議員日誌

心も体もモヤモヤが晴れました

 今朝起きると体が軽くなっていました。熱が出たせいで、体の澱が少し取れたような清々しさがありました。体温は平熱に戻っていました。しかし咳と痰が続くので、今日は、「厚東川通信」の印刷だけの活動に留めました。

 昨日のブログで書いたように、昨日から妻がおりません。朝、小学生は、6時30分に起きて、着替え、勉強して、7時から食事というのが我が家の定番です。さあ、勉強が終わって7時になって食事を食べさせようとするとパンもご飯もないことに気づきました。急いで、ご飯を炊いたのですが、7時30分に子どもたちが家を出るまでには間に合いません。長男が機転を効かせて、「父さん、カップヌードルがあるよ。」と言います。今朝、我が家の子どもたちは、カップヌードルを食べて学校に出かけました。三才の長女は、起きると、「母さんがええ。」といつものように言っていたのですが、「母さんはおらんのよ。」の私の一言で、愚図ることもなく、着替え、食事と順調な朝を過ごしてくれました。

 さて、今日の赤旗日刊紙の文化欄に、労働者学習教育協会会長の山田敬男さんが、映画「明日への遺言」の問題点を3点指摘していました。私もこの映画を見ました。感想は、以前のこの欄で書いた通りなのですが、どこかモヤモヤするものが残っていました。山田さんの指摘は、この映画を観た後の私のモヤモヤを晴らしてくれるものでした。

 以下、山田さんの指摘を紹介します。この映画の問題の第一は、「アメリカの無差別攻撃を批判するのは当然であるが、日本が行った戦争の性格をはっきりさせなければ、アメリカがなぜ日本を攻撃したかが理解できなくなる。」という点です。第二は、「いかに戦況が悪化していたからといって、裁判手続きを抜きに、『敵』機搭乗員を処刑にする国際法違反の自覚の弱さ」に問題があるという指摘です。第三は、「岡田は1938年の武漢攻略の際に積極的に毒ガス作戦を指揮している。これは毒ガスを包括的に禁止している1925年のジュネーブ議定書に違反する蛮行である」と山田さんは指摘しています。

 特に、山田さんの第三の指摘は、私にとって初めて知る事実でした。

 山田さんは最後に、「今、日本の政府首脳や大企業の指導層のなかで保身的で無責任な態度が横行しているだけに、岡田の潔い態度を賞賛する声がある。しかし、歪められた歴史認識を結果として正当化してはならない。」と述べています。

 今日は、心も体もモヤモヤが晴れた日となりました。

トラックバック

コメントはまだありません

No comments yet.

コメント

コメント公開は承認制になっています。公開までに時間がかかることがあります。
内容によっては公開されないこともあります。

メールアドレスなどの個人情報は、お問い合せへの返信や、臨時のお知らせ・ご案内などにのみ使用いたします。また、ご意見・ご相談の内容は、HPや宣伝物において匿名でご紹介することがあります。あらかじめご了承ください。