議員日誌

みんなの会が福江さんを擁立

 13日の「みんなの会」臨時総会で、今夏の県知事選挙において、福江俊喜さんを候補者として擁立することが決まりました。

 みんなの会では、「平和、くらし・福祉が1位の県政をめざす基本政策」を発表しました。この中には、「米軍基地の拡大強化、原発建設に反対し、平和で安全な山口県づくりをすすめる」という政策が含まれています。原発建設では、最高裁判決が出されましたが、福江さんは、原発はあくまでも建設すべきではない姿勢を鮮明にしています。

 同時に、「6つの緊急・75億円プラン」が発表されました。この第一に、国民健康保険、後期高齢者医療制度の保険料を軽減するという政策があります。まず、「後期高齢者医療制度の保険料を低所得者を対象に年額1万2千円引き下げるために県助成を実施します」。また、「国民健康保険料を低所得者を対象に、年額1万2千円の引き下げるために県助成を実施します」とあります。あわせて8億円あれば実現できるとの政策を打ち出しています。先日の朝日新聞に、後期高齢者医療制度への都道府県助成の実施状況が明らかにされていました。これまで助成を実施しているのが、東京・京都・石川・三重。今後導入を検討しているのが、岐阜・北海道・福井・奈良でした。

 昨日から、後期高齢者医療の保険料、年金天引きが始まり、大変な状況が全国で広がっています。この状況を改善しようと、全国で、保険料引き下げのための都道府県助成が広がる中、福江さんの政策は重要です。

 私は、知事選挙直前の6月県議会で、この問題を二井知事に提案したいと思います。そして、県民の苦難を取り除く県政を前進させたいと思っています。知事選挙勝利に向けて宇部でも福江さんの風を吹かす取り組みを始めたいと思います。

 さて、主夫生活3日目ですが、今日は、長女が38度の熱を出しました。夕方病院に行きましたが、病院から帰ってから機嫌はよかったので、明日、熱は下がってくれると信じています。

心も体もモヤモヤが晴れました

 今朝起きると体が軽くなっていました。熱が出たせいで、体の澱が少し取れたような清々しさがありました。体温は平熱に戻っていました。しかし咳と痰が続くので、今日は、「厚東川通信」の印刷だけの活動に留めました。

 昨日のブログで書いたように、昨日から妻がおりません。朝、小学生は、6時30分に起きて、着替え、勉強して、7時から食事というのが我が家の定番です。さあ、勉強が終わって7時になって食事を食べさせようとするとパンもご飯もないことに気づきました。急いで、ご飯を炊いたのですが、7時30分に子どもたちが家を出るまでには間に合いません。長男が機転を効かせて、「父さん、カップヌードルがあるよ。」と言います。今朝、我が家の子どもたちは、カップヌードルを食べて学校に出かけました。三才の長女は、起きると、「母さんがええ。」といつものように言っていたのですが、「母さんはおらんのよ。」の私の一言で、愚図ることもなく、着替え、食事と順調な朝を過ごしてくれました。

 さて、今日の赤旗日刊紙の文化欄に、労働者学習教育協会会長の山田敬男さんが、映画「明日への遺言」の問題点を3点指摘していました。私もこの映画を見ました。感想は、以前のこの欄で書いた通りなのですが、どこかモヤモヤするものが残っていました。山田さんの指摘は、この映画を観た後の私のモヤモヤを晴らしてくれるものでした。

 以下、山田さんの指摘を紹介します。この映画の問題の第一は、「アメリカの無差別攻撃を批判するのは当然であるが、日本が行った戦争の性格をはっきりさせなければ、アメリカがなぜ日本を攻撃したかが理解できなくなる。」という点です。第二は、「いかに戦況が悪化していたからといって、裁判手続きを抜きに、『敵』機搭乗員を処刑にする国際法違反の自覚の弱さ」に問題があるという指摘です。第三は、「岡田は1938年の武漢攻略の際に積極的に毒ガス作戦を指揮している。これは毒ガスを包括的に禁止している1925年のジュネーブ議定書に違反する蛮行である」と山田さんは指摘しています。

 特に、山田さんの第三の指摘は、私にとって初めて知る事実でした。

 山田さんは最後に、「今、日本の政府首脳や大企業の指導層のなかで保身的で無責任な態度が横行しているだけに、岡田の潔い態度を賞賛する声がある。しかし、歪められた歴史認識を結果として正当化してはならない。」と述べています。

 今日は、心も体もモヤモヤが晴れた日となりました。

熱が38度台に

 数日前から、喉が痛い症状はありました。私は、半年に1回位そうなるのですが、四五日で快方に向かうので大丈夫と思っていました。

 また、今日から妻が、転職のための研修で、土曜日まで岡山に出張です。朝から調子が悪かったのですが、今日やるべきことが山積していました。まず、長女を保育園に、そして、次男を病院に連れて行かなければなりません。そして、今日は、「厚東川通信」を作る日です。次男を学校に連れて行った後、通信を作っていると、午後から重要な後援会員さんの葬儀があることを知りました。昼前に事務所を後にして、葬儀へ。そして、通信づくりに戻り、夕方は、私が事務局長を務める「憲法と暮らしを守る宇部地域共同センター」の定例の会議です。次男と三男を家に残し、会議に参加し、終了後、長女を保育園に向かえに行って、長男の剣道教室の迎えに行きました。その頃には、調子は最悪なので、車の中で、体温を計ると何と38度丁度でした。7時に練習が終わり、長男に弟たちの食事をまかせ、私と3歳の長女で、病院へ。病院での私の体温は、38.6分。38度台の熱は、本当に久々です。

 先ほど、ようやく食事をすませ、薬をのんで、このブログ書きです。

 さすがに明日はゆっくりしようと思います。しかし、残っている「厚東川通信」の印刷と、次男の傷の消毒のための通院と、夕方の太極拳は外せません。明日、熱が下がりますように。

 その間の昼間に少し横になろうと思います。明後日は、用事を倒して本当にゆっくりしようと思います。今週は、少しゆっくりして、日曜日に告示を迎える美祢市議選挙に向けて体調を整えたいと思います。

 

住宅瑕疵担保履行法

 宇部市内の中小建設業者の方と先日話しをしていたら、住宅瑕疵担保履行法が話題になりました。この法律は、来年10月から実施されます。全国建設労働組合総連合(全建総連)住宅対策部長の徳本茂さんは、全国商工新聞の中で、「05年11月に発覚した構造計算書の偽装問題は、国民に大きな影響を与えました。国は責任を回避することを中心に据えて、耐震偽装事件防止と消費者保護を掲げ、ごく一握りの悪徳業者に合わせて法律全体を変えた。」と語り、その一つが瑕疵担保履行法だと分析しています。

 更に徳本さんは、この法律の3つの問題を指摘します。第一は、供託金制度が、ハウスメーカーを優遇するものになっているという点です。零細建設業者には掛け捨ての保険制度しか準備されていません。第二は、もし零細業者が保険を掛け忘れた場合、一戸で2000万円の供託金が必要となるという問題です。第三は、建設業者は、許可を受けた県や国に年2回の契約の締結状況や保証金の供託の届出義務が課せられて、事務負担が増大する問題です。

 これらの問題を回避するために、この法律には「本法律の運用に当たっては中小事業者等に過大な負担とならないよう配慮すること」との衆議院での付帯決議が盛り込まれています。

 私が冒頭にお話しをした市内の業者の方は、「段々仕事がやりにくくなる。」とこぼしておられました。もちろん住宅の瑕疵と被害者を救済することは大事なことですが、国や県、金融機関の責任をもっと明確にすべきではないでしょうか。とりわけ中小業者の負担が過大にならないための対策が急がれます。

 県内の新築住宅を見ると、大手ハウスメーカーの宣伝シートが目立ちます。ただでさえ経営が圧迫されている地元の工務店を守るためにも、法律の実施までに何らかの対応を県としても検討すべきではないかと考えます。

 私は、来週以降、県に、この法律における関わりを聞く予定にしています。そして、この問題を含めて、どうやったら中小建設業者を守っていけるのか懇談したいと思っています。その結果は、今後のブログで報告します。

後期高齢者医療制度保険証届かず

 4月から始まった後期高齢者医療制度で、保険証が加入者本人に届いていない事例が、9日現在で、6万3468件に上ることが、11日の厚生省の全国集計で明らかになりました。日本共産党山口県議団が、山口県後期高齢者医療広域連合に県内の実態を照会しました。その結果、県内で、保険証が本人に届いていない数が、1441件あることがわかりました。多い市町は、順に、下関市が300、周南市が200、山口市が199、宇部市が175、岩国市が127となっています。下関市や周南市の数に端数がないところを見ると集約途中なのではないでしょうか。この数は、県内で更に増えることが予測されます。

 保険証がない場合は原則、加入者は医療機関に掛かった際に医療費全額を窓口で負担しなければなりません。このため厚生労働省では、古い保険証があれば、原則1割負担とするよう全国の医療機関に対応を要請していますが、混乱は続くでしょう。

 後期高齢者医療制度の混乱は、これだけではありません。「主治医制度」(後期高齢者診療料)を拒む動きが医師会で広がっていることが、10日の中国新聞とトップ記事で取り上げられていました。

 なぜ、主治医制度を医師会が拒むのでしょう。後期高齢者医療制度の中に「後期高齢者診療料」という仕組みがあります。これは、慢性疾患の患者の「医学管理等、検査、画像診断、処置」を合わせて月6千円の定額制とする仕組みです。これまでの出来高払いも選択できますが、定額制が導入されたこと自体が、医療差別の導入といえます。

 私は、この問題で、宇部市医師会が3月31日に会員にあてて出された「緊急提言―後期高齢者診療料を算定しないことについて―」を見せていただきました。

 こ提は冒頭で「『後期高齢者診療料』は、医療費削減のために日本国民を年齢で差別して75歳以上の『後期高齢者』を粗診・粗療ですまし、さらには『人頭制』導入の布石とするものであると考えられます。」とこの問題の本質を指摘しています。

 そして、提言は最後に「医師のみならず各方面より厳しい批判の相次いでいる『後期高齢者医療制度』でありますが、厚生労働省のもくろみに乗らず地域医療を守っていくためには医師会全員が結束して『後期高齢者診療料』を算定しないことが必要と考えます。」と訴えています。

 国の政策に対して、医師会がこのような提言を出すことは極めて異例の出来事です。この事に、私たち政治に携わるものは敏感にならなくてはなりません。

 私は、この問題で県の担当者と懇談しました。県の担当者は、「出来高払いも選択できる」ことを強調し、この点に問題は感じていない姿勢を私に示しました。しかし、宇部市医師会の提言にありように、この診療料が設けられたこと自体が「日本国民を年齢で差別」するものだという認識は持つべきだと私は思います。

 この認識を県として国に伝えるべきです。この事を私は、今後、県に求めていきます。

 課題山積の後期高齢者医療制度は、やはり早急に廃止するしかないことを痛感する昨今です。

検診の結果が出ました。

 先生の子どもさんとわが家の子どもが同じ保育園だったとい縁で、年1回、山本クリニックに検診に行っています。先ほど検診結果を先生から説明していただきました。

 問題は、中性脂肪が高いということでした。中性脂肪は、去年のデータより下がりながらも180ありました。それに、総コレステロールが高い。この数値は、250を超え、去年より増えていました。特にLDLコレステロールが170を超えて去年より増えていました。それと、尿酸が8を超えて去年より増えていました。

 総じて、高脂血症ということでした。まだ40代なので、薬に頼ることはしないが、適度な運動と食事の改善を指導されました。

 先生からいただいたパンフレットを見ると日本の成人の3.4人にひとりが高脂血症だとありました。私のBMIが24%ですので、来年の検診までに、体重を5キロ、腹囲を5センチ、BMIを3%下げることを目標にしたいと思います。

 太極拳と毎週つづけ、空手にも可能な限り通いながら、最近復活した朝晩のウォーキングを継続したいと思っています。ウォーキングは、30分以上と言われましたが、中々時間が確保できません。朝晩15分のウォーキングを続けたいと思っています。これでは効果がないのでしょうか。賢明な皆さん、ご示唆をください。

 検診は、自分の体を見直す絶好の機会です。「一病息災」。毎日の生活を前向きに見直していこうと思います。