たちの主張を、自民党がそのまま実行しはじめたことにおかしいと思った、と語ります。

 そして、雨宮さんは、自らフリーターとして生活してきましたが、その「生きづらさ」の原因が分かるきっかけとなった出来事を語りました。それは、06年にフリーター方々が組織したメーデーに参加したことでした。今までは、自分がフリーターであるこは、自己責任だと感じていたが、原因は、新自由主義であったり、柔軟型雇用形態などという財界の主張が実際の雇用現場に持ち込まれたことなどによることが分かったと雨宮さんは語ります。

 その頃から雨宮さんは、労働問題を扱う著作活動を本格的に開始をします。雨宮さんは、蟹工船と現代の状況は酷似していると言います。ある派遣労働者は、1日7700円の賃金と言われながら、部屋代や服代などを引かれて、残りは520円という状況だと言います。まさに、現代の派遣労働者の状況は、蟹工船の時代と同じだと語ります。

 後半は、参加者から雨宮さんに、質問も積極的に寄せられました。子どもさんが不登校だった経験を持つ女性、学費の高さに苦しむ学生、雨宮さんと同世代の女性として生きづらさを語る女性などから質問が相次ぎました。

 私は、この企画の言いだしっぺとして、多くの参加者で盛況の内に講演会が終わったことを大変喜んでいます。

 私が、雨宮さんの話を聞きたいと思ったのは、昨年でした。NHKラジオで語った労働問題に対する彼女の語り口と視点に感銘しました。そして、今年に入り私が、彼女にメールを送り、この講演会の準備がスタートしました。

 憲法9条を学ぶ市民講座は3回目です。第一回目は、高遠菜穂子さん。第二回目は、森達也さん。第三回目が、雨宮処凛さんでした。どの方も独自の視点で、貧困や平和や民主主義の問題に対する論述活動に取り組んでおられます。

 どの方々も山口県で初めての講演会が宇部市での私たち企画であったことを自負しています。

 雨宮さんと実行委員会のメンバーで食事を済ませた帰り道、「さあ、今度は、誰をお呼びしようか」と新たな構想を考え始めている私です。皆さん、宇部市に呼びたい方のリクエストがあればお教えください。

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    参加者の質問に答える雨宮処凛さん

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会場一杯の参加者が雨宮さんの話に耳を傾けました

入閣祝賀会県職員派遣中止の方針が明らかに

 昨日、定例記者会見で、県選出の国会議員が大臣に就任した際、県や県議会など地方6団体と自民党の主催で開いている就任祝賀会について、二井知事は、政治的な中立性に指摘があるとして、今後は県職員を公務で派遣しない方針を明らかにしたとの報道が今朝の各社新聞で報道されています。

 また、県が共催することも、今後検討する考えを明らかにしたとも報道されています。

 この問題は、本ブログでも再々取り上げてきましたが、少し振り返っておきます。

 この問題を最初に指摘したのは、今年1月22日の中国新聞でした。中国新聞は、入閣祝賀行事に中国地方4県は県が主催になることはないと答えたと報じました。

 そして、私は、今年2月議会で、独自に中国5県を調査した結果も明らかにしながら、「中国5県では、県が主催者になることも、県職員がスタッフとして参加することもない」と指摘しました。その事実を岡田総合政策部長も認め、今後については、「その都度、他の団体や関係政党と協議したい」と含みを持たせました。

 しかし、8月30日に、防衛大臣祝賀会が県・県議会など地方6団体と自民党が主催し、県職員が、14名公務で参加して行われました。

 日本共産党県委員会と県議団は、8月22日に、県が祝賀会に関与するのは、「県民感情からも、憲法・地方公務員法からも許されない行為」と、知事と議長に対して、主催者の辞退と県職員の派遣を行わないように申し入れを行いました。

 朝日新聞も8月31日付けで、「今回の内閣改造で入閣した18閣僚のうち、民間出身者と比例代表選出国会議員をのそく14閣僚の地元都道府県で、祝賀会を主催する例は山口以外にはない。」と報じました。

 知事が定例記者会見で明らかにた判断は、この問題を最初に議会で指摘をした議員として率直に評価したいと思います。

 しかし、知事は、これまで祝賀会に関与しつづけたことに対し県民に反省の弁を述べるべきです。そして、法律を守る点からも他県の状況からも祝賀会に県・県議会が主催者になることは「今後検討」ではなく、即刻中止すべきであることは明確です。

2008山口オープン空手交流試合の大会会長に

 今日、夕方、次男と一緒に空手教室に行きました。三男は、先般受けた昇級試験でめでたく一つ飛びで昇級して、これまでの青帯(8級)から黄帯(6級)になり、得意顔でした。

 そして、私は、来月12日に道場開催でされる「2008山口オープン空手交流試合」の大会会長として大会パンフレットに掲載する原稿を師範にお渡ししました。

 わが道場が開設されて約5年になります。道場主催の大会としては、06年に、緑代表をお招きして「山口県下新人交流空手道選手権大会」を開きました。その時の参加者選手は67名でした。07年の「秋季山口県空手道交流大会」は、参加選手が115名でした。今大会は、参加選手が130名の予定です。道場が主催する大会としては過去最大となります  

 私は、道場開設以来、主催行事の大会役員をしてきましたが、道場のこれまでの発展に感激しています。

 私たちの道場の創始者である大山倍達氏は「強く行きたい君へ」という本の中で、戦後、世界に空手が広がった背景に、「『戦争』への反発」を挙げています。「子どもたちは支配する強さを求めるのではなく、抵抗し、あるいは自分を守る強さを求めているのである。私は、ここに空手の現代的な意味を痛感する。」と述べています。
 私は、あいさつ文で「大会に参加する子どもたちが、大会を通じて空手の道を深め、将来、平和を築く人材に育っていくことを願ってやみません。」と書きました。
 

 空手に打ち込む子ども達の目は、とても澄んでいます。この澄んだ目に対峙できる大人でありたいと思います。