本日、県議会が閉幕しました。
今議会には、山口県立病院を独立行政法人化に移行させるために必要な「評価委員会の設置と定款を定めるための条例」が提案されました。
日本共産党県議団は、この議案に反対しました。
私は過去の議会で、独立行政法人化の問題点を指摘してきました。独立行政法人された全国の状況を見れば明らかです。
独立行政法人化は、公共的な責任が後退し、採算性や効率性が優先され、職員の労働条件の切り下げや住民負担の増加、業務の縮小、医療サービスの低下などが懸念されます。
宇部市にもこころの医療センターがあります。医療サービスの低下はご免です。
採択の結果は、次の通りです。反対―共産・民主・社民。賛成―自民・公明・県政・新政・無所属。
県民、市民の皆さん県立病院の独立行政法人化についての皆さんのご意見をお聞かせ下さい。
また、宇部湾岸線のロングランプ区間の道路幅員を縮小するのに伴う土地の買い入れの地積や売買代金を変更する議案に反対しました。
私は、この問題を繰り返し議会で取り上げてきました。その結果、住民の声が一部、聞き入れられて道路西側に興産道路が約1m民家に近づく事態は回避されました。
その分県道部分が従来の10mから8.5mに縮小されました。それに伴い、県が宇部興産から購入する土地が少なくなり、約3億3千600万円売買代金が減額されました。
これも論戦の成果かも知れません。
しかしながら、そもそもロングランプ計画自体が無駄な計画であるし、住民の環境を侵す計画であることに変わりありませんので、私たちは、この議案に反対しました。
採択の結果は、日本共産党以外の全ての会派の賛成で成立しました。
これで、宇部興産道路を活用した宇部湾岸線のロングランプは進められます。
私は、引き続き、沿線地域の環境保全のために、住民の皆さんの意見をお聞きしながら、必要な発言を続けていきたいと思います。
宇部湾岸線に関する皆さんのご意見をお聞かせください。
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