議員日誌

山口は今年一番雪

 朝から雪です。次男は今日は胃腸炎で休ませました。同時に三男も37度台の熱が出て休ませなくてはなりません。

 次男・三男と長女を乗せて、朝、宇部の自宅を出発。雪が強くなりました。保育園で長女を降ろし、学校を休んだ二人の小学生を楠の母の所へ。

 そして、吉敷峠を通り山口に、昨日とは打って代わって、山口側もかなりの雪です。

 ブレーキをかけたら危ないので、ローでゆっくり下りました。何とか9時過ぎに県議会に到着しました。

 議会中も大変な雪です。4時過ぎに議会棟を出発。吉敷峠の通行は諦めました。小郡から湯の口の道も通行止めとか。

 国道2号の二俣瀬から小野経由で楠の母の所へ向かうルートを考えましたが、小郡バイパスの山口宇部有料入口で大渋滞。

 バイパスを降り、嘉川の福山通運から、小野に抜ける道を選びました。少々雪が深いところもありましたが、何とか実家に到着。

 積雪が5センチ以上あり、県道から家に入るには困難です。小学生を車に乗せ、6時半まで診療しているかかりつけの小児科に直行。

 6時20分に三男を受診させることが出来ました。熱は37度台でしたが、単純な風邪症状だけだとの診断でした。

 明日は、楠・美東方面には行けません。子どもたちは元気で学校に行ってほしいものです。

 妻もおう吐などで苦しんそうです。私だけは元気でいようと思います。

 何よりも明後日が私の一般質問です。ようやく第一質問がほぼ完成しました。しっかり準備して臨みます。

 それにしても、明日は、2号線経由で山口に向かいましょう。娘は妻に任せて朝7時には家を出ようと思います。

 皆さんの周りはいかがでしたか。お見舞い申し上げます。

次男がウイルス性胃腸炎に

 今朝から、次男の食欲がありません。むかむかすると言います。

 熱を測れば37度。学校を休ませ、両親ともに朝、病院に連れていくことが出来ないので、とりあえず、楠の母の所にあずけました。

 移動の車中の中で、次男は吐いてしまいました。

 私は、母の所で、次男をあずけ、車の中をざっと清掃し、議会に向かいました。美東から吉敷に抜ける峠が大雪で、議会に間に合うか心配しましたが、山口側は雪が少なく大丈夫でした。

 昼、母に電話をしたら、次男は昼は何も食べていないとのこと。

 議会が終わり、打ち合わせをすませ、急いで、次男の元へ。

 母の家でも2回吐いて顔面蒼白でした。

 急いで病院に向かい、ウイルス性胃腸炎と診断されました。

 受診後は、少し顔色もよくなり安心しました。

 下痢やおう吐が止まるまでは学校を休まなければならないようです。

 子どもの元気が親にも影響します。早く元気になってほしいと願います。

 とにかく脱水症が心配なので、それだけは気を付けてやりたいと思います。

 ウイルス性胃腸炎が流行しているようです。皆さんはいかがでしょうか。

月島慕情

 浅田次郎作「シューシャインボーイ」が入った短編集「月島慕情」の内、表題の「月島慕情」を昨夜読み、涙が止まりませんでした。

 私は、映画ではよく涙を流しますが、小説で、実際に涙が出てくることは稀です。

 涙が出た小説と言えば、重松清作「定年ゴジラ」とあといくつかです。

 底辺を生きる主人公のミノに人生最大のチャンスが訪れます。

 しかし、そのチャンスには、ある真実が隠されていました。

 ミノは真実を知り、チャンスを自ら手放す決断をします。

 底辺から抜け出すチャンスをつかんだミノが「ざまァみやがれ!」と叫びます。

 私は、チャンスを掴んだミノに涙を流しながら拍手を送りました。

 チャンスを手放す決断をした後にミノが「ばっかやろう!」と叫びます。

 私は、こんな理不尽はあるかとミノの決断に涙を流しました。

 涙を流した後に、私は、ミノの決断の崇高さに気づき、胸が熱くなりました。

 さすが浅田次郎さん。この物語を紡いだ浅田さんに心から拍手を送りたい気持ちです。

 ところで先日の日記「おーい竜馬」に愛知の佐藤さんからコメントが届きました。

 昨日の「龍馬伝」の最後に、加尾は実際に存在した人物であり、碑も立っていることが紹介されていました。

 加尾と龍馬との接点を示す資料も残っているとのことでした。

 「龍馬伝」を書いた脚本家の福田靖さんに感服しました。さすが山口県出身者ですね。福田さんは、維新史に造詣が深いのでしょう。

 さて、今日から質問戦が始まりました。原稿の仕上げの段階です。明日には仕上げ、再質問などの準備です。

 「調査なくして発言なし」をモットーにこれまで議会活動を続けてきました。

 今議会も原点を忘れに論戦を行っていきたいと思います。

シューシャインボーイ

 テレビ東京系で3月24日午後9時から浅田次郎原作のドラマ「シューシャインボーイ」が放映されることを知り、原作を読みました。

 戦災孤児として育ち、会社を成した鈴木一郎を西田敏行が演じます。

 父親代わりに一郎を育てた菊治を大滝秀治が演じます。

 菊治は靴磨き。一郎も靴磨きになると言うと、菊治は「地べたに這いつくばっているのは、俺ひとりでたくさんだ」「頼みの綱は、おまえだけなんだ」と一郎に言います。

 小説のこのシーンは胸に染みました。このシーンがどのような映像になるのでしょうか。

 この短編は、「月島慕情」という文庫本に収められています。

 この本の解説は、桜庭一樹。彼女は、「荒れた心と闘いながら書き、それでも残った美しいもののほんとうの価値を知る」から浅田次郎の作品は胸を打つと書いています。

 そうだそうだと思いながら、一郎と菊治の言葉に胸を打たれました。

 「やっぱり、浅田次郎も読まないといけない。」と思いました。

 熟練者の厚い手で、「人生すてたもんじゃない」と言われているような作品に浸るのもいいものです。

 3月24日も楽しみです。

 ドラマ化と言えば、NHKで30日から始まる角田光代原作のドラマ「八日目の蝉」も楽しみです。

 数年前に読んで感動した作品が映像化されるのはとても幸せなことです。

 野々宮希和子役に檀れいというのも最高です。

 とても楽しみです。

 さて、議会準備は、順調に推移し、今朝、第一稿を書き上げました。

 書き出してみると、盛りだくさんになってしまい、どう絞るかがこれらの作業です。

 そうそう、一般質問の後の総務政策委員会の準備も怠らずにこれから行います。

 少しほっとする一瞬ですが、調べに調べて、いい質問にしたいと思っています。

 関係する県職員の皆さんのご協力を切にお願いする次第です。

 

自治体の私立高校授業料減免予算削減

 本日の赤旗新聞に、全国私教連が調査した「新年度予算での私立高校授業料補助額の状況」が掲載されていました。

 新年度は、私立高校生には国から「就学支援金」が支給されます。その一方で、これまで行ってきた都道府県単独の授業料減免予算が削減される自治体が増えています。

 全国私教連調査で、削減が分かっているのは32道県、前年度予算の50%以上の削減になっているのが、15県です。その中に山口県があります。

 山口県の前年度比削減率は78.8%。全国ワースト5です。

 その一方で、全国9都府県は、前年度より予算を増やしています。

 本ブログでも紹介しましたが、広島県は、前年度より14.7%増やし、国の支援制度に上乗せし、無償化の対象を拡大しています。

 国の施策が前進する一方で、自治体の施策に格差が広がっています。

 二井知事は、子ども手当の完全実施を受けて、「乳幼児医療費助成制度」などの存否を検討する主旨の発言も行っています。

 山口県を、子育てし辛い県にしてはなりません。「住み良さ日本一の元気県」が掛け声だけに終わるかどうか、皆で注視しましょう。

 いよいよ来週から3月県議会の質問戦です。私は、金曜日が質問日です。現在までに第一稿が3分の2完成しました。

 月曜の朝には、第一稿を上げたいと思います。今回も県民の命を守れの論戦を大いに展開していきたいと思います。

 引き続き、皆さんのご意見をお聞かせください。

岩国基地「新滑走路」の安全対策に万全を期すよう求める要望

 本日、日本共産党県委員会(佐藤文明委員長)と日本共産党県議団(水野純次団長)は、二井知事に対し「岩国基地『新滑走路』の安全対策に万全を期すよう求める要望」を提出しました。

 防衛省は先月末、岩国基地沖合移設事業に伴い建設中の新滑走路について「5、6月に運用開始する方向で米側と調整している」ことを明らかにしました。

 日本共産党県議団は、3月3日に行った防衛省との意見交換でこの事を確認しました。

 「地位協定の実施に伴う国有財産の管理に関する法律」では、「合衆国に対し政令で定める国有の財産の使用を許そうとするときは、内閣総理大臣は、あらかじめ、関係行政機関の長、関係ある都道府県及び市町村の長並びに学識経験を有する者の意見を聞かなければならない」と定めています。

 私たちは、この規定に照らしても、新滑走路の運用開始に際し、県及び市並びに学識経験者から意見聴取するよう国に求めるべきだと県に質しました。

 同時に、新滑走路の運用開始にあたっては、安全対策に万全を期すよう国に求めるよう県に質しました。

 対応した藤部総務部理事は、5、6月に新滑走路を運用開始するとの意向は、防衛省側から「2月に入ってから内々には打診されていた」ことを明らかにしました。

 しかし、現在までに県に対して正式な通知が行われていないことを認めました。

 私は、県に正式な通知を行わないままに、防衛省として滑走路の運用開始を発表したことに対し、県として国に遺憾の意を表明すべきではないかと質しました。

 また、県として、安全な運行が図られるかどうか検証するためにも、国から、新滑走路運用開始前に詳細な説明の場を求めるべきではないかと質しました。

 藤部理事は、「新滑走路運用開始時に安全性が確保されるよう必要な確認は今後行っていく」ことを約束しました。

 自国の用地を使う時よりも厚顔で日本の用地を使う米軍の身勝手をこれ以上許してはなりません。県は、県民を代表して毅然とした対応を行うよう今後も要請していきます。

 この問題で、皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

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 県議団の交渉で発言をする私です(右から二人目)